
【MARCHレベル】に使用されています。
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は、基礎と発展の両レベルの用語を同じページで学べる問題集です。
基礎レベルは日東駒専、発展レベルはGMARCHや早慶上智までの用語を網羅しており、歴史の流れも把握できます。
では、『日本史用語 2レベル定着トレーニング』の特徴やいつから使い始めればいいのかなど詳しく紹介します。
教材名 | 日本史用語 2レベル定着トレーニング |
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ジャンル | 問題集 |
出版社 | 株式会社 旺文社 |
出版日 | 2020年5月21日 |
必要時間目安 | 1日2から3時間で約9週間 |
目指す大学群レベル | 早慶上智・GMARCH・日東駒専 |
分量(ページ数) | 248頁 |
具体的なオススメポイント
- 『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は基礎と発展の両レベルを1冊で学べる
- 全30テーマには無料講義動画配信が付いており、難しい範囲を解説してある
注意点
- 1周目は基礎、2周目は発展とレベル別に勉強し、複数にわたり周回する必要がある
- 用語と漢字は同時に覚えるのではなく、別々に学習する必要がある
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は基礎と発展を両方学びたい人におすすめ
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は日本史の用語の勉強しやすさを重視しており、河合塾の石黒拡親先生が執筆、武田塾の中森泰樹先生が監修しました。
本書のタイトルには2レベルとありますが、別冊の1レベルがあるのではなく、1冊に基礎と発展の2つを掲載しています。
また従来の日本史の勉強法では丸暗記をする人が多いですが、本書を使用すると、用語と流れの両方を学べるため、分かりやすく歴史が苦手でもリタイアしにくいです。
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』はどんな人におすすめ?
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は分かりやすく解説しており、日本史の基礎を学びたい人から早慶上智レベルの発展的な日本史を学びたい人まで、幅広い人におすすめです。
高校2年生や日本史をこれから本格的に勉強したい人は基礎レベルから勉強すると、大学受験で最低限必要な用語をマスターできます。
ある程度日本史を勉強してきた人は発展レベルから開始すると、GMARCHや早慶上智などの難関大でも対応できる用語が身に付きます。
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』のレベル
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は、基礎から発展まで扱っており、幅広いレベルの人におすすめです。
最低限の基礎的な用語は穴埋め問題形式で出題しており、日東駒専を目指している人にとって、必須のレベルばかりを集めています。
発展レベルの用語は赤文字で書かれており、GMARCHや早慶上智など難関大学を目指す人向けの範囲が載っています。
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』はいつから使えばいい?
現役生や高校2年生は、受験まで残された時間や志望校など置かれている立場が違うため、『日本史用語 2レベル定着トレーニング』をいつから使えばいいのか分からない人も多いです。
では、本書をいつから使い始めればいいのか、現役生や浪人生と高校2年生、志望校別に分けて詳しく紹介します。
現役生と浪人生は3月から始めよう
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は1日2時間から3時間ほど勉強すると、約9週間で1周目が終了しますが、いつから始めればいいのか分からない人も多いです。
早慶上智志望の場合は基礎と発展で合計2周する必要があり、夏休み頃に志望校の赤本へ移れる状態まで仕上げるために、3月から始め、7月の半ばごろには本書を終わらせましょう。
日東駒専志望の人は基礎レベルのみに専念した学習ができるため、4月以降に取り組み始めても、夏の過去問までに1周目が完了します。
高校2年生は秋ごろに始めるとゆっくり進められる
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は基礎から勉強できるため、来年に受験を控えた2年生が学ぶ際にも人気の問題集です。
高校2年生は受験まで1年以上の期間があるため、毎日継続できる分量で予定を立てて、自分のペースで取り組むといいでしょう。
いつからの使用が最適なのかでは、基礎と発展の両方を勉強する場合、2年生の秋ごろから始めると1日2時間ペースでも春までに両レベルを1周できます。
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』の特徴
