
『英文法の核』は、基礎から難関レベルまで幅広く対応した参考書で、600以上の例文と豊富なイラストを用い、英文法を「丸暗記」ではなく理論的に理解できる構成が特徴です。
コンパクトサイズで持ち運びやすく、付属の音声教材を活用することで、読む・書く・聞く・話すの4技能をバランスよく身につけられる、まさに“核”となる一冊となっています。
本記事では、、『英文法の核』のおすすめポイントや効果的な使い方、注意点、さらにはいつから使い始めるべきなのかについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
教材名 | 英文法の核 |
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ジャンル | 参考書 |
出版社 | ナガセ |
出版日 | 2016/3/30 |
必要時間目安 | 25時間 |
目指す大学群レベル | 東京一工・旧帝大・電農名繊・金岡千広・5S・STARS・早慶上智・GMARCH・関関同立 |
分量 | 480頁 |
具体的なおすすめポイント
- 理論的に理解できる構成
- 豊富なイラストで分かりやすい
- 持ち歩きやすいサイズ感&音声付き
注意点
- 中学レベルの英語力は必要
- レイアウトが見づらく感じることも
基礎~難関レベルの英文法を理論的に理解できる『英文法の核』
『英文法の核』は、ただの丸暗記ではなく、英文法の「なぜそうなるのか?」をしっかり解説してくれる参考書です。
基礎的な英文法から、大学入試や英検・TOEICなどで問われる難関レベルまで幅広くカバーしています。
特に、例文は600以上が掲載されており、イラストも豊富で視覚的にも理解しやすくなっているので、英語があまり得意ではない人でも無理なく進められるでしょう。
『英文法の核』はどんな人におすすめ?
『英文法の核』は、「なんとなくの感覚で文法を使ってきたけど、自信がない…」という人にぴったりです。
というのも、本参考書では英文法のルールや使い方の理由などが丁寧に解説されているため、感覚ではなく「理屈」で英文法の仕組みを理解することができます。
同じ文法でも「なぜこの表現を使うのか」が分かることで、英作文や長文読解にも応用しやすくなります。
そのため、「英文法のレベルを底上げして、英語力を全体的にアップしたい」という人にとって、本書はとても効果的な一冊と言えるでしょう。
『英文法の核』のレベル
『英文法の核』は、英文法の基本から応用まで幅広いレベルを体系的に学べる参考書です。
基礎的な英語を復習したい人から、大学入試で高得点を目指す人まで、さまざまな学習者に対応しています。
特に本書を使い進めれば、GMARCHレベルはもちろんのこと、早慶・旧帝レベルの対策としても有効です。
このように、基礎固めから発展的な内容への橋渡しとしても機能するため、今の自分のレベルを客観的に把握しながら、無理なくスキルを高めていくことができるでしょう。
『英文法の核』はいつから使えばいい?
