きめる!共通テスト英語

科目 英語
出版社 学研マーケティング
目的 共通テスト英語対策
対象者 共通テストの英語対策を万全にしたい人
難易度 共通テストレベル
分量 556ページ
使用期間 高三共通テスト直前まで
ジャンル 英語共通テスト問題集

・具体的なオススメポイント
共通テスト英語の解法テクニックが大問ごとに詳しく解説されている
・注意点
過去問演習の前に、この参考書を使って解き方のコツをマスターすること

共通テストを時間内に解き終えるコツが満載!『きめる!共通テスト英語』の特長と使い方

『きめる!共通テスト英語』は、共通テストの対策をこれからスタートする人にぜひ解いていただきたい1冊です。共通テストの過去問をもとに、出題されるそれぞれの大問の解き方が解説されている構成になっています。この1冊を一通り終えるだけで、過去問をただ解くだけだと10年分ほどさかのぼっていかないと身につかないコツを短期間でマスターできるのが特長です。

まずはこの問題集を使って共通テストのコツを身につけて、その後に過去問演習量を積み重ねていくことで共通テストの英語対策は万全になると言えるでしょう。今回は、そんな『決める!共通テスト英語』の特長と使い方について詳しくお伝えします。

分量が多い共通テスト英語を時間内に解くコツが満載

『きめる!共通テスト英語』には、共通テストの大問1~6のそれぞれについて、解法テクニックが解説されています。ただ過去問がまとまっているタイプの共通テスト問題集と比べると解説の分量が多く、詳しくて分かりやすいのが特長です。

共通テストは問題量が多いため、80分間の時間内に一通り解き終わるのが難しいという人も多いです。たしかに、初めて解く場合にはその問題量に圧倒されて、自信を無くしてしまうのも無理はありません。しかし、各大問について解き方のテクニックを知っているだけで、時間内に問題を解けるようになりますので安心してください。

たとえば、大問4以降の英語で書かれた資料を読んで、問題に答えるという形式では、よく聞かれる情報が決まっています。たとえば、「イベント告知のチラシが出てきたら、開催日や参加条件についての設問が出てくる」「メールのやり取りの問題では、誰が誰宛に送ったメッセージかをチェックする」など、読解の際に注意すべきポイントはあらかじめ決まっているのです。『決める!共通テスト英語』では、こうしたポイントがそれぞれの大問について解説されていて、ここに注意して読むことで本文を全文しっかり読み込まなくても、サッと読んで正解を導き出すという解き方ができるようになります。

見た目はかなり分厚いが、問題数はコンパクト

詳しい解説がついているため、かなり分厚い見た目になっている『きめる!共通テスト英語』ですが、実際に掲載されている問題数はそれほど多くありません。大問1~6について、それぞれのカテゴリで掲載されている問題は3~4題ずつです。

これを使って問題演習の量を積み重ねるというよりは、各大問で出題されている問題の傾向と解き方のパターンを学ぶという目的で使うのが良いでしょう。共通テストの問題に最初から自力で取り組むよりも、まずはこの参考書を使って解法を学んで、解き方のコツを意識しながら過去問演習するのがおすすめです。

共通テスト対策を始める高三の夏休み明けから11月ごろまでにかけて、まずは『決める!共通テスト英語』を一通り学習して、そのあと最新の問題から古い問題にさかのぼって過去問を解いていくようにしましょう。

別冊の「要点ハンドブック」もおすすめ

『きめる!共通テスト英語』の最新版では、別冊の付録として「要点ハンドブック」という小冊子がついています。このハンドブックでは、発音やアクセントの頻出問題をはじめ、熟語や会話表現、良く出る構文などがコンパクトにまとめられていて、暗記や知識の整理におすすめです。

共通テストの出題される問題の中には、熟語や会話表現の典型的なパターンを覚えていればパッと答えが分かるものがあります。この要点ハンドブックでは、そうした典型的なパターンについて、過去の共通テストに出題された問題のデータを分析したうえで頻出のものがまとめられていますので、効果的な学習が可能です。短期間で、共通テスト攻略に必要な知識を暗記したい人はぜひ活用してください。

また、ここにある知識を覚えたあとにも、実際の過去問を解くうえで出てきた知らない単語や熟語、表現があれば、逐一ルーズリーフなどにまとめて覚えていくようにしましょう。せっかく過去問を解いても、解きっぱなしにしてしまうと実力が身につきませんので要注意です。できなかった問題については原因を分析し、次回過去問演習をするときのポイントとして自分なりにまとめておくのがおすすめです。その際、別冊の要点ハンドブックを使って、基本的な知識を整理しながら学習すると、効率がアップします。

まとめ

今回ご紹介した『きめる!共通テスト英語』では、これ1冊で筆記の大問1~6およびリスニング対策が完璧になるおすすめの参考書です。単に過去問をまとめただけの問題集と違って、解説が非常に詳しく分かりやすいうえ、各大問別の対策が書かれているので解き方のコツが身につきます。

これらのコツを意識して問題を解くと、80分間の試験時間内にすべての問題をしっかり解けるようになりますので、共通テスト対策をこれから始める人や、共通テストの過去問をやって時間が足りなくなってしまったひとはぜひ活用してください。

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