
【基礎徹底ルート】に使用されています。
参考書を選ぶ際には、それぞれの特徴を理解し、目的に合わせて使う順番も意識する必要があります。
武田塾では、受験生が最も効率よく学習できるように「参考書ルート」というものを作成し、毎年改訂しています。
今回は、英語が苦手な方に向けて、まずは中学レベルから復習するために作られたルートである「基礎徹底ルート」に含まれている『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』について紹介します。
参考書のレベル・特徴に加えて、おすすめの対象者・使い方・タイミングなども解説するため、英語が苦手な方は是非最後までご覧ください!
中学英語の復習は大学受験に大切!
武田塾の清水先生は、「全受験生の50%に中学英語の抜けがある!」と話しており、大学受験の勉強を始めてから中学レベルの抜けに気がつく受験生が毎年数多くいると言います。
「高校に入ってから、全く授業についていけない方」「受験勉強を始めたけど、参考書の解説が理解できない方」は中学レベルの知識の抜けがある可能性が高いため、中学レベルから復習すると良いでしょう。
英語は積み重ねの教科のため、中学の内容を理解せずに高校の内容を理解するのは難しいです。
しかし、中学生用の問題集に全て取り組もうとすると、時間がかかってしまいます。
効率良く中学レベルの英語を復習するためにも、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』のような短期間で復習できるような参考書を使うようにしましょう。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』の詳細情報
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』は、ベストセラーとなった「中1英語をひとつひとつわかりやすく。」「中2英語をひとつひとつわかりやすく。」「中3英語をひとつひとつわかりやすく。」に掲載されている中学3年分の文法が1冊にまとまっている参考書です。
タイトル | 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。 |
---|---|
著者 | 山田 暢彦(監修) |
ページ数 | 328ページ |
レベル | 基礎徹底レベル |
章構成 | ●CHAPTER 01 主語と動詞とは・be動詞 ●CHAPTER 02 一般動詞 ●CHAPTER 03 品詞の基礎 ●CHAPTER 04 否定文の基礎 ●CHAPTER 05 疑問文の基礎 ●CHAPTER 06 疑問詞 ●CHAPTER 07 複数形・命令文・代名詞 ●CHAPTER 08 現在進行形 ●CHAPTER 09 過去形・過去進行形 ●CHAPTER 10 未来の言い方 ●CHAPTER 11 助動詞・have toなど ●CHAPTER 12 不定詞(基礎)・動名詞 ●CHAPTER 13 接続詞 ●CHAPTER 14 いろいろな文型 ●CHAPTER 15 比較 ●CHAPTER 16 受け身 ●CHAPTER 17 現在完了形 ●CHAPTER 18 不定詞(発展) ●CHAPTER 19 後置修飾 ●CHAPTER 20 関係代名詞 ●CHAPTER 21 間接疑問文・仮定法 |
参考価格 | 2,530円 |
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』はどのくらいのレベル?
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』は、中学レベルの英語を短期間で復習するための参考書です。
そのため、英語を基礎から学び直したい方や、英語の基礎学習に時間が避けない方におすすめです。
一方で、基礎向けの参考書のため、既に英語の問題がある程度解けている方には不要な教材ともいえます。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』はどんな人にオススメ?
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』は以下のような人にオススメです。
- 中学時代から英語が苦手な人
- 中学英語を復習したい人
- 基礎に不安はあるものの中学英語の復習に時間をかけたくない受験生や浪人生
- 武田塾の基礎徹底ルートを参考に学習している人
- 英語の参考書の解説がわからない人
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』の特徴は?
ここからは『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』の具体的な特徴についてご紹介していきます。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』は、中学英語の基礎学習や復習に使える参考書のため、英語が苦手な人や英語で挫折した経験がある方でも理解しやすい3つの特徴があります。
特徴①|わかりやすい解説
難しい表現を避けたわかりやすい言葉が用いられており、またカラーイラストも掲載されているため、英文法の基礎からわかりやすいのが特徴です。
また、参考書に掲載されているURLを開くと、解説の動画を見ることも可能となっています。
特徴②|スモールステップ
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』は、左ページに解説・右ページに練習問題というシンプルな構成になっています。
1つの文法事項は見開き1ページで完結するため、英語の学習で挫折した経験を持つ方でも、スモールステップで無理なく学習を続けることが可能です。
さらに、単元の終わりには復習テストのページがあるため、学んだ内容が身についているかを確認しながら進めることができます。
特徴③|スマホでの音声再生にも対応
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』は英語の音声を確認することができるため、リスニングの勉強を同時にすることが可能です。
英語の音声は付属のCD・無料アプリ・各ページの2次元コードから再生可能なため、自分に合った使い方をすることができます。
特徴④|柔らかい素材で開いたまま使える
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』の特徴4つ目は柔らかい素材のため対象のページを開いたままにできるという点です。
参考書を使っている時に、見たいページを開いても押さえておかないと閉じてしまうものもあり、ストレスが溜まりますよね。
この参考書は柔らかい素材でできているため、見たいページを押さえなくても開いた状態をキープできる仕様となっており、地味にうれしいポイントです!
