国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学|論述対策のおすすめ問題集

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ化学の参考書36選国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学|論述対策のおすすめ問題集
科目 化学
出版社 駿台文庫
目的 化学論述対策
対象者 国公立大学志望者
難易度 地方国公立大学レベル
分量 292ページ
使用期間 高三11月~2月ごろ
ジャンル 化学問題集

・オススメポイント
地方国公立レベルの論述対策ができて、解説が分かりやすい
・注意点
旧帝大レベルの論述対策は別途、過去問や高難易度の問題集に取り組むこと

地方国公立レベルの論述対策におすすめ!『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』

『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』は、地方国公立レベルの化学の論述問題対策におすすめの教材です。私立の問題や共通テストの問題では記述形式の出題が少ないですが、国公立大学の試験では論述で出されるタイプの問題が多くなっています。

論述の問題は基本的な知識が身についていればその場で考えて対応することもできますが、確実に合格できる実力を身につける場合には『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』などの専用の教材を使って対策をしておくのが有効です。そこで今回は、化学や化学基礎の論述形式の問題に対応できる『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』について、詳しい内容や学習方法のポイントについてお伝えします。

国公立大学を目指している方は是非参考にしてください。また私立大学を受験する人で、化学に割ける時間に余裕がある人にもおすすめの教材です。

過去問の中でも論述の良問がピックアップされていて、解説が過去問より詳しい

『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』の内容構成としては、実際に過去の大学入試で出題された過去問の中で、応用力が身につく良問がピックアップされているというものです。そのため、化学の基本的な問題が解けるようになった段階でこの教材に取り組むと、過去問演習ができるレベルまでスムーズな橋渡しができます。

さらに、『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』では単に過去問が網羅されているというだけではなく、記述問題に対する解説が過去問集よりも詳しくなっているのが特徴です。大学入試の過去問集ではたくさんの年度の問題を全て掲載する都合上、1問ごとに対する解説は少なくなっています。

しかし記述問題に関しては、答えだけを見てもどうしてそのような解答になるのかが分かりにくいものも多いです。『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』なら、一つ一つの問題に対する解説が詳しくわかりやすいので、論述問題の考え方を無理なく身につけられます。また、初見の問題にも対応できるような汎用性の高い問題をピックアップしてあるので、単に過去問を解く場合と比べて効率的な学習が可能です。

入試本番まで時間がない人はセンター対策の後に『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』に取り組んでもよい

『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』に取り組むおすすめのタイミングとしては、共通テストレベルの化学の実力が身についたあとが理想的です。共通テストや日大レベルの化学の問題が解けるようになった段階で、『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』に載っている論述問題に挑戦していきましょう。

時間がない人であれば、センター対策が終わった直後に『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』に取り組むのがおすすめです。センター形式から論述問題にいきなり移行すると少し難しいところもありますが、解説がわかりやすいため無理なくレベルアップできます。

入試本番までに時間が残されている人は、MARCHレベルの問題が解けるようになった段階で『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』に取り組むと学習がスムーズです。具体的な教材名で言えば、『化学重要問題集』の A問題が一通り解けるようになった段階が、『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』 に取り組むべきタイミングとなっています。

自分の目指している大学の出題レベルや本番までに残されている時間を加味して、『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』に取り組むタイミングを決めて行ってください。

旧帝大レベルの難問対策をするなら過去問演習も忘れずに行うこと

国公立の論述対策が効率よく進められる『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』ですが、扱われている問題のレベルとしては基本から標準レベルのものとなっています。そのため、国公立大学の中でもいわゆる旧帝大レベルの難しい大学の論述対策は、『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』だけでは不十分です。

まずは、この教材を使って基本的な論述問題の実力を身につけたら、実際に自分が志望している大学の過去問や、より難易度の高い化学の問題集を使って難しい問題を解いていくようにしてください。旧帝大レベルの国公立の化学の問題では、大学ごとに特有の傾向があることが多いです。過去問を繰り返し解くことによって出題パターンに慣れ、確実に高得点が取れる状態を目指しましょう。

まとめ

今回は、地方国公立で出題される化学の論述問題対策が可能な『国公立標準問題集CanPass化学基礎+化学』についてご紹介しました。この教材は、共通テストや私立大学レベルの化学の実力が身についた後、論述問題に対応するためにおすすめの問題集です。過去に実際に出題された論述問題がピックアップされています。

また過去問集よりも解説が詳しいのが特徴です。今回ご紹介した情報を参考に、国公立大学の化学の記述問題対策を効率よく進めていってください。

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