【MARCHレベル】に使用されています。
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』は、河合塾の人気英語講師・登木健司先生による講義型参考書です。
難関大学で出題される抽象度の高い英語長文を正確に読み解く「登木メソッド」を、授業を受けるような形で習得できる1冊になっています。
本記事では、『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』の特徴や使い方、レベル、いつから使うべきか、注意点について解説していきますので、ぜひ最後まで記事を読んで、本書を最大限活用してください。
| 教材名 | 登木健司 難関大英語長文講義の実況中継 |
|---|---|
| ジャンル | 参考書 |
| 出版社 | 語学春秋社 |
| 出版日 | 2017年10月1日 |
| 必要時間目安 | 約50時間 |
| 目指す大学群レベル | 早慶上智・GMARCH・関関同立 |
| 分量 | 452頁 |
具体的なおすすめポイント
- 英語長文の正しい読み方を実際の授業を受けるように習得できる
- 一文一文の完璧な品詞分解と「黄金の読解公式」で、文構造への理解が深められる
- 現代文・小論文的アプローチのコラムで、難関大頻出の抽象的テーマへの背景知識も同時に養える
注意点
- 英文解釈の基礎とGMARCHレベルの英語長文読解力が身についていないと効果が半減する
- 解説を読むだけで、読み方を自力で再現する練習を怠ると実力がつかない
- 収録英語長文が全11題と少なく、別途演習系の参考書と組み合わせる必要がある
英語長文の読み方を根本から変える『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』は、河合塾の人気英語講師である登木健司先生が、難関大の英語長文の読み方を一文一文解剖しながら丁寧に伝える、講義型の参考書です。
単に問題を解いて答え合わせをする英語問題集とは異なり、1題の英語長文に対して50ページ以上の解説が費やされることもあるほど、徹底的に「読み方そのもの」を教えることが本書の目的です。
難関大の英語長文で壁を感じている受験生が、その壁を乗り越えるための1冊として活用してください。
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』はどんな人におすすめ?
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』は、英単語・英文法・英文解釈の基礎を一通り固め、GMARCHレベルの英語長文にある程度対応できる力がついた受験生に特におすすめです。
「英文の構造はわかるのに、難しい英語長文になると内容が掴めない」「抽象度の高い哲学・社会・科学系のテーマが苦手で失点してしまう」という英語学習の壁を感じている早慶上智・GMARCH志望者に、ぜひ手にとってほしい1冊です。
ただし、英語の基礎がしっかり固まっていない人には内容が難しすぎるので、いつから始めるべきかを正しく見極めてください。
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』のレベル
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』に収録されている英語長文は、早慶上智、最難関国公立大学くらいのレベルで、非常に難しいです。
GMARCHレベルの英語長文をゆっくりでも一通り読めることが、本書に取り組むための前提となります。
本書は「英語長文の読み方を学ぶ講義書」であり、英語の基礎力が伴ってこそ最大限の効果を発揮するレベルの参考書です。
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』の特徴
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』は、難関大の英語長文を攻略するための「読み方の思考回路」を、河合塾の講義スタイルそのままで習得できる参考書です。
ここでは、競合する他の英語長文参考書にはない、本書ならではの3つの特徴を解説します。
圧倒的なボリュームの講義形式解説
本書の最大の特徴は、1題の英語長文に対して50ページ以上に及ぶこともある、圧倒的な解説のボリュームです。
解説も含めて全452ページという厚さは、この詳細な講義形式解説によるものです。
一文一文を品詞分解するだけでなく、「なぜそう読むのか」という思考プロセスまで丁寧に説明されており、英語長文を読む際の思考回路を詳細に学ぶことができます。
また、登木先生の授業をそのまま文字に起こしたような臨場感があり、実際に予備校の講義を受けているような感覚で読み進められます。
「黄金の読解公式」で1題から10題分の知識を獲得
本書には、登木先生が独自に体系化した「黄金の読解公式」が収録されており、別冊「読解公式のまとめ」として整理されています。
この読解公式は、難関大の英語長文に共通する論理展開や構造パターンを公式化したものです。
1題の英語長文の学習を通じて10題分の知識を習得できるというコンセプトに基づいており、数多くの英語長文に取り組むのではなく、「1題から最大限学ぶ」アプローチが本書の根幹となっています。
現代文・小論文的アプローチで背景知識を同時に養う
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』には、現代文・小論文講師との共同執筆による「現代文・小論文的アプローチ」のコーナーが設けられています。
難関大の英語長文では、哲学・科学・宗教・社会問題など抽象度の高いテーマが頻出であり、これらのテーマへの背景知識を日本語で先につけておくと、英文の内容理解が格段にスムーズになります。
英語力の強化だけでなく、難関大入試に必要な教養と論理的思考力をあわせて養える点が、他の英語長文参考書と大きく差別化されるポイントです。
