速読英単語1 必修編

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科目 英語
出版社 z会
目的 英単語・英熟語
対象者 長文の中で英単語を覚えたい、英語が得意な受験生
難易度 共通テスト~早慶レベル
分量 384ページ70例文
(見出し語1,900個、派生語・関連含めて計3,100個)
使用期間 高2~受験直前
ジャンル 単語集

・オススメポイント
使われる文脈を理解した上で単語が覚えられr、長文読解練習にもなる
・注意点
レベル別に並んでいないため、共通テストレベルの英単語を手っ取り早く覚えたい人には向かない

『速読英単語』は長文を通して覚える単語帳

『速読英単語1 必修編』は、 長文を通して単語を学んでいくという形式になっています。最初に長文が掲載されていて、覚えるべき単語が赤文字になっています。長文と長文の間のページに、 それらの赤文字の英単語が単語帳のような形式で並んでいるという構成です。

速読という名前がついているように、 この長文の部分を繰り返し読んで英単語の知識をなじませることで英文読解のスピードがアップするという使い方ができる教材です。「英文読解が苦手だな」という人や、「長文の問題を解くのがどうも遅い」という受験生におすすめの一冊です。

ただし使用上の注意点や勉強方法について気をつけるべきポイントもあるので、どのように速単を使った学習を進めれば良いのかを以下に解説していきます。

早慶の難しい学部以外はこれ1冊でも十分

速単で対応できるレベルですが、 早慶の難しい学部を除く大半の受験英語はこれ一冊で十分といったところです。基本的な単語はほぼ網羅されているため、 他のスタンダードな単語集をやらなくても大抵の単語はカバーできます。

ただし、 早慶の難しい学部など、専門用語的な名詞や動詞、たまに出てくる難しい副詞などはこれ一冊では習得できないので、速単が終わったらもう少しレベルの高い単語帳の中から知らない単語だけピックアップして穴を埋めていくという作業がおすすめです。

なお、長文を読むのがそもそも苦手という人には一冊目としては厳しいかもしれません。 長文のページをザっと流し読みして、文法的にも何が何だかさっぱり分からないというレベルの初学者にとっては単語を覚えるという目的に対して効率が悪くなってしまうので、その場合はシス単など長文を含まないタイプの単語帳を使って学習すると良いでしょう。

注意!単語がレベル別に出てこないので…

次に、速単の注意点。それは、単語の並び順がいわゆる「出る順」になっていないということです。例えば、シス単などの単語帳であれば、 最初のページから順番に だんだんと難易度が上がっていくような構成になっていますので、 「共通テストレベルの単語覚えたい」という時には、 そのレベルのところまでの単語を覚えるという使い方も可能です。

しかし速読英単語の場合は、色々なレベルの英単語が書く長文の中に散らばって出てきているため、一冊丸々覚えきって初めて、共通テストレベルの語彙もまんべんなく抑えられると言う流れになってしまいます。

そのため、 自分に合った必要なレベルの英単語をスピーディーに覚えたいという目的で考えると少し学習効率が悪いと言わざるを得ません。 そういう意味では、「基本的な英単語は今までの学習の中で教科書などを通してある程度わかっている」という、英語がある程度できる人向けの教材でしょう。

「速単」が終わったら過去問で語彙力チェック

前述の通りレベル別で並んでないことから、絶対に押さえておきたい基本単語をに穴があったりしても自分では気づきにくい危険性があります。そこで速単が終わったら必ず、実力チェックの意味で過去問に取り組んでみましょう。

過去問に登場する英単語が問題を解くのに支障がないぐらい分かるようであれば問題ありません。必要であればさらに上級レベルの単語集に進んでも良いと思います。ただし、 速単を終わった後に過去問を解いてみた時に単語でつまずきが多いという場合は、きちんと必要な英単語を抑えられてないということなので、その場合は単語帳になっているページをしっかりとやり直すか、あるいはシス単のようなレベル別で並んでいる単語集の最初の方のレベルのページだけまとめて見直すと言った補強が必要です。

大事なことは自分が過去問で得点を取るという目的に対して、しっかりと勉強できているかどうかなので、その出来栄えを確認する意味でも過去問に取り組んで腕試しをすることが大切です。高3の夏休み頃までにある程度単語を仕上げて、一度は過去問に 目を通しておくことをお勧めします。

まとめ

速読英単語の特徴として挙げられる、 「長文を通して単語を学ぶ」というスタイルはある程度英語読解のスピードに自信がある人にはおすすめできます。ただし、共通テストレベルの英単語を効率的に覚えたいと言った目的に照らし合わせると、他の単語集の方が効率が良い場合もありますので、自分の目的に合った単語集を選ぶよう注意してください。

「文章の中でその単語がどのような意味で使われているのか」とか、「どんなニュアンスを持っているのか?」といったポイントが抑えられるのは、長文を使った単語集ならではの強みです。長文のページを繰り返し読み解くことで、英語の文法語順のまま意味を理解し、日本語訳をせずにイメージを掴む力も身に付きますので、ある程度単語力が固まった後も役に立つという側面もあります。

また選ばれている長文は受験によく出てくる話題が多いので、あるテーマについての関連した語をまとめて覚えられるというメリットもあります。これはレベル別に並んでいる一語一訳型の単語集にはない特長です。

レベル的には、ほとんどの大学の英語に対応できる語彙力が身に付きますので、単語を覚えて英文読解力をアップしたい人はぜひ取り組んでみてください。

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