時代と流れで覚える!日本史B用語|流れの中で用語を記憶できる参考書

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用語は流れで覚えるから得点になる!時代と流れで覚える!日本史B用語

日本史の学習を進める中で、用語を丸暗記してもすぐに忘れてしまったり、用語は覚えているのに得点に繋がらないと悩む受験生も多いのではないでしょうか。

『時代と流れで覚える!日本史B用語』は、用語をただ暗記するのではなく、その背景にある流れや因果関係を理解することで、歴史の全体像を捉えながら効率よく学習を進められる一冊です。

この記事では、本書の特徴や使い方、いつから使ったらよいのかといった疑問にお答えし、詳しく解説します。

教材名 時代と流れで覚える!日本史B用語
ジャンル 参考書
出版社 文英堂
出版日 2024/7/3
必要時間目安 40時間
目指す大学群レベル 共通テスト・GMARCH・日東駒専
分量 184頁

具体的なおすすめポイント

  • 時代の流れの中で用語を暗記できる
  • 必要な知識を表や図解を使ってコンパクトにまとめてある

注意点

  • 日本史の流れを解説した講義本と併用して使う必要がある
  • 各テーマごとに流れの理解と用語の記憶を1セットで行う

日本史を理解しながら覚える一冊|『時代と流れで覚える!日本史B用語』

日本史は暗記科目と思われがちですが、歴史的な出来事の意義や背景、因果関係を理解しなければ、試験で高得点を目指すことは難しくなります。

『時代と流れで覚える!日本史B用語』は、この点に着目し、初学者が日本史を深く理解しながら自然に用語を身につけられるよう工夫された、画期的な一冊です。

『時代と流れで覚える!日本史B用語』はどんな人におすすめ?

『時代と流れで覚える!日本史B用語』は、入試に向けて日本史学習をスタートする受験生におすすめの参考書です。

全体の流れをつかみながら、その中で歴史的な出来事や用語を覚えられるよう構成されており、初学者でも暗記に頼らず日本史を学ぶことが可能です。

また、用語の知識はあるものの日本史の全体像をまだつかめていない受験生や、用語の丸暗記に頼って得点に結びつかないと悩んでいる受験生にも最適な一冊です。

『時代と流れで覚える!日本史B用語』のレベル

『時代と流れで覚える!日本史B用語』には、基本的な用語から難関私立大学や国公立大学の二次試験に対応できる難しい用語まで、約3,000語が掲載されています。

ただし、早慶などの超難関私立大学では、教科書の注釈や欄外の説明に記載されたような用語が出題されることもあります。

そのような超難問を出題する大学を志望する場合は、山川出版社の『日本史用語集』を辞書代わりに併用するとよいでしょう。

『時代と流れで覚える!日本史B用語』はいつから使えばいい?

『時代と流れで覚える!日本史B用語』は、初学者が用語を記憶するのに最適な参考書です。

本書をいつから使うかについては、日本史学習のスタートと同時が理想であり、遅くとも高校3年生の夏ごろから取り組むのが望ましいと言えます。

ただし、復習や再確認のために使用する形でも有用ですので、自分のレベルに合わせていつからでも活用できる参考書です。

『時代と流れで覚える!日本史B用語』の特徴

『時代と流れで覚える!日本史B用語』は、従来の用語集とは一線を画した、画期的な内容になっています。

本書の主な特徴を詳細に解説していきます。

見開き1ページで完結する構成

日本史の重要テーマが全81項目にわたり構成され、見開き1ページで1つのテーマが完結する形になっています。

約3,000語の用語を網羅しており、共通テストから国公立大学の二次試験まで、幅広く必要な知識をしっかりカバーできます。

A5サイズのコンパクトなデザインに加え、暗記用の赤シートも付属しているため、持ち歩きや隙間時間での学習にも最適です。

流れと因果関係の理解を重視

本書の最大の特徴は、単に用語を羅列するのではなく、日本史の流れの中で用語を学び、定着できるように設計されている点です。

1項目につき、左側にはテーマのまとめが、右側には時代の流れの中で重要な用語が記載されており、赤字や黒字で覚えるべき箇所がわかりやすく示されています。

時代の変遷や出来事の因果関係を学べる構成になっているため、記憶が定着しやすいだけでなく、深い知識と結びつくことで、さまざまな角度からの設問に対応できる応用力も身につきます。