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』の使い方
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』は、問題集を「解く」ように使うのではなく、「講義を受ける」ように使うことが最も重要なポイントです。
ここでは、本書の英語学習効果を最大限に引き出すための具体的な使い方を、学習ステップに沿って解説します。
①制限時間を設けて自力で解く(予習)
問題に取り組む際は、まず制限時間(短い英語長文は10分程度、長い問題は30分程度)を設けて自力で解きます。
自力で解く段階は「予習」にあたるので、答えを出すことよりも、自分が英語長文をどのように読んでいたかを把握することが大切です。
どこで詰まったか、どう解釈したかを意識しながら解くことで、その後の解説を読んだときに「どこが違ったか」が明確になるため、この習慣を徹底しましょう。
②解説を「講義」として精読する
解説を読むことに時間の大半を使う、この使い方こそが本書の真骨頂です。
品詞分解・構造図解・論理展開・背景知識まで、解説に書かれている内容を一つ一つ確認し、「英語長文を正しく読む場合の思考プロセス」を理解することが重要です。
単に答えが合っていたかどうかではなく、登木先生の読解プロセスを自分の中に取り込むつもりで精読してください。
③読み方を自力で再現する(復習)
解説を読み終えたら、英語長文だけを見て、解説なしに読解の進め方を言語化してみましょう。
「この文はなぜこう読むのか」「この段落の論理展開はどうなっているか」を自分の言葉で説明できるまで復習を繰り返すことで、理解した気になっているだけという状態から抜け出します。
また、本書にはネイティブスピーカーによる英文音声の無料ダウンロード特典もあります。
読み方の確認が終わったら音声を聴きながら音読を繰り返すことで、英語のリズムと速読力も身につけられます。
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』はいつから使えばいい?
本書に取り組む最適なタイミングは、英単語・英文法・英文解釈の基礎が固まり、GMARCHレベルの英語長文問題集を一通り終えた後です。
具体的ないつから始めるかの目安は、共通テストの英語で安定した得点が取れるようになった頃ですが、時期としては高3の夏休み以降〜秋にかけて始めるのが理想的でしょう。
本書は1周に約50時間かかるため、過去問演習に移行する前の秋口までに使い始めることが重要です。
しかし、英語長文を読む基礎が固まっていない場合は、本書の内容が理解しきれない・問題に歯が立たないということが考えられるので、標準レベルの英語長文問題集を優先してください。
本書の前後に取り組むべき英語参考書
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』に取り組む前は、英文解釈の参考書(英文解釈ポラリス1など)と、標準〜難関レベルの英語長文問題集(The Rules 英語長文問題集3など)で基礎を固めておくことが大切です。
本書を終えた後は、英語長文ポラリス2やぐんぐん読める英語長文(スタンダード)などで演習量を補いながら、志望校の過去問演習へと進みましょう。
本書で「英語長文の読み方」を学び、演習系問題集で「量をこなす」という役割分担が、GMARCH以上の大学合格への近道です。
本書を使用したMARCHレベルの英語参考書ルートは以下のページで公開中です!ぜひ学習の参考にしてみてください。
▶MARCHレベル|英語参考書ルート
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』の注意点
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』は、英語長文の読み方を根本から変えてくれる優れた参考書ですが、使い方を誤ると期待した効果が得られません。
ここでは、本書を活用する上で特に注意すべき3つの点を解説します。
解説を読むだけで満足しない
本書を使う受験生が最も陥りやすい失敗が、解説を読んで「理解した気になる」ことです。
解説が非常にわかりやすいため、読んでいる最中は「なるほど」と感じますが、そこで終わりにしてしまうと「先生の読み方を知っている」だけで、自力で英語長文を読解できるまでには達していません。
解説精読後に必ず自力で再現する練習をすることが、この注意点を乗り越えるための正しい使い方です。
演習量の少なさを意識して補う
本書に収録されている英語長文は全11題であり、演習量として決して多くはありません。
本書はあくまで、圧倒的な解説の分厚さが本書の強みの「講義書」であり、問題数の少なさが弱点でもあります。
いつから過去問に移行するかを逆算しながら、本書と並行して演習系の参考書にも取り組むことで演習量を補うようにしてください。
前提条件を満たしてから取り組む
本書のレベルはMARCH以上の難関大学の英語長文であり、英文解釈の基礎や英文法が不安定な状態で取り組んでも、解説の意味を理解することすら難しい場合があります。
取り組み始めるいつからの時期を無理に早めるよりも、前段階の英語参考書をしっかり仕上げてから本書に入る方が、結果的に英語力の向上につながります。
焦らず段階を踏むことが難関大合格への確実なルートです。
『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』|まとめ
本記事では、『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継①』の特徴や使い方、レベル、いつから使うべきかについて解説してきました。
本書は英語長文の問題を「解く」だけでなく、難関大の抽象的な英語長文を正しく読み解く思考回路を習得できる、他の英語長文参考書にはない講義型の1冊です。
GMARCH以上の大学を目指す受験生は、英語の基礎固めを終えた高3の夏以降にぜひ手にとり、志望校の英語入試突破に向けた一歩としてください。