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は、日本史が苦手な人でも取り組みやすいように、多くの特徴があります。
では、苦手な人が多い項目を解説した無料講義動画配信や、テーマ別に分かれている点を詳しく見ていきましょう。
テーマ別に分かれている
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は用語をテーマ別に分けており、年号とセットにして丸暗記するのではなく、歴史の流れを把握した上で覚えられます。
各テーマの冒頭にはイラストと説明文が載っており、大まかな歴史の流れを把握でき、日本史特有の分かりにくさを緩和しました。
各テーマには無料講義動画配信
各テーマは全30項にも及ぶ専用の無料動画配信を行っており、予備校や学校のように講義形式でも勉強できます。
各無料講義動画配信で取り扱う内容は、受験生が躓きやすいテーマに絞っており、分かりやすく噛み砕いて解説しています。
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』の使い方
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』には基礎と発展レベルの2つに分かれており、両方を同時に覚えようとすると記憶の定着率が悪くなってしまうため、あまりおすすめできません。
そのため本書の表紙には1周すれば基礎レベル、2周すれば発展レベルと使い方を記載しているように、複数回に分けて学習する必要があります。
1周目の使い方
1周目の使い方は冒頭にある時代の流れを確認し、講義系教科書のようにざっと読み切り、用語を覚えてください。
ある程度記憶できた後は無料動画配信を視聴し、講義のように重要な点をメモしておき、穴埋め問題を解いて、定着度を確かめます。
間違えた問題やあやふやだった箇所は重点的に復習し、ある程度覚えられたら再度空欄を解き直してください。
1周目と2周目の間の使い方
1周した後の使い方は、そのまま発展レベルに進むのではなく、何度か日東駒専の過去問を解いてみて、実力を測ります。
発展レベルに進む目安は、8割ほどの正答率を出せるようになった上で、本書で復習して分からない部分を無くしてからにしてください。
2周目の使い方
2周目の使い方は細かい部分までじっくり読んで記憶し、赤文字の用語の問題を解き、間違えた箇所を復習します。
2周目の赤文字用語を解く際は、基礎レベルの空欄問題も同時に復習し、定着率をチェックするようにしてください。
また2周目では赤文字をヒントにできないため、全ての用語を完璧にして問題が解けるまで、繰り返し勉強する必要があります。
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』の注意点
日本史の用語は記憶すると共に、記述対策として漢字で書けるようになる必要もあるため、時間がかかってしまい、予定通りに進まない人も多いです。
では、『日本史用語 2レベル定着トレーニング』を勉強する際、用語と漢字を同時に覚えない学習法や、関連情報の紐づけなど注意点を紹介します。
用語と漢字を同時に覚えない
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は基礎と発展レベルの用語に加えて、記述式問題がある場合、漢字で書く練習もしなければいけません。
本書では用語と漢字を同時に覚える学習法だと、返って時間がかかってしまうため、分けることを推奨しています。
はじめは、日本史の用語を覚えることに専念し、ある程度記憶できたら漢字のみ勉強する時間を設けて、書けるようにしてください。
用語は時代背景や登場人物などの関連情報と共に覚える
日本史の用語は単語単体で覚えるのではなく、時代背景や登場人物、役職名など関連情報と紐づけて勉強します。
理由は、日本史の問題の周囲に用語や人物名が書かれており、情報を関連付けておくことにより、試験本番でも焦らずに空欄を思い出せるからです。
例えば、室町幕府では侍所の長官を所司と呼び、赤松家や一色家、山名家、京極家の四職から任命された、とこのように用語同士を関連付けて記憶します。
文全体を音読する
一般的には、黙読や用語にアンダーラインを引くなどの勉強法がありますが、もっと効率の良い方法があることをご存知でしょうか。
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』を監修した中森先生は、繰り返し音読することを推奨しており、定着率が高く勉強効率を上げられます。
また日本史は人物名や役職名、法律などに難しい漢字が使われていますが、本書では用語にふりがなを振っており、誰でも読みやすいです。
日本史用語 2レベル定着トレーニング|まとめ
『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は基礎と発展レベルに分かれており、イラストや説明文で歴史の流れを把握し、早慶上智までの用語を周回して学べる問題集です。
本書はいつから始めればいいのか分からない人も多いですが、現役生や浪人生は春頃、高校2年生の場合、秋頃を目安にしてください。
本書は複数にわたり周回する使い方をすれば、1冊で日本史が完璧になり、過去問も解けるようになるので、早慶上智やGMARCH、日東駒専を目指す人におすすめです。