【基礎徹底ルート】に使用されています。
科目 | 英語 |
出版社 | ナガセ |
目的 | 英文法の基礎固め |
対象者 | 英文法の基礎固めをしたい人 |
難易度 | 共通テスト・中堅私大レベル |
分量 | 130題(230ページ) |
使用期間 | 高2終わり~高3の1学期ごろまで |
ジャンル | 英文法参考書 |
・オススメポイント
解説がわかりやすく、英語が苦手な人やこれから英語の勉強を始める人でも取り組みやすい!
・注意点
講義部分の理解と問題演習は必ずセットで行うこと
英語が苦手な人はこの1冊から!
『大岩のいちばんはじめの英文法超基礎文法編』は、英語が苦手な人にもおすすめできる基礎文法解説書です。英文法の問題がいまいちとけない人や、単語が分かっても英文の意味が読み取れないという人にもわかりやすい解説がついています。
130題のテーマに分かれた演習問題と講義で構成されていて、問題量も他の一般的な文法解説書と比べるとかなりコンパクトにまとまっているため、集中して取り組めば1週間から2週間で一通り内容をマスターすることが可能です。
英文法の単元として難しい問題が多く出題される「関係詞」や「比較」なども非常にわかりやすく解説されているため、他の文法書を読んでもわからなかった人や挫折してしまった人に特にお勧めします。
まずはこの1冊を使って英文法の問題で聞かれる基礎的な事項を抑えた上で、より難易度の高い他の文法書に順番に進んで行けば大学入試の英文法問題で高得点が見込めます。高校2年生や受験生になりたての高校3年生は、英文法の参考書として最初に選んでも良いでしょう。
英語理解の基礎固めにおすすめ
『大岩のいちばんはじめの英文法超基礎文法編』は、文法問題だけでなく長文読解や英文和訳を解くための基礎となる知識も1冊にすべて網羅されています。
英語が苦手な人にありがちなパターンとして、「なんとなく英文の意味は分かるんだけど点が取れない」「うまく日本語訳できない」ということがありますが、この大半は文法の基礎知識が固まっていないのが原因です。
だからと言って、大学入試用の文法書として人気がある『ネクステージ』などは解説を読んでも理解することが難しかったり、 そもそも問題量が多いので一通りマスターするまでに時間がかかりすぎてしまいます。
この状態から抜け出すためには、まず『いちばんはじめの英文法』で解説されている文法内容を完璧に理解しましょう。
もちろん英語で得点を取るためには単語の知識なども必要になるため、『システム英単語Basic』などの単語帳を見て、日本語の意味がわかる状態まで仕上げたり、 英文解釈の入門書としてわかりやすい『基本はここだ!』といった参考書を併用することで基礎固めをしていってください。
この3冊の入門書をきちんと理解できれば、英語を解くために必要な知識の骨組みがほぼ完成します。
ここまで来れば、後はより難易度の高い細かい知識を地道に積み上げていくだけで比例して英語の点数が伸びていくため、英語が得意になってくるはずです。ひとつひとつの知識を順番にマスターしていきましょう。
読むだけでなく問題を解こう
英語の参考書を解く上で気をつけて欲しいことが1点あります。それは講義部分を読むだけで終わらせないということです。『いちばんはじめの英文法』などの英語参考書では演習問題と講義部分の解説がセットになっています。
たまに「問題集は他の参考書を持っているので、講義部分だけ読んで理解すればOK」 と問題を解かずに終わらせてしまう人がいますが、このやり方は非常に効率が悪いです。
なぜなら、文法知識が実際にどのような形で問題として問われるのかであったり、どこが問題のキモとなっているのかといったところは問題を解く作業なしには取得できないからです。
英語の文法事項は限られているため、 講義用のテキストと問題集を別のものでやるという方法もできなくはないですが、講義用参考書で解説されているポイントと演習問題で問われているポイントが微妙にずれたりしていることがあるため、基本的にはおすすめできません。
『いちばんはじめの英文法』などは講義部分で解説されている内容をしっかり習得できるような問題が掲載されているため、必ず問題演習の作業とセットで講義部分を理解するようにしてください。
ただ漫然と参考書を読んで情報をインプットする勉強法では、実は時間を浪費してしまうということにもなりかねません。
この1冊の後に取り組みたい参考書は…
『いちばんはじめの英文法』で基礎固めができたら、その次の段階として初めて『ネクステージ』などの問題量が多い網羅型の文法書に取り組むようにしましょう。
その際、ただ正解を暗記して解けるようにするのではなく、なぜそれが正解になるのか自分なりに説明できるように文法知識を頭の中で整理していきましょう。必要であれば、知識を確認するために『いちばんはじめの英文法』など前段階で使った問題集を読み返して復習するようにしてください。
基礎知識が固まっていない段階でやみくもに問題数ばかり多くこなしても、いざテスト本番で高得点を取れる実力は身についていきません。
自分の頭の中にある文法問題を解くための思考パターンを1つずつ確実に増やしていくようにしましょう。そうすることで、初めて解く問題や英文も正しくスピーディーに理解することが可能になります。
まとめ
『いちばんはじめの英文法 超基礎文法編』は、タイトルの通り英文法を学習するための最初の1冊としてお勧めできる良書です。
まずはこの1冊をしっかりと解けるようにして、解説されている文法内容を正しく理解し掲載されている問題が完璧に解けるようにしましょう。
単語や文法、そして英文解釈の基本的な知識をマスターできれば、後は細い応用問題をいかに数多く演習できるかどうかに比例して英語の得点は上がっていきます。
英語が苦手な人は最初の基礎を理解するところが大変だと思いますが、今回紹介した教材を使ってまずはざっくりとした英語全体に対しての理解を深め、苦手意識を取り除いて行ってください。
ひとつひとつ順番に解けるようにしていけば英語を入試の得点源にできる実力が必ず身につきます。
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