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』の効率的な使い方
中学レベルの英語を短期間で学習するのに最適な『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』ですが、効率的に学力を上げる使い方にはどんなものがあるのでしょうか?
この項では『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』のオススメの使い方を紹介します。
使い方①|なるべく早い段階で取り組む
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』は中学レベルの参考書のため、なるべく早く完璧にして大学受験用の参考書に取りかかれると良いです。
武田塾が公開している「基礎徹底ルート」の中では、1番最初に使う文法の参考書として紹介しており、4週間で完璧にすることを目安としています。
使い方②|解説を読んで理解しよう
まずは問題を解いたりせずに、参考書の解説をじっくり読んで、文法事項を理解します。
見開き1ページで1つの文法事項がわかりやすく解説されているため、しっかり読み込むことで一つ一つ理解することができるでしょう。
また、ダラダラと読んで時間を浪費しないように、目標時間を決めてサクサクと進めてくのも大切なポイントです。
使い方③|練習問題に取り組む
文法の解説の後には練習問題が掲載されています。
解説を読み終わったら、先ほどの内容が理解できているか、練習問題に取り組んでアウトプットを行いましょう。
練習問題は正解するだけでなく、根拠も説明できるまで理解を深めることでより完璧に覚えられるようになります。
武田塾で言う「完璧にする」とは1冊終わった後に、どのページのどの問題を解いても正解することができ、正解までの根拠を解説できるレベルを指すため、「完璧に」を意識して学習していくと良いでしょう。
使い方④|中学レベルの復習のために取り組むべきその他の参考書
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』は、あくまで基礎の基礎の参考書です。
武田塾の参考書ルートでも一番最初の「基礎徹底ルート」で紹介されていますので、この一冊が終わったからといって満足してはいけません。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』が終わったらその知識をもって、一つ上のレベルに取り組んでいきましょう。
まずは、基礎徹底ルートの参考書を進めてみてください。
【英語】参考書ルートはこちら
参考書ルートは武田塾が考案の自学自習のルート!
志望校合格に必要な参考書と学習の順番が一目でわかるため、自学自習におすすめです。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』の注意点
ここまで『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』について、特徴や使い方などを解説してきました。
しかし、参考書はレベルや使い方を間違えてしまえば最大の効果を発揮することができず、効率の悪い勉強になってしまいます。
そこでここからは、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』を使う際に気をつけてほしい注意点について説明します。
時間をかけすぎないようにする
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』は、あくまで中学レベルの基礎の復習をすることが目的のため、あまり時間をかけすぎずに短期間で終わらせるようにしましょう。
ここで時間を使いすぎてしまい受験勉強が停滞してしまうともったいないため、4週間を目安に早めに完璧を目指してください。
「少し不安な部分があるから基礎を念入りに固めたい」と言う方は、既に理解している部分を飛ばしながら取り組むことで効率的に学ぶことができます。
必ず完璧にする
英語は中学からの積み上げが重要な教科のため、取りこぼしや抜けがあると高校英語の学習にも悪影響を及ぼしてしまいます。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』に取り組むのであれば、必ず1問の取りこぼしもなく、完璧にするようにしましょう。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』の口コミ・評判は?
英語に苦手意識を覚えている方が、中学英語の復習を短期間で行い基礎を固めるためにオススメな1冊ですが、実際の利用者の感想はどのようになっているでしょうか?
この項では、Amazonから購入者の口コミ・評判をまとめてご紹介していきます。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』の口コミ・評判
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』の口コミや評判には以下のようなものがありました。
すでに忘れかけていた英語も
この本ならストレスなく覚えられそう!
引用:Amazonレビュー
文法を最初から勉強しようと思って購入。
開くと閉じたりすることがなく、工夫されていると思います。
分かりやすくまとまっています。
カバーを取ってしまえば、大人っぽいので電車の中や病院の待合室でも読めます。
引用:Amazonレビュー
私は現在個別指導塾でアルバイト講師をしているのですが、中学生の英語を指導するために1から復習&生徒が学習するために参考として貸したりしています。
この本は、1つの内容が見開き1ページにまとめられていて、とても分かりやすく簡単で、英語が苦手な子でも取り組みやすいような内容になっているのでとてもおすすめです。
引用:Amazonレビュー
全体的に、英語の勉強が苦手な方が使うのに良いという口コミが多くありました。
また、「1つの内容が見開き1ページにまとまっており見やすい」という構成の見やすさに関する口コミもありました。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』の特徴やレベル、効率的な使い方|まとめ
今回は、英語の「基礎徹底ルート」レベルの参考書である『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』の特徴・レベル・効率的な使い方などを紹介しました。
英語が苦手な方でもご自身のレベルに合わせて取り組むことのできる参考書のため、中学英語を短期間で復習し基礎固めするのに最適な参考書です。
しかし『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』は、あくまでも中学英語レベルの内容となっているため、短期間で完璧にして速やかに大学受験のための学習に移行するようにしましょう。