科目 | 化学基礎 |
出版社 | 駿台文庫 |
目的 | センター対策 |
対象者 | 化学基礎をセンター利用する人 |
難易度 | センターレベル |
分量 | 49ページ |
使用期間 | 高3夏休み明け~センター前まで |
ジャンル | センター対策化学基礎問題集 |
・具体的なオススメポイント
共通テスト対策として文理ともに使える
・注意点
理系は2次対策後、文系は基礎知識習得後に取り組むこと
文系の人にも理系の人にもおすすめのセンター化学問題集『短期攻略 センター化学基礎』
『短期攻略 センター化学基礎』は、文系の人にも理系の人にもおすすめのセンター対策問題集です。 化学や化学基礎の基礎的な知識がマスターできた段階で共通テスト対策として取り組むための教材となっています。
文系の人で共通テストでしか科学を利用しないという場合と、理系の人で2次試験にも科学が必要という人でこの教材を使うタイミングが異なるため注意が必要です。共通テストの化学の問題は、ハイレベルな化学の問題を解ける人でも苦戦してしまうような癖のある出題形式となっています。
そのため、二次試験対策の化学の勉強が済んでいる人でも油断せずに共通テストに特化した対策をしておくことが重要です。特に難関国立大学などでは、共通テストでの数問のミスが合否を分けてしまうこともあるので、しっかりと対策をしていきましょう。
今回はそんな『短期攻略 センター化学基礎』について詳しい特徴や文系理系それぞれでの学習のポイントをご紹介します。
理系の人は2次試験対策までの化学を一通り終えた後『短期攻略 センター化学基礎』に取り組むのがおすすめ
理系大学の入試を受ける人で共通テストで化学を選択する人は、二次試験までの学習を一通り終えた後の段階で『短期攻略 センター化学基礎』に取り組むのがおすすめです。
共通テストの化学の問題は二次試験レベルの化学の学習を終えた人にとっては基本的な難易度となっていますが、共通テストの時間制限の中で9割が10割といった高得点を取るためにはテクニックが必要になります。
『短期攻略 センター化学基礎』では共通テスト特有の問題を解くためのテクニックが修得可能です。例えば共通テストはマーク式の問題になっているため選択肢をヒントにして問題を解いたりすることもできます。
予め共通テストで出題されやすい問題形式に慣れておけば、正しい時間配分で高得点が取れるため、 化学が得意な人であっても共通テスト直前に『短期攻略 センター化学基礎』を解いておくのがおすすめです。
文系の人は基礎的な教材が終わった直後に『短期攻略 センター化学基礎』に取り組むのがおすすめ
文系の人で共通テストでしか化学を利用しないという人であれば、化学に関する基本的な知識が身に付いた直後に『短期攻略 センター化学基礎』を使った実践的な問題演習へと進んでしまって大丈夫です。
基本的な知識を身につけた後に、実際に問題を解くことによって頭の中を整理していくのが大切になります。文系の人で化学の基礎を身につけたい場合におすすめの教材は『ぐんぐんわかるセンター化学基礎』です。
教科書やこれらの教材を使って化学基礎に関する基本知識をインプットし、その知識を使って問題が解けるかどうかを『短期攻略 センター化学基礎』で実践的に試して行くようにしてください。
なお、『ぐんぐんわかるセンター化学基礎』を解くのが難しいという化学が苦手な人であれば、より易しい『宇宙一わかりやすい高校化学』シリーズを使って基礎から理解していくようにしましょう。これらの教材を順番に解いていくことで合格に必要な化学の知識が身につきます。
化学の学習は知識の暗記と計算練習を両方行うことが大事
化学や化学基礎の問題では、単純な暗記で対応できる知識問題と、覚えている知識を使って計算をしなければならない問題の2パターンが出題されます。
そのため単に知識を暗記しているだけであったり、計算方法を機械的に暗記しているだけだと、共通テストの化学で対応できないことが多いです。問題集や参考書を使って化学の学習をする時には、単純な知識の暗記をするだけでなく、化学で扱われている物質や計算方法がどのような理屈になっているのかを自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
基本的な知識について何も見ずに他の人に伝えるような練習をしておくと、本番で見たことのないようなパターンの問題が出てきた時にも対応できるようになります。知識の暗記と計算練習を繰り返し行なって、様々な問題に対応できる化学の実力を身につけていってください。
まとめ
共通テストの化学基礎の対策ができる問題集『短期攻略 センター化学基礎』についてご紹介しました。この教材は文系の人でも理系の人でもセンター対策に役立てることができる一冊です。
理系の人であれば二次試験までの化学の学習が一通り済んだ後に共通テストの出題傾向になれる目的でこの教材を使うようにしましょう。文系の人で共通テストでしか化学を使わないという場合には、基礎的な教材を終えて知識がインプットできた段階で『短期攻略 センター化学基礎』に組んでしまって大丈夫です。
共通テストは独特な出題形式の問題が含まれるため制限時間内に満点近い点数を狙うのであれば特化した対策が重要になります。 化学を得点源として入試を有利に進めたい人は『短期攻略 センター化学基礎』を使って共通テスト対策をきちんと仕上げておきましょう。