『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』は、過去15年分の英検準1級の問題を徹底的に分析し、約2,400語の頻出単語と熟語が出題頻度順に並んでいるため、効率的な学習ができます。
また、この参考書には語源情報や類義語・反意語、理解しやすい例文が記載されており、音声ファイルで例文を聞きながらリスニング力も鍛えられるのが特徴です。
この記事では、この参考書をいつから使えばいいのか、特徴や注意点まで詳しく解説します。
教材名 | 出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX 第2版 |
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ジャンル | 単語・熟語帳 |
出版社 | ジャパンタイムズ出版 |
出版日 | 2016年6月1日 |
必要時間目安 | 約3~4ヶ月 |
目指す大学群レベル | GMARCH・関関同立 |
分量 | 384頁 |
具体的なおすすめポイント
- 過去15年のデータ分析から選び抜かれた重要単語を掲載
- コロケーションを押さえたシンプルな例文の掲載
- 音声ファイルを無料でダウンロード可能
注意点
- 他のセクションと比較して単熟語の出題対策が不十分
- 単語帳だけでは高得点は難しいため、2冊目の参考書との併用が推奨される
効率的に語彙力を鍛えられる参考書『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』は、レベルの高い英検準1級を目指す受験生に向けた英語の単語・熟語集です。
この参考書は、過去15年間の試験データを基に、試験に頻出する約2,400語句を厳選し、合計で3,100語以上を収録しています。
各項目には、試験で出やすい単語・熟語の訳が記載されており、過去に出題された単語にはマークが付けられていて効率的な使い方が可能です。
また、実際の試験を想定したシンプルな例文や無料でダウンロードできるMP3音声ファイルも用意されており、語句の記憶定着とリスニング力向上ができます。
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』はどんな人におすすめ?
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』は、英検準1級の受験を目指す人、特にまんべんなく効率的な学習をしたい受験生に適しています。
この参考書はカバー率が高く、英検準1級がゴールの人はもちろん、難単語までをしっかり覚えたいと考えている人に推奨できます。
さらに、英検準一級を通過点としてさらに高い目標を持つ人にもこの参考書がおすすめです。
例えば、英検1級を目指す人やTOEICで800点以上を目指す人、また早慶上智などの難関大学を目指す受験生にとっても役立つ一冊となっています。
英検準1級はいつから学習を始めるかが大切ですが、早期に取り組むことでより効果的な学習が可能です。
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』のレベル
英検準1級は大学中級程度に相当し、「社会生活で求められる英語を十分に理解し、使用する能力が必要」なレベルとされています。
具体的には、社会的な話題について自分の意見を述べたり、議論する英語力が問われます。
英検準1級では、約7,500〜9,000語の語彙が求められ、英検2級の必要語彙数4,000〜6,000語と比較しても、その差は大きいです。
また、TOEICやTOEFLスコアに換算すると、英検準1級はTOEICで約700〜800点、TOEFLでは60〜80点程度に相当します。
このような高いレベルの英語力が求められる中で、『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』もその高い基準に合わせて設計されています。
つまり、英検準1級の難易度は高いため、この参考書のレベルも高いと言えるでしょう。
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』はいつから使えばいい?
では、いつから『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』を使えばいいのでしょうか?
この参考書を使用して英検準1級の準備をする場合、試験の半年から1年程前までに始めることをおすすめします。
はやい時期から使用することで、収録されている約2,400の語句をしっかりと網羅でき、十分に理解することができます。
英語学習の初歩として、単語の習得は非常に重要です。単語を知らなければ、長文読解は困難であり、英作文を書くこともままなりません。
ですから、単語学習から始めることが、英検準1級のような試験に対応するための基礎固めになります。
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』を使用する前のおすすめ
この参考書を効果的に活用するために、はじめは基礎的な単語の知識を固めましょう。
まずは『システム英単語』や『ターゲット1900』といった初歩的な単語帳や、英検2級程度の単語を覚えてから使用すると良いです。
目安としては、英検2級のリーディング第1問で23問以上答えられる能力があれば、基本的にはいつから使用しても問題ありません。
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』の特徴
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』は、2023年3月30日に新たな改訂版がリリースされました。
改定後は、2,400語の豊富な語彙が収録されており、他の参考書よりも圧倒的に正答率の高いです。
特に、大問1の難しい単語から厳選され、「出る順」に単語が並んでおり、試験のたびに変わるレベルの上下に対応しやすくなっています。
レイアウトは非常にシンプルで、単語、その意味、そして例文が重要度に応じて並べられており、語源情報や類義語、反意語、派生語の豊富な情報も記載されています。
さらに、付属のアプリとダウンロード可能な音声を利用することで、様々な学習スタイルに適応し、使い方が簡単で、いつでもどこでも学習を進めることが可能です。
以前のこの音声ファイルには、単語と例文が一緒に収録されており、単語の発音を個別に聞きたい場合には使いづらいという声が多くありました。
しかし、最近の改訂により、見出し語だけをダウンロードできるようになり、利用しやすくなりました。
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』の使い方
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』を使用する際、まずは単語帳のはじめから順に進めましょう。
その際、単語の発音を行いながら覚えることが重要です。発音しながら学習することで、視覚と聴覚を使って情報を処理するため、記憶の定着が大幅にアップします。
また、付属の音声ファイルで音声教材も利用しましょう。発音を確認し、例文を聞きながら意味を理解することで、読解力とリスニング力を同時に鍛えることができます。
語源情報を活用した使い方
さらに、『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』には、単語の語源が解説されている点が特徴です。
この語源情報を使用して、単語を覚える際の定着効果が劇的に高まります。
たとえば、「invisible」という単語は「見えない」という意味がありますが、これは「in」(〜でない)と「visible」(見える)の組み合わせから成り立っています。
単語の語源を理解することで、その意味を推測しやすくなり、長期的な記憶にもつながります。
また、同じ語源を持つ単語同士を一緒に覚える使い方で、総合的な英語力の向上につながるでしょう。
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』の注意点
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』を使用する際には、いくつかの注意点があります。
まず、この参考書は難易度と頻出順に語彙が整理されているため、品詞ごとに学びたい場合には不向きです。
その場合、品詞別に語彙を整理している他の英語の参考書と併用すると良いでしょう。
また、言い換え表現に関しても、限られた情報しか収録されていないため、必要に応じて書き足しましょう。
さらに、この参考書は語彙力を強化するものですが、英検準1級では単語や熟語の意味だけでなく、文脈での使い方やニュアンスも理解することが必要です。
単語や熟語だけでは英検準1級に合格することは難しいですから、単語を覚えるだけではなく、文法や英文読解に特化した参考書を併用して、演習を行いましょう。
『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』|まとめ
本記事では、英語の参考書として『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』をいつから使えばいいのか、特徴や注意点まで詳しく解説しました。
使い方から注意点までを理解し、計画的に学習することで、英検準1級の合格がより手の届く範囲になります。
しかし、単語帳だけでの学習では不十分です。実際の長文読解や英作文、リスニングの練習を組み合わせて行うことが大切です。
最終的には、各自の学習スタイルに合わせてこの参考書を活用し、英語力の向上を目指して、英検準一級合格を目指しましょう。