単語の意味や文法、熟語を覚えて長文読解まで……対策に時間がかかる英語。
定期テストや模試、受験などに備えて勉強する時に他教科に比べて負担が大きいですよね。
限られた時間の中で成績を上げていくためには効率よく学べる参考書選びが必要不可欠です。
今回、この記事では英文法を効率的に学べる『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の特徴やレベル、使い方について紹介します。
成績アップや志望校合格を目指す方にピッタリな参考書なので、ぜひ見ていってください!
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の詳細情報
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の詳細情報は以下の通りです。
大学受験に必要な英文法や語法、イディオムなどが簡潔にまとめられています。
効率的に英文法をアウトプットする時におすすめな参考書です。
タイトル | 英文法・語法 Vintage 4th Edition |
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著者 | 篠田重晃・米山達郎 |
ページ数 | 608ページ |
レベル | 共通テスト/私大~難関私大・国公立二次 |
使用期間 | 高2~高3夏休み明けごろまで |
参考価格 | 1,705円(税込) |
章構成 |
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・具体的なオススメポイント
早慶レベルまで対応できる問題が網羅されており、問題数も多い
・注意点
中学英語レベルの基礎文法に不安がある方は、講義系の参考書などを併用して勉強すること
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』はどんな人にオススメ?
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』がおすすめな人を以下のようにまとめました!
- 文法を効率的にアウトプットしたい人
- 学校の授業と平行に学んでいる人など独学ではない人
- イディオムの暗記数を増やしたい人
- 志望校の入試に文法問題が多く出される人
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』はどのぐらいのレベル?
参考書選びにおいて、自分のレベルに合ったものを選ぶことは重要です。
というのも、極端に自分のレベルより高いものや低いものを選んでしまうと何も身に着かないまま終わってしまう可能性があるためです。
この部分では、『英文法・語法 Vintage 4th Edition』のレベルがどのくらいか解説します。
高校基礎レベル~入試の標準レベルまで、但し独学には向かない
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』は高校で習う文法に加え、入試でも使われる語法やイディオムが多数収録されていることから、高校基礎レベル~入試の標準レベルであると言えます。
しかし、高校の基礎レベルと言えど、基本的な知識についての解説が少ないので独学や英語初心者には向きません。
そのため、初心者であれば学校の授業と平行して使ったり、既に習った部分のアウトプットとして使うことがおすすめです。
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の特徴は?
英文法に関する参考書は本当にたくさんあり、「どれにすればいいかわからない」という人も多いのではないでしょうか?
そこで、この部分では『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の特徴について解説します。
特徴を見て、自分に合った参考書選びに役立ててくださいね!
特徴①|着眼点付きの解説で問題の解き方が身に着きやすい
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』は解説の部分でまず着眼点の説明が入り、そこから文法の解説、解法の順で説明します。
そのため、問題を解くときにどこを見るべきであったか、どの文法を使うべきであったかを把握することができ、問題を解くプロセスを学ぶのに最適です。
また、正解の選択肢だけでなく、誤答の選択肢がなぜ間違いなのかについても解説に入っているため、次に同じような問題を解くときに確実に解ける力を身に付けることができます。
特徴②|まとまったレイアウトで文法知識を効率的にアウトプットできる
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の紙面は左のページに問題、右のページに解答、解説がついています。
そのため、左を見て選択肢を選び、右を見て解答・解説を読むという手順で単語帳のようにして問題演習をすることができるので非常に効率的です。
また、問題に合わせてコラムが掲載されている部分もあり、似た表現などを一気に復習することができます。
特徴③|不足しがちな語彙問題を強化できる
入試の問題の中には、特定のイディオムや語彙、会話表現を知っていないと解けない問題も出てきます。
しかし、単語帳や教科書で出てくるものを暗記するだけではそれらの問題に対応しきることはできません。
この『英文法・語法 Vintage 4th Edition』には第22章から入試に頻出するイディオムや語彙などがまとめられています。
志望校の問題を見て、イディオムや語彙が必要な傾向だった場合は、この参考書を使って万全に対策しましょう!
