【共通テスト対策】に使用されています。
共通テスト英語で高得点を目指すには、本番と同じ形式での実践的な演習が欠かせません。
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』は、河合塾が長年の模試運営で培ったノウハウを結集した問題集で、「黒本」の愛称で多くの受験生に親しまれています。
本記事では、この問題集のレベルや効果的な使い方、いつから取り組むべきかといった情報を詳しく紹介していきます。
| 教材名 | 2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング] |
|---|---|
| ジャンル | 共通テスト対策問題集 |
| 出版社 | 河合出版 |
| 出版日 | 2025年06月13日 |
| 必要時間目安 | 80分×6回分 |
| 目指す大学群レベル | 東京一工・旧帝大・電農名繊・金岡千広・5S・STARS・早慶上智・GMARCH・関関同立・成成明学・四工大・日東駒専・産近甲龍・女子大 |
| 分量 | 432頁 |
具体的なおすすめポイント
注意点
共通テスト対策に最適な問題集『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』は、河合塾が発行する共通テスト対策問題集です。
黒い表紙が特徴的なことから「黒本」と呼ばれており、河合塾の全統共通テスト模試や全統プレ共通テストの過去問に加えて、2025年度の大学入学共通テスト本試験問題も収録されています。
英語リーディングでは合計6回分の問題演習が可能で、共通テストの出題形式を徹底的に研究した内容となっています。
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』はどんな人におすすめ?
基礎的な英語力がすでに身についており、共通テストで75%から85%程度の得点を目指している受験生に特におすすめです。
また、共通テスト形式の模試で5割から6割程度取れているレベルの受験生が、さらなる得点アップを図るために使い始めるのにも適しています。
一方で、英文法や語彙の基礎が不安な方は、いつから取り組むべきかという視点に縛られず、まず基礎固めを優先してから取り組むことをおすすめします。
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』のレベル
難易度は共通テスト本番に非常に近く、黒本で7割から8割を安定して取れていれば、本番でも同等以上の得点が見込めるでしょう。
河合塾の全統模試は毎年多くの受験生が受験しており、そのデータをもとに作問されているため、極端な難問や易問が少なく全レベルの受験生が活用できます。
他社の予想問題集と比較すると、オーソドックスな問題が中心で、初めて共通テスト形式に挑戦する受験生でも取り組みやすいレベル設定です。
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』はいつから使えばいい?
いつから取り組むべきかは受験生の学習進度や使い方によって異なりますが、英語の基礎力がある程度完成した高校3年生の夏以降からがおすすめです。
具体的には、夏休み中に数回分解いて自分の現状のレベルを把握し、秋以降に残りの回を本番形式で演習し、共通テスト直前の12月から1月にかけては最終的な仕上げとして活用するとよいでしょう。
いつから取り組むにせよ、計画的に6回分を終わらせることができるスケジュールを立てましょう。
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』の特徴
この問題集の最大の特徴は、予備校ならではの詳細な解説にあります。
「どこが誤りか」「どこに注意すべきか」が明確に示されており、単に正解を知るだけでなく、なぜその選択肢が正解なのか、他の選択肢はなぜ間違いなのかを理解できる構成になっています。
この解説の質の高さは、赤本や他社の問題集と比較しても際立っており、自学自習で英語力を伸ばしたい受験生にとって大きな助けとなります。
実際の模試データを活用した分析
河合塾の全統模試は全国規模で実施されているため、膨大な受験データが蓄積されています。
この問題集では、そのデータをもとに間違いやすいポイントや注意すべき箇所が示されているため、効率的な学習が可能です。
過去の受験生の得点分布と比較することで、自分の現在の実力を客観的に把握することもでき、志望校合格までの距離感を測る指標としても活用できます。
共通テスト特有の思考力を鍛える問題構成
共通テストでは思考力や判断力を問う問題が増加しています。
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』は、共通テストにおいて増加している思考力や判断力を問う問題、つまり単なる知識の暗記では対応できない問題にもしっかりと対応しています。
英語リーディングで求められる速読力や情報処理能力、複数の資料を関連付けて読み解く力を鍛えるのに最適な構成です。
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』の使い方
本書は予備校大手の河合塾が作成しており、より効果的な使い方をすることで、十二分な学習効果を得ることができます。
続いて、本書を用いたおすすめの学習方法を、3つのステップに分けて解説します。
①出題傾向と学習対策の把握
解き始める前に、問題集の冒頭にある出題傾向や学習対策のページをしっかりと読み込みましょう。
共通テストではどのような力が求められるのか、どんな形式の問題が出題されるのかを理解することが第一歩です。
②本番と同じ時間配分で取り組む
共通テスト英語リーディングでは、試験時間内に全問を解き切る速読力と正確性が求められるため、時間配分の訓練を行う必要があります。
80分の試験時間をしっかりと計り、マークシートを使用して実際に解答していきます。
マークシートを塗る時間も試験時間に含まれるため、本番で焦らないようにこの段階から慣れておく必要があります。
③解説の活用で別の視点を学ぶ
全問解き終わった後は、正解した問題であっても解説に目を通すことで、より効率的な解法や別の視点を学ぶことができ、この積み重ねが、安定した高得点につながります。
特に、自分の解き方よりも時間を短縮できる方法が紹介されている場合は、積極的に取り入れていくことをおすすめします。
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』の注意点
受験生必携といえる本書ですが、使い方にいくつか注意すべき点があります。
本書での共通テスト対策において、より高い学習効果を得るために心得ておきましょう。
浪人生は収録内容の事前確認が必須
浪人生にとって特に注意が必要なのが、収録されている模試との重複です。
この問題集には前年度に実施された全統模試の問題が含まれているため、現役時代に受験した模試と同じ問題に当たってしまう可能性があります。
量より質を重視した学習計画を
多くの問題を解くことは大切ですが、ただ問題を解くだけでは実力は伸びません。
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』には詳しい解説が付いていますので、必ず解説を読み込み、間違えた理由を分析することが重要です。
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』|まとめ
『2026共通テスト総合問題集 英語[リーディング]』は、全統模試5回分と共通テスト本試験を収録しており、本番さながらの演習ができることが最大の魅力といえます。
レベルとしては共通テストで75%から85%を目指す受験生におすすめですが、いつから取り組むかによっては、全受験生が活用できるといえるでしょう。
他教材にはないほど詳しく質の高い解説を用いてしっかり復習することで、英語力を着実に向上させることができるでしょう。