それでは、『英文法の核』具体的にいつから使い始めれば良いのでしょうか。
結論から言って、本参考書はいつから取り組んでも柔軟に対応できるように構成されていますが、、なるべく早い段階から利用するのがおすすめです。
なかでも、「そもそも英語が苦手…」「英文法を基礎から学び直したい」という人は、高校1年生の段階から授業内容と照らし合わせながら少しずつ読み進めておくと、成績アップが期待できます。
そのため、いつから使い始めるかは個人の自由ですが、できる限り早くから取り掛かるように意識しましょう。
『英文法の核』の特徴
英語の文法書というと、「どうしても文字ばかりで難しそう…」という印象を持つ人もいるかもしれません。
しかし『英文法の核』は、学ぶ人が途中で投げ出さず、まで続けられるような工夫が随所に凝らされています。
豊富なイラストで分かりやすい
文法を学ぶ上で、ただ言葉だけで説明されると難しく感じることはありませんか。
『英文法の核』では、そんなハードルを下げるために、、豊富なイラストや図解が活用されています。
主語と動詞の関係や時制の違いなど、つまずきやすいポイントを視覚的に整理することで、スッと頭に入ってくる構成になっているのが特徴です。
そのため、文章を読むだけでなく「見て覚える」感覚を活かしたい方にとって、非常に頼りになるでしょう。
持ち歩きやすいサイズ感&音声付き
英語学習を続ける上で、「どこでも手軽に見直せるかどうか」は重要な要素の一つです。
その点で『英文法の核』は、コンパクトなサイズ感で手軽に持ち運びができ、カバンに入れてもかさばらず、、スキマ時間でも取り組みやすくなっています。
さらに、専用の音声CDが付いていることで、、「見る」「聴く」「話す」をバランスよく取り入れた学習も可能です。
このように、日常的に視覚だけでなく耳と口も使いながら英文法に触れられるため、より深い理解が得られるでしょう。
『英文法の核』の使い方
どんなに優れた参考書でも、使い方を間違えると効果は半減してしまいます。
ここでは、『英文法の核』の具体的な使い方の流れを解説しているので、実際に利用を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
①本編を読んで英文法の理論を理解する
まずは各単元の本編をじっくり読み、文法の仕組みを理論的に理解するところからスタートしましょう。
感覚ではなく、理由とルールをもとに文法を学ぶことで、応用力がしっかりと身につきます。
この使い方のポイントは、、読み飛ばさずに、イラストや例を丁寧に追いながら進めることです。
特に苦手な分野は、最初にしっかり時間をかけて取り組むように意識しましょう。
②例文を使って知識を定着させる
理論を理解したあとは、実際に例文を使って知識を深めていきます。
『英文法の核』には、600以上の基本例文が掲載されており、それぞれが文法の要点を押さえた内容になっています。
そのためこのステップでは、初めに学んだ英文法の知識を例文と照らし合わせながら、具体的な英文法の使い方を学んでいきましょう。
③スキマ時間などで繰り返し確認
そして最後に重要なポイントが、、学習した内容を繰り返し見直すことです。
先述のとおり、『英文法の核』は持ち歩きしやすいサイズなので、移動中や休憩時間などのスキマ時間にも使いやすくなっています。
この特徴を活かして、日常的に何度も確認することで、忘れかけた知識を呼び戻し、しっかりと記憶に定着させることができます。
『英文法の核』の注意点
『英文法の核』は多くの学習者に支持されている一冊ですが、誰にとっても完全に使いやすいというわけではありません。
特にこれから学習を始める方にとっては、事前に知っておいたほうがよい注意点もあります。
そのため、購入後に「思っていたのと違った」とならないように、以下のポイントをぜひ確認しておきましょう。
中学レベルの英語力は必要
『英文法の核』は基礎から扱っているとはいえ、完全な初心者向けではありません。
中学レベルの英語力がすでにあることを前提に解説が進んでいくため、特に、英語にまったく触れたことがない方にとっては難しく感じることもあるでしょう。
そのため、これから使い始める方は、中学英語までの内容はあらかじめ復習をしておくことをおすすめします。
レイアウトが見づらく感じることも
『英文法の核』はイラストが豊富で視覚的にわかりやすくなっている点が魅力の一つです。
しかしその一方で、、情報量が多くなり人によってはレイアウトがやや詰まって見えると感じる可能性があります。
特に、1ページに情報が多く載っている箇所では、どこから読めばいいか迷ってしまうかもしれません。
そのため、レイアウトが気になる方は、この参考書を一度手に取って確認しておくようにしましょう。
『英文法の核』|まとめ
ここまで『英文法の核』の特徴や効果的な使い方、また注意点やいつから使うべきかなどについて解説してきました。
『英文法の核』は、、基礎から難関レベルまで幅広い英文法を、理論的に、そして視覚的にもわかりやすく学べる文法書です。
持ち運びやすいサイズ感や音声教材など、使いやすさにも工夫が見られ、スキマ時間の学習にも最適となっています。
ただし、中学英語の基礎がないと難しく感じる点や、ページによってはやや見づらく感じる可能性もあるため、自分の学習段階やスタイルに合っているか確認しておきましょう。