【共通テスト】に使用されています。
今回ご紹介する『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』は、37のセクションと章末の過去問を通して、基本的な考え方や実戦力を身につけられる問題集です。
本記事では、本書のレベル感や使い方、いつから始めるとよいかを解説します。
本書の特徴と注意点なども紹介しますので、共通テストに向けた問題集選びの参考にしてください。
| 教材名 | 共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ |
|---|---|
| ジャンル | 問題集 |
| 出版社 | 文英堂 |
| 出版日 | 2026年7月3日 |
| 必要時間目安 | 20~25時間 |
| 目指す大学群レベル | 地方国公立大学・日東駒専・産近甲龍 |
| 分量 | 96頁 |
具体的なおすすめポイント
- 37のセクションを通して自分の弱点を把握できる
- コードと日本語の説明でプログラムの動きを視覚的に理解できる
- マーク式の章末過去問4セットで演習ができる
注意点
- 基礎知識を教科書などで学習しておく必要がある
- データの活用などの目次にない分野は別教材で補う必要がある
問題の型から解き方を学ぶ『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』は、共通テストに出る解き方のパターンを一つずつ練習し、基本的な問題を確実に解けるようにするための問題集です。
全37のセクションでは基本的な設問を短いステップで少しずつ練習でき、章末にある過去問を使った実戦問題で、学んだ解き方をすぐに試せる構成になっています。
用語や知識を覚えるだけでなく、設問の中でどのように使えばよいかを考える練習を重ねられるため、基礎学習から問題演習へ進む段階で活用したい1冊です。
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』はどんな人におすすめ?
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』は、授業で習った用語は覚えていても、実際の情報の問題で応用できない人におすすめです。
特に、プログラムを読んでも変数の値がどのように変わるのか分からず、途中で処理を追えなくなってしまう人は、本書で基本の思考パターンを練習するとよいでしょう。
別冊解答ではプログラムの各行で行う処理を日本語で説明しているため、答えだけを覚えるのではなく、処理の流れを確かめながら理解を深められます。
短いステップで練習を進めて問題の解き方を1つずつ学べる本書は、共通テストに向けた演習に入る前にぴったりの1冊です。
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』のレベル
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』は、基礎から標準レベルで、共通テストで6割から8割程度の得点を目指す受験生におすすめです。
本書の問題の難易度は基本的な内容から共通テスト本番レベルまで幅広く、解法パターンを段階的に習得できる構成となっています。
主に地方国公立大学レベルを目指す受験生に向いており、現在の得点が4割から5割程度の人でも、演習を重ねることで6割から7割以上を目指せます。
情報Ⅰの基本知識を身につけた後に取り組むことで、学んだ知識を実際の問題で活用する力を養えるでしょう。
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』の特徴
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』は、いつから取り組んでも自分の理解度に合わせて解法パターンを学べる問題集です。
ここでは、情報Ⅰの問題を解く力を身につけるために重要な特徴について、本書の問題構成と収録されている解説の2つに分けて紹介していきます。
問題構成:項目ごとに考え方を学び、過去問で確かめられる
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』は、2進数や文字コード、データ量と伝送時間などの学習内容が細かく分かれており、項目ごとに必要な知識や解き方を身につけられる構成です。
例えば、配列の項目では、最初に重要なポイントを確認し、解説付きの例題から練習問題へと進むことで、知識の理解から実際の問題演習まで段階的に学習できます。
また、章末にはマークシート形式の実戦問題が計4セット収録されており、項目別の演習で身につけた知識や解法を、実際の共通テストの過去問で活用できるか確認できます。
学習内容が細かく分かれているため、自分の理解度に合わせて苦手な項目を見つけやすく、重点的な復習にも役立つでしょう。
解説:プログラムの動きを日本語の説明と照らし合わせられる
プログラミング分野では、順次構造や分岐構造、反復構造といった基本から、配列や関数の利用、探索までを13セクションで段階的に学習できます。
