
【MARCH・地方国公立レベル】に使用されています。
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』は、有機化学の「構造式決定」に特化した参考書です。
レベルや使い方、いつから使えば良いかについて紹介します。
教材名 | 改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習 |
---|---|
ジャンル | 参考書 |
出版社 | KADOKAWA |
出版日 | 2024年9月11日 |
必要時間目安 | 2カ月 |
目指す大学群レベル | 東京一工・旧帝大・電農名繊・金岡千広・5S・STARS・早慶上智・GMARCH |
分量 | 272頁 |
具体的なおすすめポイント
- 「構造式決定」に特化しているので、集中的に学習できる
- 「要点整理編」と「問題演習編」の2部構成でできているので、無理なく学習できる
- 解説が丁寧で、分かりやすい
注意点
- 「構造式決定」の問題だけを扱っているので、他種の問題は学習できない
- 問題数は多くないので、多くの問題数をこなすことはできない
九大合格のための必須本│改訂第3版 世界一わかりやすい九大の数学
『改訂第3版 世界一わかりやすい九大の数学』は、九州大学の前期日程で出題された「数学」の入試問題を15年分を収録した問題集です。
「理系数学」と「文系数学」の両方の問題を収録しているので、九州大学合格を目指す受験生には、必須の一冊といえるでしょう。
『改訂第3版 世界一わかりやすい九大の数学』はどんな人におすすめ?
『改訂第3版 世界一わかりやすい九大の数学』は、九州大学を目指す人はもちろん、旧帝国大学および難関私立大学を志望している人におすすめの問題集です。
記述式の数学の解答で必要とされる「論理的に記述する技術」を、模試や入試本番で再現できるように解説しているので、「解くことはできるが、解答の記述が苦手だ」という人には特におすすめできる一冊です。
式変形が複雑な箇所では、「ふきだし」を使って補足説明しているため、いつも計算途中で行き詰って最後まで解答できずに悩んでいる人にもおすすめの問題集だといえるでしょう。
また、九州大学前期日程の15年分の過去問を収録しているので、記述式の入試問題を多くこなしておきたいといった人にもおすすめの一冊だといえます。
難解な構造決定を最短で攻略│改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』は、暗記事項がほとんどを占める有機化学の中でも、「構造式の決定」に特化した参考書です。
本書は、「要点整理編」と「問題演習編」の2部構成で、難解な構造式の決定を単なる暗記ではなく、理解したうえで記憶することを目的としています。
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』はどんな人におすすめ?
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』は、有機化学の中でも「構造式の決定」を「どうしても覚えることができない」といった人におすすめの参考書です。
「要点整理編」のページでは、多彩な構造式の特徴を系統的に分類し、パターン化して整理しているため、暗記が苦手な人にも覚えやすくなっています。
また、「どう勉強すればいいのか分からない」「どうすれば解けるようになるのか」と悩んでいる人にもおすすめの一冊です。
本書は、構造式決定問題を「パズルゲームを解くような感覚」で解くことができるように解説しているので、勉強を楽しくすすめることができ、いつからか有機化学を得点源とすることができます。
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』のレベル
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』は、基本レベルの内容から大学入試問題レベルの内容まで、幅広く掲載しています。
「要点整理編」のページでは、重要事項を、有機化学を苦手とする人にも分かるように、丁寧にまとめています。
「問題演習編」のページでは、大学入試問題の中から厳選した良問、およびオリジナル問題を収録しています。
基礎確認レベルから共通テストおよび国公立大学二次試験のレベルまで、掲載しているので、本書で学習をすすめていけば、無理なく入試レベルの問題を解く力をつけることができます。
また、旧帝国大学や難関私立大学を志望している場合は、更に難易度の高い参考書や問題集を併用すればいいでしょう。
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』はいつから使えばいい?