特徴④|音声再生アプリで発音・アクセントを確認できる
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』は音声アプリである「いいずなボイス」にて全設問の発音とアクセントを確認することができます。
近年ではリーディングやライティングだけでなく、リスニングやスピーキングを含めた英語の4技能の教育に目が向けられていることが多いです。
リスニング対策や英検などのスピーキングに活用するのもいいかもしれませんね。
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の効率的な使い方
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の使い方は以下の通りです!
手順に沿ってコツコツと取り組み、英文法問題の解き方を覚えていきましょう。
- 右ページを隠して左ページの問題を解く
- 間違えた問題の解説を読み、印をつける
- 1と2を繰り返して2周する
- 3周目も同様にして問題を解き、3回連続で間違えた問題はノートにまとめて、徹底的に覚える
- 1~3を何度も繰り返し、1冊を完璧に覚える
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の注意点
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の使い方がわかっても、ただ闇雲に取り組んでは身に着くものも身につきません。
注意点に気をつけないとかえって効率の悪い勉強方法になってしまう可能性があります。
この部分では『英文法・語法 Vintage 4th Edition』を使うにあたっての注意点を紹介します。
- 何度も繰り返して使う
- 途中で別の参考書に変えない
- 何度も間違える問題は別でノートなどにまとめる
何度も繰り返して使う
この参考書を進めるにあたって最も重要なのは繰り返すことなので、1,2周目であまり正解できなくても気にせずに進めましょう。
何度も繰り返すことで長期記憶に繋がっていくので、めげずに取り組むと良いです。
この参考書だと過不足のあるレベルの大学を受ける場合は別ですが、基本的には1冊マスターするまで使い込みましょう。
また、時間がかかることは間違いないので、早めに取り組み始めることをおすすめします。
何度も間違える問題は別でノートなどにまとめる
何度か周回していると毎回間違える問題が出てきますよね。
そのような問題は自分でまとめて間違い問題専用ノートを作って対策しましょう。
そうすることで自分の中で覚えづらいものを効率的に身につけることができます。
英語初心者や独学には向かない
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』は問題演習を通して文法やイディオムの解き方を学ぶ参考書です。
そのため、文法の基本的な知識があることが前提で取り組むことが求められ、英語初心者が独学で1から英文法を学ぶためにはこの1冊で済ますことはできません。
学校や塾などである程度英文法を並行して使ったり、講義系の参考書を用いながら進めたりすることがおすすめです。
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の口コミ・評判は?
ここまで『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の特徴や使い方などをご紹介していきましたが、実際に使った人はどのように感じているのでしょうか。
この部分では『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の口コミや評判をご紹介します。
自分に合った参考書選びに役立ててくださいね!
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の口コミ・評判
高校2年生の参考書として使っている。左頁に問題、右頁に問題番号に対応した解説、というレイアウトになっており、解説を隠して問題を解いてから解説を読む、という使い方に適している。所々にある「整理して覚える」「しっかり理解」などのまとめも、覚えるのに便利。各問題は入試過去問を用いているので、入試問題に慣れるのにもよい。
引用:Amazonレビュー
塾の先生に勧められたとのことで子供に買いました
これで勉強するようになってから点数が上がったといっています!引用:Amazonレビュー
3人の子供達がボロボロになるまで使ってました。これで基本はOKみたいです。
最難関大学だと足りないと言ってました。引用:Amazonレビュー
SNSで大学受験時に使っていましたーと東大生が言っていたので、息子に聞いたら持っていなかったのでプレゼントしました。そしたら、コレいいわ〜って喜んでいたので良かったです!
引用:Amazonレビュー
著者の編集力、執筆力など、例文にも英作文のおもしろそうなのがあるので、生徒も本書をうまく使えそう。教員も基本に立ち返るには本書でよいと思う。4技能をバランスよく高めるには、結局、文法や構文も重要と思える。音読を重視していきたい。
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』の特徴やレベル、使い方をご紹介!|まとめ
今回は『英文法・語法 Vintage 4th Edition』についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
これは大学入試の英語における英文法を効率的にアウトプットするのに最適な参考書です。
もしこの参考書を使う場合は、何周も繰り返し取り組むこと、何度も間違える問題は自分で別にまとめて重点的に覚えることなどに注意して取り組みましょう。
また、英語初心者が独学で学ぶのには向かないので注意が必要です。
自分に合った参考書をマスターして志望校合格に一歩ずつ近づけると良いですね!