別冊解答では、コードの各行に対応した日本語の解説が用意されており、それぞれの命令がどのような処理を行うのかを確認しながら、プログラム全体の流れを理解できる構成です。
また、変数の値を入れ替える処理や、条件分岐の判断についても詳しく解説されているため、値の変化や処理の順序を理解しやすくなっています。
プログラムの書き方を覚えるだけでなく、それぞれの処理の意味まで理解できるため、プログラミングが苦手な人でも、問題を解くための考え方を身につけられるでしょう。
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』の使い方
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』の使い方は、各項目で考え方を学び、解答の理由を確かめてから、章末の過去問で力を試す流れがおすすめです。
ここでは、情報の知識を設問の中で使えるようにするために、例題と練習問題、別冊解答を組み合わせた使い方を3つのステップに分けて紹介します。
①ポイントと例題を理解して練習問題を解く
まず各項目のポイントを読み、例題の解説と照らし合わせながら、どの知識を使い、どのような順序で答えを導くのかを理解することから始めましょう。
ポイントに出てくる用語の意味が分からない場合は、教科書の該当箇所を読み直してから例題に戻ると、解き方を支える知識と結びつけて考えやすくなります。
例題の解き方を理解したら、練習問題を自力で解きましょう。
プログラミングの問題では、変数の値の変化や条件の判定結果を紙に書き出しながら解くと効果的です。
②解説で考え方を確かめて解き直す
問題を解き終えたら別冊解答で正誤と理由を確認し、プログラムでは自分が書いた変数の値や条件の判定を、一行ごとの処理説明と照らし合わせましょう。
解説と自分の答えが食い違っていた場合は、最初に違いが生じた行まで戻り、値の入れ替えや条件の読み取りのどこで考え違いをしたのか確かめてください。
正解した場合も、選択肢の記号を覚えて終えるのではなく、その値や結果になる理由を、自分の言葉で説明できるかどうかを確認することが大切です。
その場で解説を理解できた問題も別の日に答えを見ずに解き直し、途中の考え方を再現できるか試すことで、自力で解ける問題を少しずつ増やしていきましょう。
③章末の過去問で理解を試す
章の項目別練習を進めたら章末の実戦問題に取り組み、解説を見ずにマーク式の設問を解いて、学んだ知識や考え方を過去問でも使えるか確かめましょう。
答え合わせで間違いが見つかったら、対応する項目のポイントや例題に戻って考え方を確かめ、その後にもう一度、自分の力で章末問題を解いてください。
章末問題を解けるようになった後は、本試験形式の演習へ進み、他分野と組み合わされた設問でも、必要な考え方を選んで時間内に解答する練習を重ねましょう。
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』はいつから使えばいい?
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』をいつから始めるか迷う場合は、情報の基礎を一通り学習し終えた高3の夏休みから取り組むのがおすすめです。
夏から解放パターンを習得して解き直しを重ねることで、秋以降は本番形式の問題演習に集中でき、蓄えた知識を確実に得点力へとつなげられるはずです。
ただし、基本知識が十分に身についていないと難しく感じられる場合があるので、まずは教科書などで基礎を固めてから取り組むとよいでしょう。
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』の注意点
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』は、情報社会と情報通信ネットワーク、情報デザイン、アルゴリズムとプログラミングの3章構成となっている点に注意が必要です。
データの活用については独立した章が設けられていないため、本書だけで共通テストの全範囲を対策するのではなく、扱われていない内容を教科書や別の問題集で補う必要があります。
本書で基本的な解法パターンを身につけた後は、過去問集や実戦模試を活用し、時間配分や総合的な問題への対応力を養うとよいでしょう。
『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』|まとめ
本記事では、『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』の特徴やレベル、使い方に加え、いつから始めるとよいかを紹介しました。
本書は、情報の基礎知識を学んだ後に、項目別の演習と処理を追う丁寧な解説を通して、共通テストの問題の解き方を練習するための1冊です。
例題で考え方を理解してから自力で問題を解き、解説で正解の理由を確かめてから章末の過去問へ進むことで、覚えた知識を確実な力に変えていくことができます。
基礎を学んだ人は高3の夏休みを開始の目安に、不足している知識の暗記や本試験形式で問題の練習を通して、共通テストに向けて対策をしていきましょう。






