【MARCHレベル】に使用されています。
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』は、河合塾の中土居宏樹先生による講義と厳選された演習問題が1冊にまとまった、共通テスト対策に特化した地理の参考書です。
本記事では、本書の特徴や使い方、レベル、いつから使うべきか、注意点について解説していきますので、ぜひ最後まで記事を読んで、本書を最大限活用してください。
| 教材名 | 大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究 |
|---|---|
| ジャンル | 参考書 |
| 出版社 | 旺文社 |
| 出版日 | 2025年9月 |
| 必要時間目安 | 1周あたり約60時間 |
| 目指す大学群レベル | 旧帝大・早慶上智・GMARCH・関関同立・5S・金岡千広・日東駒専・産近甲龍 |
| 分量 | 608頁 |
具体的なおすすめポイント
- 講義パートと演習パートが1冊にまとまっており地理の学習を本書だけで完結できる
- 「なんとなく解く地理」から「根拠を持って解ける地理」へと思考の質を引き上げられる
- プレート境界や大気大循環など視覚的に理解しづらい単元の授業動画特典が付いている
注意点
- 共通テスト対策に特化しているため難関国公立大学二次試験の論述対策には別教材が必要
- 608頁とボリュームがあるため計画的に進めないと途中で挫折する恐れがある
- 地図帳や資料集と併用しないと本書の効果を最大化できない
講義と演習で地理を完結する『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』は、河合塾で長年地理を指導してきた中土居宏樹先生による、講義と演習を1冊で完結できる新課程対応の参考書です。
地理は単純な暗記科目ではなく、気候・地形・産業・人口などの因果関係を理解したうえで資料を読み解く思考力が問われる科目であり、本書はその思考力を養うことに重点を置いています。
平易な表現で背景や因果関係を丁寧に説明し、共通テストで通用する汎用的な「解法」を講義内で示してくれるため、地理が苦手な受験生でも段階を踏んで実力を伸ばせる作りとなっています。
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』はどんな人におすすめ?
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』は、地理を初めて本格的に学ぶ受験生から、共通テストで安定して高得点を狙いたい受験生まで幅広くおすすめできます。
特に「学校の授業を聞いても用語解説ばかりで頭に入らない」「なんとなくで解いていて点数が安定しない」と感じている方には、本書の使い方が大きな転機になるはずです。
また、講義系参考書を1冊で完結させたい方や、暗記中心の地理勉強から脱却して根拠を持って解答できる力を身につけたい方にも、本書のレベル設定はぴったりだといえます。
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』のレベル
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』のレベルは、地理の初学者から共通テスト9割を狙う受験生までを幅広くカバーしており、対応範囲の広さが大きな魅力です。
具体的なレベル感としては、共通テスト対策をメインに据えた作りですが、共通テスト利用での旧帝大・早慶上智合格を目指す層にとっても十分に通用するレベル設計となっています。
ただし、本書のレベルは共通テスト対策に最適化されているため、難関国公立大学二次試験の地理論述問題や、私立大学個別試験の難問対策には別途上位レベルの問題集を組み合わせる必要があります。
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』の特徴
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』は、共通テスト対策に必要な要素を1冊に凝縮した講義系参考書です。
ここでは、本書ならではの3つの特徴を、講義パート・演習パート・授業動画特典の観点から順序立てて紹介していきます。
因果関係を重視した「講義」パート
本書の講義パートでは、地形・気候・農林水産業・鉱工業など系統地理10章と、東アジアからオセアニア・日本までの地誌10章をカバーしています。
平易な日本語で書かれているうえに、現象の背景や因果関係まで丁寧に説明されているため、地理に苦手意識を持つ受験生でも理解を積み上げていけます。
さらに『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』では、共通テストを解く際に役立つ汎用性の高い「解法」が紹介されており、ポイントを絞ったレベルアップが可能となっています。
過去問の良問を厳選した「演習」パート
講義の直後には、センター試験・共通テストの過去問から厳選された良問が演習として配置されています。
講義内で学んだ「解法」をそのまま使って解ける構成になっているため、知識をインプットしてすぐに実戦的なアウトプットへつなげる流れが自然に作れる設定です。
地理は資料の読み取りや図表分析が出題の中心となる科目であり、本書の演習パートを繰り返すことで、共通テスト本番でも通用する思考の型が身についていきます。
動的単元をサポートする授業動画特典
プレート境界や大気大循環といった、文章だけではイメージしづらい単元については、著者である中土居先生の授業動画を視聴できます。
動画は特設サイトおよびYouTubeから視聴可能で、地形や気候のダイナミックな動きを映像で確認できるため、視覚的に理解したい受験生には大きな助けとなります。
紙面の説明と動画を組み合わせることで、苦手単元のレベルも段階的に引き上げていけるのが本書ならではの強みです。
