
【共通テスト】に使用されています。
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』は、共通テストの科目「公共、倫理」の学習を効率良く進め、最短で基礎力を定着させられる参考書です。
本記事では、『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』の特徴や使い方、レベル、いつから使うべきか、注意点について解説していきますので、ぜひ最後まで記事を読んで、本書を最大限活用してください。
教材名 | 共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版 |
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ジャンル | 参考書 |
出版者 | 旺文社 |
出版日 | 2024年4月25日 |
必要時間目安 | 2ヶ月 |
目指す大学群レベル | 日東駒専・GMARCH |
分量 | 296頁 |
具体的なおすすめポイント
- 必修の57テーマと厳選された学習項目で、効率的な学習ができる
- 出題頻度によるテーマ・学習項目のランク付けで力の入れどころがわかる
- 演習問題や別冊の一問一答で知識を定着させることができる
注意点
- 基本的な内容理解は完了させておく必要がある
- 問題演習量はやや物足りない
最短で高得点を!『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』は、共通テスト「公共、倫理」の学習を効率良く進め、短期間で基礎力の定着が狙える参考書です。
必修の57テーマと重要な学習項目が厳選されており、出題頻度によるテーマ・学習項目のランク付けもされているため、受験生がそれぞれのレベルに合わせて効率的に学習を進めていくことができます。
また、各テーマごとに「基礎力チェック問題」があり、覚えた知識をすぐに演習問題で確認することができるため、知識も定着させやすいです。
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』はどんな人におすすめ?
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』は、共通テストで「公共、倫理」を選択する全ての受験生におすすめな参考書です。
各テーマがAからC、学習項目は星3から星1というように、出題頻度によるランク付けがされているため、受験生が志望する大学のレベルに応じて、効率的に学習を進めていくことができます。
また、共通テストレベル以上の問題を入試で解く受験生も、「公共、倫理」の基礎力を短期間で身につけることができるため、おすすめです。
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』のレベル
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』は、「公共、倫理」で必修の57テーマと学習項目の要点がコンパクトにまとまっている参考書であり、共通テストで8割が目指せるレベルの参考書です。
共通テストで9割や満点を本書だけで狙っていくのは難しいかもしれませんが、「公共、倫理」の基礎力定着に必要な内容は網羅されており、効率的に学習を進めていくことができます。
そもそも公民系の共通テストの科目は満点を取ることが非常に難しいと言われており、多くの受験生にとって最もコスパの良いレベルの参考書といえるでしょう。
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』はいつから使えばいい?
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』はいつから使えばいいのでしょうか?
本書は、「公共、倫理」の重要項目がコンパクトにまとめられており、理解と演習ができる参考書ですが、コンパクトな分、解説しきれていない部分もあるため、基本的には講義系の参考書などで基本的な内容の理解が完了してから取り組むようにしてください。
短期間で点数アップが狙える参考書ではありますが、2周から3周は取り組みたいため、できれば高3の夏休み終了時、遅くても11月には本書に取りかかることができるレベルに到達しておきましょう。
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』の特徴
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』は、1テーマ4ページを基本としており、「テーマの要点整理」での内容理解、「ここが共通テストのツボだ!」で点数につながりやすい内容をおさえ、「基礎力チェック問題」での演習を通して効率良く知識を定着させていくことができます。
特に「ここが共通テストのツボだ!」は、本書の肝と言えるほど秀逸で、「ここだけ覚えておけば確実に得点できる!」という点や受験生が苦手とする点がわかりやすく解説されており、直前期にこのページだけ読むという使い方も効果的です。
また、別冊で「必携一問一答問題集」が付属しており、空欄補充や正誤判定形式など、受験生が間違いやすい問題が掲載されているため、知識の最終確認をすることができます。
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』の使い方
