科目 | 英語 |
出版社 | アルク |
目的 | 東大リスニング対策 |
対象者 | 東大志望者 |
難易度 | 東大レベル |
分量 | 252ページ |
使用期間 | 高3冬休み前ごろまで |
ジャンル | リスニング教材 |
・オススメポイント
東大のリスニングに特化した内容が学べる
・注意点
準備用の教材なので、実際の対策は『灘高キムタツの東大英語リスニングSUPER』の方とセットで行うこと
東大のリスニングの勉強ならこの1冊!『灘高キムタツの東大英語リスニング』
今回ご紹介する『灘高キムタツの東大英語リスニング』は、リスニング教材の中でも特に東大のリスニング問題に特化した内容の教材となっています。東大のリスニング問題は年々内容が難しくなっていて、自分が長かったり難しい熟語が使われて痛いと聞き取りに苦労することも多いです。そこで東大のリスニングに対応できるような勉強方法や練習問題をまとめたのが今回ご紹介する『灘高キムタツの東大英語リスニング』となっています。
ただし『灘高キムタツの東大英語リスニング』はもう1冊の教材とセットで使用する内容になっていて、こちらはあくまでも準備用の教材となっていますのでご注意ください。まずはこの教材を使って東大のリスニング対策の勉強に必要な情報を整理し、問題演習を積み重ねていくための準備を整えましょう。それでは『灘高キムタツの東大英語リスニング』の詳しい特徴や学習方法について解説していきます。
リスニングに重要な16のポイントがまとめて学べる
『灘高キムタツの東大英語リスニング』で解説されているリスニングに重要な16のポイントは、東大のリスニング問題を解くだけでなく、英語のリスニングそのものを上達させるために大切なことばかりです。
例えば、「自分が発音できない音声については聞き取ることができない」というポイントや、「話題の転換点に注意しよう」といったポイントが解説されています。これらのリスニングを解くためのポイントをきちんと理解した上で学習を進めることで、効率よくリスニングの点数をアップすることが可能です。
また、このポイントの中には英語学習そのもののテクニックだけでなく「リスニングを解く時に焦らない」などメンタル面でのアドバイスも含まれます。多くのリスニング教材では文法の解説や英語の知識に終始している中、『灘高キムタツの東大英語リスニング』は東大を受ける人に役立つアドバイスを多角的な側面から載せてくれているので、受験の時に役立つ一冊となるでしょう。
16のポイントを理解したら演習問題をたくさんといてトレーニング
リスニングの重要なポイントを把握したら、身につけた知識を実際に活用できるような形にトレーニングすることが大切です。『灘高キムタツの東大英語リスニング』では、東大のリスニングの問題に似た形式の模擬試験がたくさん載っています。この演習問題は非常に量が多いので、きちんと復習していくとかなりの時間がかかるものです。全てをやりきれるかどうかにかかわらず、一問一問の問題をしっかりとこなしてリスニングの実力をアップしていきましょう。
たくさんの練習問題をこなしていくうちにリスニング問題の解き方のパターンや自分が聞き取れない場合のよくある間違いが明確になってきます。問題のパターンを知り、自分の苦手な部分を把握することで、得点を取る力を高めて行ってください 。
CDの内容はすべて文章として載っていて使いやすい構成になっている
『灘高キムタツの東大英語リスニング』は CD 付きの教材で、リスニングの英文が音声として収録されています。収録されている英文は全て『灘高キムタツの東大英語リスニング』の冊子の方に文章として載っているので、もし聞き取れないところがあったとしてもその部分で何と言う英語が話されているのかをチェックできます。
英語のリスニングの対策では自分が聞き取れなかった部分がどこなのかであったり、どういうパターンの時に取れなくなってしまうのかを自分なりに把握することが大切です。『灘高キムタツの東大英語リスニング』は、自分のリスニングの苦手な部分が明確に把握できるような教材の構成になっていますので、聞き取れなかった部分を重点的に復習してリスニング力をアップしていきましょう。
他大学のリスニング対策やTOEIC、TOEFLにも役立つ
東大のリスニング問題はスピーチや講義、二人や三人の会話を聞いて問題を解くという形式のものがほとんどですが、その多くが500ワードから600ワード近くを含む長めな英文です。読解問題だとしても長くてどこに何が書いてあったのかわからなくなってしまうほどの英文を、耳で聞いて解かなければなりません。『灘高キムタツの東大英語リスニング』ではこうした長いリスニング問題に対応するための練習が可能ですが、ここで身につけた力は東大のリスニングだけでなく他大学のリスニング対策や TOEIC、TOEFL にも役立ちます。
大学に入った後の英語の学習を進めていく際に、 TOEIC や TOEFL にも対応できるリスニング力を先に身につけておくことで、スムーズな英語学習が可能です。是非大学入試のリスニングで高得点を取るだけでなく、英語を聞き取る力そのものを高めて今後に役立てていきましょう。
まとめ
今回は東大のリスニング対策教材『灘高キムタツの東大英語リスニング』について特徴や学習方法を解説しました。東大のリスニング問題は読み上げられる英語が長文であることや問題の難易度が高いことから、攻略するにはコツが必要です。『灘高キムタツの東大英語リスニング』は東大のリスニングに特化した学習内容が掲載されていますので、この一冊をしっかりと仕上げて東大のリスニング対策を万全なものにしていきましょう。