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』の使い方
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』は、ただ読むだけでは本来の良さを引き出せない参考書です。
ここでは、講義パートと演習パートのサイクルをどう回すか、地理の使い方として効果的な手順を順序立てて解説していきます。
まずは系統地理から順番に読み進める
地理の学習では系統地理→地誌の順序が基本であり、本書も前半に系統地理編、後半に地誌編という構成になっています。
最初から地誌に飛びつくと、各地域の特徴を単なる暗記として処理してしまうため、必ず系統地理から順番に読み進めるようにしてください。
系統地理で気候・地形・産業の因果関係を押さえておけば、地誌の使い方が「暗記」から「理解」に変わり、覚えるべき情報量も大きく減らせます。
講義を読んだ直後に演習問題を解く
本書最大の使い方のポイントは、講義パートを読んだ直後に対応する演習問題を解くことです。
時間を空けずに演習に取り組むことで、講義で学んだ解法がそのまま実戦で通用するかを確認でき、知識の定着レベルを一気に高められます。
間違えた問題は、必ず該当する講義パートに戻って読み直し、なぜその答えになるのかを自分の言葉で説明できる状態を目指してください。
授業動画は苦手単元で活用する
プレート境界や大気大循環など、文章だけでは頭に入りにくい単元に出会ったら、迷わず授業動画を視聴しましょう。
動画は本書の弱点を補う補助教材として用意されており、紙面で1度読んだあとに動画を見ると、立体的なイメージが定着しやすくなります。
授業動画を見終えたら、もう一度本書の該当ページに戻って読み直し、最後に演習問題を解くという三段構えの使い方が効果的です。
地図帳・資料集と必ず併用する
地理の学習では、本書の使い方として地図帳や資料集との併用が欠かせません。
講義に登場した地名や地域は必ず地図帳で位置を確認し、統計データに関する記述は資料集の最新データと照らし合わせるようにしてください。
この一手間を加えるだけで、本書のレベルを最大限引き出せ、共通テストの資料読み取り問題への対応力も大きく向上します。
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』はいつから使えばいい?
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』のレベルと分量を踏まえると、高3の春から夏休み前にかけて1周目を終え、夏休み中に2周目に入り、秋以降は過去問演習と並行して苦手分野の復習に使う流れが理想的です。
1周目は1日1〜2テーマのペースで講義と演習をセットで進めていき、3〜4ヶ月程度で全体を一通り終わらせるイメージで取り組みます。
2周目以降は、間違えた演習問題と苦手単元の講義パートを中心に復習し、共通テスト直前期には過去問演習と並行して辞書的な使い方へ移行していくと、知識を最大限活かせます。
いつから本書に取り組むかを決める際は、他教科とのバランスを踏まえつつ、遅くとも高3の夏休みまでには1周目を始められるよう計画を立てるとよいでしょう。
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』の注意点
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』は地理の共通テスト対策に最適な1冊ですが、活用にあたってはいくつか押さえておくべき注意点があります。
ここでは、本書の使い方を誤らないために気をつけたいポイントを、具体的に解説していきますので、学習を始める前に必ず確認してください。
共通テスト特化の参考書である
本書は共通テスト対策に特化して作られているため、難関国公立大学の二次試験で出題される地理論述や、最難関私立大学の発展問題には対応しきれない部分があります。
東大・京大・一橋大などで地理論述が課される受験生は、本書で基礎力と思考の型を固めたうえで、論述対策の問題集や赤本へと進むことが必要です。
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』のレベルを正しく理解し、自分の志望校に合わせて他の教材と組み合わせる使い方をしましょう。
分量が多いので計画的に進める
本書は608頁というかなりのボリュームがあるため、無計画に始めると途中で挫折してしまう恐れがあります。
いつから取り組むかを決めたら、必ず週単位・月単位の学習計画を立て、1日に進めるテーマ数を明確にしてから着手してください。
特に夏休みなどのまとまった時間が取れる時期に集中的に進めるのが効果的で、ペースが落ちてきたと感じたら早めに復習中心の使い方に切り替えるのがおすすめです。
地図帳との併用を欠かさない
地理の学習において、参考書を読むだけで地名や位置関係を覚えるのは難しく、本書だけで完結させようとすると学習効率が下がります。
本書を読みながら、出てきた地名・国名は必ず地図帳で位置を確認し、可能であれば自分専用の書き込みノートを作るとよいでしょう。
このひと手間が共通テストの地図問題や資料読み取り問題への対応力を高め、本書のレベルを最大限活かす使い方につながります。
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』|まとめ
本記事では、『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』について、その特徴や使い方、レベル、いつから使うべきかについて解説してきました。
『大学受験 新標準講義 地理総合、地理探究』は、講義と演習を1冊で完結でき、初学者から共通テスト高得点を狙う受験生まで対応できる優れた地理の参考書です。
授業動画の特典も活用しながら、本書を計画的に使い込むことで「根拠を持って解ける地理」への到達を目指してください。