『時代と流れで覚える!日本史B用語』の使い方

『時代と流れで覚える!日本史B用語』は、自分の目指すレベルに応じてさまざまな使い方ができる参考書です。

効果的な使い方を紹介しますので、自分のレベルに合わせて必要な段階まで取り組むことをおすすめします。

流れを理解する

講義形式の参考書と併用しながら、右ページにある流れをまとめた図を確認し、その時代の重要ポイントや流れを把握します。

なお、講義形式の参考書との併用方法については、次項で解説していますのでそちらをご参照ください。

流れを理解できたら、右ページの赤文字で示された用語を暗記していきます。

赤文字の箇所の前後にはヒントとなるキーワードがありますので、キーワードにも注目し一緒に覚えると、実際の問題演習時に解答を想起しやすくなります。

左ページにも取り組む

『時代と流れで覚える!日本史B用語』は、右ページを中心に取り組む受験生が多いですが、左ページも非常に優れた内容ですので、ぜひ活用してください。

左ページにはその時代が端的にまとめられており、全体のまとめとして役立ち、黒文字部分については、暗記ペンなどを使いながら記憶していくのがおすすめです。

左ページのまとめを自力で作成する

黒文字の暗記が終わったら、次は左ページの時代の流れをまとめた図を、紙面を見ずに自分の理解を元にノートや紙に書き起こしてみましょう。

少し難しい作業ですが、自分が本当に理解できているかどうかが明確にわかりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

もし途中で詰まった場合、そこが理解が曖昧な部分ですので、再度復習を行うことで苦手分野を完全に克服できます。

ここまで進むにはかなりの努力が必要ですが、確実に知識が定着し、忘れにくくなります。

急がば回れの精神で、じっくり取り組むことで実力が確実に身につきます。

問題演習を行う

基礎知識が一通り身についたら、次は問題演習に取り組みます。

暗記が完璧だと思っても、実際の問題ではさまざまな角度から設問が出されるため、聞かれ方によっては知識が結びつかないことがあります。

基礎的な内容から過去問まで、それぞれのレベルに応じた問題に取り組み、覚えた知識を確実に回答に結びつけることが重要です。

その際、重要なのは『時代と流れで覚える!日本史B用語』に載っていない用語や出来事に遭遇した際に、積極的に本書に書き加えることです。

これにより、自分が学習した知識が詰まっているオリジナルの参考書が作成できますので、常に本書に戻ることで効率的に学習でき、受験までの強力な相棒となるでしょう。

『時代と流れで覚える!日本史B用語』の注意点

『時代と流れで覚える!日本史B用語』はシンプルな内容構成になっていますが、そのため使い方一つで学習効果に大きな差が生まれます。

重要な注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

他の参考書との併用を推奨

『時代と流れで覚える!日本史B用語』は流れの中で用語を定着させることが可能ですが、コンパクトな設計で紙面の量が限られているため、初学者がすべての流れを理解するには情報量が不足している場合があります。

そのため、流れを完全に理解するためには、詳細に解説した講義形式の参考書を併用することが重要です。

流れを標準的な難易度でつかみたい場合は、本書と同じ著者が作成した『きめる!共通テスト 歴史総合+日本史探求』や、『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』を、難関大学を志望して初めから高いレベルで深く学びたい場合は、『日本史探求授業の実況中継』をおすすめします。

1テーマごとに流れの理解と用語をセットで学習する

『時代と流れで覚える!日本史B用語』の使い方で注意が必要なのは、1テーマごとにまず講義形式の参考書で流れを理解し、その後本書で用語を記憶するという学習を1セットとすることです。

つまり、1つのテーマについて流れを理解したら記憶し、定着したら次のテーマに進むという使い方をすることが大切です。

講義形式の参考書を一冊最後まで読み、その後本書を初めから終わりまで一気に取り組むと、本書に取り組んだ時点で既に講義形式の参考書の記憶が薄れてしまうためです。

そのため、一通り網羅するまでに所要時間はかかりますが、テーマごとに丁寧に取り組む方が返って効率的に身に付けることができます。

『時代と流れで覚える!日本史B用語』|まとめ

本記事では、暗記に頼らず日本史を理解しながら記憶するための本書のレベルや使い方、そしていつから使うべきかといった情報をご紹介しました。

『時代と流れで覚える!日本史B用語』は、暗記に頼らずに日本史を理解しながら自然に記憶できる強力な学習ツールです。

流れを重視した学習法により、用語だけではなく、その背景や因果関係も理解できますので、講義形式の参考書や演習用の問題集と併用しながら学習ステップを着実に進めていきましょう。

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