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』を正しい使い方で取り組むことで、共通テスト「公共、倫理」の学習を非常に効率的に進めていくことができます。
ここでは、本書がもつ学習効果を最大限引き出すための使い方をいくつかのポイントに分けて解説していきます。
ステップ1:まずは要点整理をはじめから読む
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』は、各テーマがいくつかの学習項目に分かれており、コンパクトでわかりやすくまとめられています。
重要語句は赤字で記載されているので、付属の赤シートで隠しながら解説を読んでいきますが、理解するべき内容や覚えるべき語句は音読をすると、知識を定着させやすいのでおすすめです。
また、2周目以降のために、「簡単だったテーマ」・「難しかったテーマ」に印をつけておくと、効率的に復習を進めることができます。
ステップ2:「ここが共通テストのツボだ!」で重要事項を理解
各テーマの要点の理解ができたら、「ここが共通テストのツボだ!」のコーナーで、最重要事項の理解を目指します。
本当に時間がない受験生は、「ここが共通テストのツボだ!」に取り組むだけでも点数が取れるほど、秀逸なコーナーですので、人に説明できるように熟読していきましょう。
その際、理解しにくい箇所があれば、ステップ1や講義系参考書に戻って確認するようにしましょう。
ステップ3:「基礎力チェック問題」を解く
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』では、内容を理解してすぐに演習をすることで知識を定着させることができるので、ステップ2まで完了したらすぐに「基礎力チェック問題」で問題演習に取り組みましょう。
その際、「不正解だった問題」と、「正解したが理解が不十分だった問題」にチェックをつけ、2周目以降は、それらの問題を中心に、復習していきましょう。
また、解説を読んでも理解ができないと感じるものは、基礎的な事項が抜けているため、必ず教科書や今まで使ってきた講義系参考書に立ち戻って理解できるようにしてください。
時期やレベルに合わせて取捨選択を
「『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』はいつから使えばいい?」では、遅くても11月には本書に取り組めるようにと説明しましたが、公民系の科目は受験勉強が後回しになりがちです。
本書に取り組むのが共通テスト直前になってしまったり、共通テストで高得点が必要ない受験生は、本書に記載されている重要度のランクによって思い切って内容を取捨選択してしまうのも一つの選択肢でしょう。
何度も説明しますが、「ここが共通テストのツボだ!」を読むだけでも効果があるので、ギリギリまで諦めないようにしてください。
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』の注意点
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』は、共通テスト「公共、倫理」の学習を超効率的に進め、短期間で合格点が目指せる参考書ですが、その使い方にはいくつかの注意点もあります。
ここでは、本書の持つポテンシャルを最大限引き出すためにどのようなことに気をつけていけば良いかを解説していきます。
基本的な内容理解は済ませてあることが前提
「『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』はいつから使えばいい?」でも解説しましたが、本書は非常に効率良く学習を進めていくことができる参考書ですが、講義系の参考書などと比べると解説の詳しさは劣ります。
必ず、教科書や講義系の参考書などで基本的な理解を完了させてから本書に取り掛かるようにし、本書を使っていて理解が曖昧だと感じる内容があれば、基本的な理解に立ち戻るようにしましょう。
とはいえ、コンパクトながら理解に必要な内容はある程度網羅されているので、本当に時間がない受験生は本書から取り組んでも構わないでしょう。
問題演習量はやや物足りない
公民系の科目は歴史系の科目と比較して、点数を上げるにあたって、演習の重要度が高いです。
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』で内容を理解し、「基礎力チェック問題」に取り組んでいくだけでも、基礎力は定着させることができますが、より高得点を狙っていくためには、更なる問題演習が必要です。
本書を何周か取り組み、基礎力を確実に定着させた後は、共通テストの過去問やその他予想問題集などで、問題演習を繰り返していくことで、「公共、倫理」は完璧に近づいていくはずです。
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』|まとめ
本記事では、『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』について、その特徴や学習法、いつから使えばいいのかについて解説してきました。
『共通テスト 公共、倫理 集中講義 改訂版』は、コンパクトでありながら、厳選され抜かれたテーマと内容を通して、短期間で基礎力を定着させることができるため、共通テストで高得点を狙いたい受験生や本番まで時間がない受験生に最適な一冊です。
ぜひ、本書を活用して、志望校合格を目指してください。