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』は、いつから使えばいいかというと、学校での有機化学の学習がある程度進んだタイミングで使い始めるのがいいでしょう。
有機化学では、「化合物の構造式の決定」が、膨大な量で必要となるため、あとから覚えようとしてもおいつかなくなっていくからです。
新しい構造式に遭遇するたびに、本署を利用して理解していくようにすれば、いつからか多くの知識を習得することができるでしょう。
本書は、難しい言葉や表現を避けて、詳細に解説しているので、「有機化学は苦手だな」と感じ始めてから使い始めても、無理なく進めることができます。
また、遅くとも高校3年生の秋あたりで本書を手に取るようにすれば、入試本番の頃には、十分な実力をつけることができるでしょう。
習得するべき内容が多いので、できるだけ早期に本書を手に取ることが大切です。
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』の特徴
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』の大きな特徴は、多くの有機化学の問題の中から「構造式の決定の問題」に焦点をあて、解説していることです。
大学入試において、頻出であり、配点も高い「構造式の決定の問題」をまるでゲームをしているような感覚で解くことができるように、工夫が随所に施されています。
「要点整理編」と「問題演習編」の2部構成で編成されている
この参考書は、「要点整理編」と「問題演習編」の2部構成で編成されています。
「要点整理編」で構造決定を行う上での基本知識を習得し、「問題演習編」で身につけた知識を実際の入試問題で使うことができるように仕上げていく構成となっています。
「要点整理編」で必須事項をすべて学習できる
「要点整理編」では、重要項目を20のテーマに分け、系統的に基礎から丁寧に解説しています。
各テーマにおいて、冒頭で頻出事項を「一問一答形式」で一覧にしてまとめているので、何度も反復して知識を確実なものにすることが可能です。
各問題に対して、なぜそのような構造になるのかという理由を含めて解説しているため、単なる暗記に頼ることなく、構造式を自分で組み立てることができるようになります。
また、各問題を3段階のレベルに分けているため、必要な問題を選択して効率よく学習を進めることができるようになっています。
「問題演習編」で実践力をつけることができる
「問題演習編」では、実際の入試問題を題材として、「要点整理編」で習得した知識を実戦で使いこなす訓練を行うことができます。
構造式を決定するためのプロセスを省略することなく、丁寧に解説しているため、実際の問題を解くための思考力をつけることができます。
「問題文の読み方」、「構造式の組み立て方」、「時間内で解くために必要な考え方」など入試本番で要求される対応力を養うことが可能となっています。
幅広い応用力をつけることができる
この参考書にまとめてある各ポイントは、本書で扱っている問題だけに対応している手法ではないため、化学の入試問題全般に幅広く応用できます。
本書に記載されている重要事項を、ひとつひとつ納得するまで学習していけば、化学全体の得点をあげることにつながるでしょう。
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』の使い方
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』は、有機化学において、最も頻出かつ配点の高い「構造式の決定の問題」の攻略に焦点を絞った参考書です。
本書を効果的に利用するための使い方が、いくつかあります。
「要点整理編」で基礎知識を習得する
本書の「要点整理編」では、各テーマにおける重要事項を、一問一答形式の問題と詳細な解説でまとめています。
化学を苦手とする人や、初めて有機化学を学習する人は、まず「要点整理編」を何度も繰り返し反復する使い方で、しっかりとした基礎力をつけることができます。
また、A、B、Cの3段階に難易度を分けて問題を掲載しているため、「A問題をまずできるようにする」や「C問題だけを選択して学習する」など各自の状態に合わせてすすめていくことが可能です。
「問題演習編」で実践力を身に着ける
本書の「問題演習編」では、16のテーマに分け、入試問題を題材とした、実践問題と丁寧で分かりやすい解説をまとめています。
「要点整理編」で習得した知識を実際に使いこなす訓練をしていくことができます。
基礎事項はすでに網羅できている人は、「問題演習編」から取り組み、分からない箇所や疑問点が出てきた際に、「要点整理編」に戻って確認するという使い方も効率的だといえます。
解説に多くのボリュームを割いているので、「問題文の読み方」、「構造式の組み立て方」、「速く解くために必要な考え方」などの、実践的な思考力をつけることが可能となっています。
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』の注意点
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』は、有機化学の中でも「構造式の決定」の問題だけを扱った参考書です。
ほかの単元については、他の参考書や問題集を併用すればいいでしょう。
問題数は、多くはないため、多くの問題をこなしたい人は、まず本書を網羅してから、他の問題集に取り組めばさらに学力を向上させることができます。
旧帝国大学や難関私立大学を志望している場合は、難易度の高い参考書および問題集を本書とともに利用すれば、高度な学力を身につけることができるでしょう。
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』|まとめ
『改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』は、有機化学において多くの受験生が悩みを抱える「構造式の決定」に特化した参考書です。
「構造式の決定」だけを集中的に学習することができるので、非常に効率の良い使い方が、できるようになっています。
「要点整理編」と「問題演習編」の2部構成になっているので、利用する人の状況にあわせて使うことができ、非常に丁寧で分かりやすく解説されています。
本書をしっかり網羅し、「構造式の決定」を攻略すれば、いつからか有機化学を得点源とすることができるでしょう。
【化学】参考書ルートはこちら
- 日大レベル(基礎徹底・実力養成)
- MARCH・地方国公立レベル ←今回の参考書はこちら
- 早慶・難関国公立レベル
- 共通テスト対策 化学
参考書ルートは武田塾が考案の自学自習のルート!
志望校合格に必要な参考書と学習の順番が一目でわかるため、自学自習におすすめです。