国公立大学の英語には記述問題がある場合が多いですよね。
記述問題を対策する時に様々な問題の「解き方」を知っておくことは重要です。
そこで、今回は英語の記述対策に特化した参考書の『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』を紹介します。
レベル感や特徴、使い方などを紹介するので、ぜひ見ていってください!
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』の詳細情報
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』の詳細情報は以下の通りです。
入試における記述問題の対策ができるので、国公立大学志望の方は必見の参考書です。
また、解説が詳しく書かれており、解くときの着眼点やどのように採点されるのかが分かるので、過去問に入る前に「解き方」を身に付けておきたい人におすすめします。
タイトル | 大学入試 英語長文プラス 記述式トレーニング問題集 |
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著者 | 宮下卓也 |
ページ数 |
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レベル | 地方国公立レベル |
参考価格 | 1,430円(税込) |
章構成 |
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具体的なおすすめポイント
- 解答・解説が詳しく、記述問題の採点基準も知ることができる
注意点
- 記述問題に特化しており、ある程度(共通テスト・私大標準レベル)の長文を読めることが前提である
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』はこんな人におすすめ!
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』は以下のような悩みや学習目的を持っている人におすすめです。
- 記述問題で得点が伸びない人
- 英語の記述問題の演習量を増やしたい人
- 記述問題の採点基準を詳しく知りたい人
- 音読学習をしたい人
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』のレベルはどれくらい?
参考書を選ぶ時、そのレベルが自分にあっているかどうか確認することはとても重要です。
そこで、『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』のレベル・難易度をご紹介します。
今の自分とレベルが合っているか、志望校に必要なレベルかどうかを見極めてくださいね。
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』は地方国公立レベル!
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』は地方国公立レベルです。
そのため、旧帝大以外の国公立大学を志望している人にピッタリのレベルとなっています。
他の記述問題に対応している参考書を使って「難しい」「ここまでのレベルはいらない」と感じた人はぜひこの参考書に挑戦してみてくださいね!
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』の特徴
一口に記述問題の参考書と言っても、たくさんの種類のものが書店に並んでいますよね。
参考書を選びたいと思っても「どれを選べばいいかわからない」「何が違うのか」などの悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』の特徴を3つご紹介します。
特徴①|解答・解説が詳しい
この参考書の特徴一つ目は、解答・解説が詳しいという点です。
解答だけでなく、解答する時の考える順番を細かく分けて解説されており、どうやって導き出せばよいのかが理解しやすいです。
そのため、その答えになる理由やポイントをおさえた書き方を身に付けることができます。
特徴②|「下線部和訳問題」「内容説明問題」のみに絞られている
特徴の二つ目は、設問が「下線部和訳問題」と「内容説明問題」に絞られているという点です。
これによって、記述問題を重点的且つ効率的に対策することができます。
実際の入試問題から厳選された問題が載っているので、実践的な練習ができますよ。
特徴③|音声をダウンロードして音読学習ができる
特徴の三つ目は問題の長文の音声が無料でダウンロードできるという点です。
英語長文をスピーディーに読むための訓練として、音読をすることが挙げられますよね。
音声を聞きながら音読することで、ネイティブスピーカーと同じ速度で読解するのを目指すこともできます。
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』の使い方
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』の使い方を以下のようにまとめました。
効率的に進めて志望合格に一歩近づきましょう!
- 1.問題を解く
- 2.採点基準を見ながら厳しめに丸付けをする
- 3.解説を読み、なぜそうなるのか理由まで把握する
- 4.分からなかった文構造や単語を確認する(ノートにまとめると◎)
- 5.音読学習をして復習する
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』の注意点
参考書に取り組むときに、気を付けるべき注意点を知らずに始めると、非効率的な学習になってしまう可能性があります。
そこで、『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』の注意点を2つ紹介します。
この参考書を使おうと思っている方はぜひ確認していってくださいね!
