科目 | 化学基礎 |
出版社 | 文英堂 |
目的 | 化学基礎の基本事項暗記 |
対象者 | 化学基礎をこれから始める人 |
難易度 | 基本レベル |
分量 | 96ページ |
使用期間 | 高三夏休みごろまで |
ジャンル | 化学基礎参考書 |
・具体的なオススメポイント
化学基礎の基本事項が書き込み形式で学べる
・注意点
講義形式の参考書と併用して学習すること
化学基礎を初めて学習する人にもおすすめの参考書『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』
今回ご紹介する『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』は、化学基礎の勉強をこれから始める人でも取り組みやすい参考書です。化学基礎で登場する基本的な用語について、文章の空欄を穴埋めする形式で学習できます。タイトルに「ノート」とついている通り、直接書き込みができるタイプの参考書です。
ただし、一度書き込んでしまうと復習ができなくなってしまうため、コピーしたプリントに書き込んだり、2冊買って片方だけ書き込み用として使うことをおすすめします。
今回は、そんな『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』について、詳しい内容や学習のポイントについてまとめました。化学基礎の学習を始めるための参考書を探している方はぜひ参考にしてください。
化学基礎で暗記しておくべき重要事項がコンパクトに整理されている
『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』では、化学基礎で覚えておくべき基本事項がコンパクトにまとめられています。化学基礎の問題集の多くは、いきなり問題からスタートしているものが多いため、初めて学習する人にとってはハードルが高い場合があり注意が必要です。その点、『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』はまず基本事項を穴埋め形式で学習するところから始まるため、無理なく段階的にマスターしていくことができます。
化学基礎では、化学式やその他の化学反応に関する法則を知識として覚えることと、それらの知識を使って計算問題や実験に関する問題を解くテクニックを身に付けることの両方が重要です。まずは、『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』を活用して知識の部分をスピーディーにマスターしていきましょう。
教科書を見ながら自力でノートにまとめる場合と比べて、予め要点が絞られている参考書を使うことで、効率よく学習できます。
『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』は2冊買って1冊は赤字で書き込むのがおすすめ
書き込み形式のレイアウトになっている『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』は、学習方法として2冊買った内の片方を書き込み用、もう片方を復習用として使うテクニックが役立ちます。『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』の穴埋め部分は、文章中のかなり細かい部分まで空欄になっているため、初見で穴埋めしていくのは難しいです。
そのため、まずは講義形式の参考書などを併用しながら、1冊は赤文字で答えを書き込んでいくことをおすすめします。一度、一通り書き込むことによって内容のインプットが可能です。その上で、書き込んでいない方の教材を使って、知識を覚えているかどうかを復習していきましょう。
『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』で空欄になっている知識を完璧に仕上げられれば、入試の標準レベルの問題を解くための準備が整います。一度だけ書き込むだけで終わりにせず、2冊用意する方法や、取り組む部分を見開きでコピーしたプリントに書き込む方法などで繰り返し学習するのがおすすめです。
講義形式の分かりやすい参考書と併用して使うとスムーズに学習できる
『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』の空欄を穴埋めしながら学習する際、講義形式の参考書と併用するとスムーズに進めることができます。化学基礎の講義形式の参考書としておすすめなのは『高校これでわかる化学基礎』などです。化学基礎の教科書よりも説明が分かりやすく、要点がまとめられているため、化学基礎に苦手意識がある文系の人でもスムーズに学習できます。
『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』だけで化学基礎の知識を理解しようとするのではなく、解説が詳しい別の参考書と併用しながら、知識の暗記用として書き込み問題を活用するようにしましょう。なお、『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』の穴埋め問題が一通りマスターできた後は、計算問題が含まれている別の問題集や、化学基礎の共通テストの過去問などを利用して応用力を身に付けていってください。
知識を身に付けただけで応用問題の演習が不足していると、思うように点が取れない場合もあるため要注意です。
まとめ
今回は、化学基礎の基本事項が書き込み形式で学べる参考書『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』についてご紹介しました。この参考書では、化学基礎で押さえておきたい用語がコンパクトにまとめられています。
化学基礎を初めて学習する人でも、参考書と併用しながら空欄を埋めていくことで基本事項をスムーズに学ぶことが可能です。ただし、初見ですべての空欄を埋めるのは難しいため、化学基礎の教科書や『高校これでわかる化学基礎』などの講義形式の参考書を使いながら学習を進めていきましょう。
なお、『化学基礎の必修整理ノート 新課程版』に直接書き込んでしまうと、2回目以降の復習ができなくなってしまうため、書き込み用と復習用に2冊購入するか、または学習する範囲をコピーしたプリントに書き込むことをおすすめします。
今回ご紹介した情報を参考に、化学基礎の基本事項を効率よく暗記していただければ幸いです。
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