
【共通テスト対策】に使用されています。
大学入試のリスニング対策に悩んでいる受験生も多いのではないでしょうか。
『大学入試はじめのリスニングドリル』は、リスニング力の基礎を確実に鍛えるために設計されており、これまでリスニング対策を行なったことが無いという方にピッタリです。
シンプルな文からスタートし、段階的に長文へと進む構成のため、初心者からでも無理なく取り組むことができます。
そこでこの記事では『大学入試はじめのリスニングドリル』の特徴や使い方、利用する際の注意点、さらにはいつから使い始めるべきなのかについて詳しく解説しています。
教材名 | 大学入試はじめのリスニングドリル |
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ジャンル | 問題集 |
出版社 | 旺文社 |
出版日 | 2023年02月21日 |
必要時間目安 | 10時間 |
目指す大学群レベル | 電農名繊・金岡千広・5S・STARS・GMARCH・関関同立・成成明学・四工大・日東駒専・産近甲龍 |
分量 | 160頁 |
具体的なおすすめポイント
- リスニングの基礎固めに最適
- 段階的なレベルアップができる
- 音声アプリの活用で便利
注意点
- 初学者向けのレベル
- ディクテーションの習慣化が必要
英語リスニングの導入に最適『大学入試はじめのリスニングドリル』
『大学入試はじめのリスニングドリル』は、英語の「聞き取り力」の基礎をしっかり固めることを目的とした教材で、リスニングが苦手な方でも無理なく学習を進めることができます。
特に、ディクテーション(書き取り)を重視した構成になっており、英語の音声を正しく文字化する練習を繰り返すことで、リスニングの土台を築けるのが特徴です。
この教材がどのような人に向いているのか、具体的に見ていきましょう。
『大学入試はじめのリスニングドリル』はどんな人におすすめ?
『大学入試はじめのリスニングドリル』は、特に「リスニングに苦手意識がある人」や「基礎からしっかり学び直したい人」におすすめの教材です。
リスニング問題では、英語の音を正しく文字に変換する「音声認識力」が求められますが、これが苦手な受験生は少なくありません。
本書は、ディクテーション(書き取り)を通してその力を高める構成になっており、最初は短い文からスタートして、徐々に長文へとステップアップしていきます。
そのため、「いきなり過去問を解くのは不安…」と感じている方にとって、リスニング学習の第一歩にふさわしい一冊となるでしょう。
『大学入試はじめのリスニングドリル』のレベル
『大学入試はじめのリスニングドリル』は、主にリスニング初心者を対象とした教材で、基礎から段階的にレベルアップできる構成が特徴です。
最初はシンプルな短い文から始まり、徐々に語彙や文法が複雑になるため、無理なくスキルを高められます。
また、各ドリルは「音を正確に聞き取る力」を鍛えるディクテーションから始まり、最終的には長文の内容理解クイズに取り組む形になっています。
そのため、これからリスニングの学習を始める方は、まず自分のレベルに合った箇所から取り組むのがおすすめです。
『大学入試はじめのリスニングドリル』はいつから使えばいい?