共通テストや私大標準レベルまで身に付けてから取り組もう
この参考書は前述した通り、記述問題に特化したものです。
そのため、ある程度長文を読む力が身についていないと、解き方以前に本文が全然読めないといった状況に陥る可能性があります。
他の参考書を使って共通テストや私大標準レベル程度の力を身に付けてから取り組むようにしましょう。
旧帝大志望はさらに上のレベルのものに進もう
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』は、国公立大学の2次試験対策にピッタリの参考書ですが、レベルとしては旧帝大に及ばない程度です。
そのため、旧帝大を志望している人はさらに上のレベルの参考書に進むことをおすすめします。
しかし、記述対策の基礎的な部分を学ぶことができるので、通過点としてこの参考書を使うのも良いでしょう。
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』の口コミ・評判は?
参考書を選ぶ時に、口コミや評判を参考にする人も多いのではないでしょうか?
そこで、この部分では『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』の口コミ・評判をご紹介します。
ぜひ参考書選びの参考にしてくださいね!
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』の口コミ・評判
約600~800語の問題が10題、収録されています。
和訳中心の記述問題がまとめられてています。解答の解説は詳しく、全文にSVOCが振ってありますが
読解の解説は浅めです。最後には、和訳だけでなく、空欄補充や内容一致などの解放のポイントもまとめられています。
問題と解答は別冊で音声はダウンロードです。基本的には国公立大志望用です。
同じ宮下先生で3シリーズあるので私立併願の方はすべてやるのもおすすめです。引用:Amazonレビュー
評価がよく、また模試の作成者である宮下先生が書かれた本であったため購入。
旧帝などの難関大も収録されているが英語長文ポラリス2やthe rules3をやった人は対応できる。個人的にはポラリス2の同志社やrules3の法政の方が本書の10題より難しく感じた。これを勧めたい人はthe rulesを使って長文演習をしていた人(国公立私立共に)。
解説を見ればわかるが、the rulesの解答解説と非常に似ている。
採点基準が明確であり、記述においてどこを書き出す必要があるのか演習を通して理解出来る。まさに記述式トレーニングだ。引用:Amazonレビュー
英語長文の記述式問題集はこれまでに何冊も出ており、それらの中には採点基準、設問の解説、本文の解説に関しては詳しいものも多かった。問題集以外でも駿台の青本は設問の解説に関しては大変に詳しい。本書はそれらの解説に加えて、記述式解答作成の際に辿るべきプロセスが全ての設問で要領よくまとめられている。本書はページ数は多くないが、優秀な講師から授業を受けるのと同じ効果が得られる。この問題集に繰り返し取り組み、記述式解答のコツを身につけた上で、他の問題集や過去問に取り組むと良いだろう。
引用:Amazonレビュー
国公立の数行、数十字の記述問題の演習や解き方の手順の学習、採点基準を知ることに特化した参考書です。
問題は10問で、問題と解答・解説は別冊になっています。
解説では、解答と採点基準、設問ごとの重要ポイントと解答へのステップ、構文分析・訳・語句、音声がついています。
答えとしてなんとなく内容は合っているのに、点数が減点されてしまって全然もらえなかったり、記述しなさいと指定されている文字数にうまく合わせることができていなかったり、そもそも解答をどう作ればいいのかわからなかったりなど、記述で困っていることをスッキリしていくことができる参考書です。
単語、文法、解釈などの基礎知識の学習からある程度長文読解をこなしたうえで、この参考書で記述を学んでいくのがおすすめです。引用:Amazonレビュー
10題(九州、高知、北大、東北、九州、岩手、愛知教育、神戸市外大、奈良女、名古屋)
巻末に「解法のまとめ」がある。解答例には別解例もある。構文解説あり。解答プロセスもしっかり説明されている。引用:Amazonレビュー
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』のレベルはどれくらい?特徴や使い方と共にご紹介!|まとめ
今回は、英語記述問題に特化した『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』について紹介しました。
『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』は解説がとても詳しく載っていて、記述問題の説き方を身に付けることにピッタリな参考書です。
音声も無料でダウンロードすることができるので、長文を読むスピードを上げる練習もすることができますよ。
ただ、ある程度長文を読む力が身についている人向けの参考書であるため、取り組むタイミングには注意が必要です。
自分に合った参考書を選んで、志望校合格を目指しましょう!