『大学入試はじめのリスニングドリル』は、リスニング学習を本格的に始めたいと思った時が、まさに「いつから始めるべきか」の答えといえます。
特に、英語の基礎がある程度固まった高1から高2の段階で取り組むのが理想的です。
もちろん、いつから始めるかは各々のタイミングにより、受験直前から始めても一定の効果は見込めます。
しかし、焦らず段階的にレベルアップするためにも、なるべく早いタイミングで取り組むのがベストです。
『大学入試はじめのリスニングドリル』の特徴
リスニング力を鍛えるには、効率的な学習法と無理のないステップアップが大切になります。
『大学入試はじめのリスニングドリル』は、受験生のこのニーズに応える形で設計された教材で、「ディクテーション(書き取り)」を中心に構成されている点が最大の特徴です。
ここでは、それ以外の本教材の具体的な特徴である「段階的なレベルアップ」と「音声アプリの活用」について詳しく見ていきます。
段階的なレベルアップができる
『大学入試はじめのリスニングドリル』は、英語リスニング初心者が無理なく成長できるよう、段階的なレベルアップが図られた教材です。
各ドリルは4つのステップに分かれており、特にドリル1〜3では「音声の聞き取り」を徹底的に鍛え、ドリル4では「意味の理解」を問うクイズ形式の問題が用意されています。
これにより、音の認識力だけでなく、内容の把握力も並行して高めることができるでしょう。
音声アプリの活用で便利
『大学入試はじめのリスニングドリル』のもう一つの大きな特徴は、公式アプリ「英語の友」と連携している点です。
このアプリを使えば、教材の音声をスマートフォンやタブレットで手軽に再生でき、CDプレーヤーを用意する手間が省けます。
通学時間やスキマ時間にリスニング学習ができるため、忙しい受験生でも効率的に学習を進められるのが魅力です。
『大学入試はじめのリスニングドリル』の使い方
『大学入試はじめのリスニングドリル』は、ただ解くだけの問題集ではなく、リスニング力を着実に伸ばすための「学習プロセス」がしっかりと設計されています。
特に重要なのが「音声の使い方」と「ディクテーションの進め方」です。
ここでは、『大学入試はじめのリスニングドリル』の具体的な使い方を3つのステップに分けて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
①公式アプリから音声を入手
『大学入試はじめのリスニングドリル』の使い方で最初に行うべきなのは、音声データの入手です。
この教材では、専用の公式アプリ「英語の友」を使って、スマートフォンやタブレットに音声データをダウンロードできます。
アプリの使い方は非常にシンプルで、QRコードをスキャンするだけで該当する音声データを取得できます。
これにより、音声の再生スピードを変更したり、聞きたい部分だけを繰り返し再生したりと、効率的な学習が可能です。
②ディクテーションの実践
『大学入試はじめのリスニングドリル』の使い方の中心となるのが「ディクテーション(書き取り)」の実践です。
ディクテーションは、英語の音声を聞いて、そのまま文字として書き取る作業のことで、リスニング力を飛躍的に高める方法として広く知られています。
まずは音声を聞き、一度で聞き取れなかった箇所は一時停止をしながら何度も聞き直し、できるだけ自力で書き取ることを意識しましょう。
③復習と反復練習
最後に『大学入試はじめのリスニングドリル』の効果を最大化するためには、復習と反復練習を徹底することが重要です。
一度解いた問題を「できたから終わり」にするのではなく、数日後や1週間後に再度取り組むことで、音声への反応速度が速まり、自然と聞き取れるようになります。
このように、復習を繰り返すことで、「一度聞いても分からなかった音」が「すぐに分かる音」に変わり、リスニング力は確実に向上していくでしょう。
『大学入試はじめのリスニングドリル』の注意点
『大学入試はじめのリスニングドリル』は、リスニングの基礎を固めるための効果的な教材ですが、効果を最大限に引き出すためには、いくつかの注意点を理解しておく必要があります。
特に重要なのは、「自分のレベルに合った使い方」と「ディクテーションの習慣化」です。
初学者向けのレベル
『大学入試はじめのリスニングドリル』は、リスニングの基礎固めを目的とした教材であるため、内容のレベルは「初心者から中級者向け」に設定されています。
その一方で、既に過去問や模試で安定した点数を取れている上級者にとっては、問題が「簡単すぎる」と感じることがあるかもしれません。
そのため、リスニング力が既に高い人は、別の教材と併用するか、ステップアップするための補助教材として使うのが良いでしょう。
ディクテーションの習慣化が必要
『大学入試はじめのリスニングドリル』で効果を最大限に得るためには、ディクテーションの習慣化が不可欠です。
繰り返し練習することで、最初は聞き取れなかった音が徐々に「聞こえる音」へと変わっていきます。
本書は1回15分程度の短い学習が基本となっているため、毎日少しずつ続けることが重要です。
継続が苦手な人は、日ごとに達成する目標を立てたり、アプリのリピート機能を使ったりして、習慣化の工夫をするようにしましょう。
『大学入試はじめのリスニングドリル』|まとめ
ここまで、『大学入試はじめのリスニングドリル』の特徴や使い方、また使う際の注意点やいつから使うべきかなどについて解説してきました。
『大学入試はじめのリスニングドリル』は、リスニング力の基礎を着実に固めるために最適な一冊です。
特に「音を文字に変換する力」を養うディクテーションを中心としたトレーニングは、リスニングが苦手な受験生にとって大きな助けとなるでしょう。