![[大学入試の得点源シリーズ]大学入試の得点源 化学[理論]](https://逆転合格.com/wp-content/uploads/2024/09/daigakunyushinotokutenngen-kagakuriron_r.jpg)
【MARCH・地方国公立レベル】に使用されています。
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、理論化学を学習しているほとんどの受験生を悩ませている計算問題を、不必要な計算過程や解説を究極なまでに省いて簡潔にまとめあげた参考書です。
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、どんな人におすすめなのか、レベルはどうなのか、またその効果的な使い方を紹介していきます。
教材名 | [大学入試の得点源シリーズ] 大学入試の得点源 化学[理論]新装版 |
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ジャンル | 参考書 |
出版社 | 文英堂 |
出版日 | 2016年7月25日 |
必要時間目安 | 2か月 |
目指す大学群レベル | GMARCH・関関同立・成成明大・四工大・日東駒専・産近甲龍 |
分量 | 112頁 |
具体的なおすすめポイント
- 豊簡素な計算式を用いているため容易に理解できる
- 細かく分類を分けているため分かりやすい
- A5サイズで軽量に作られているのでいつでもどこでも使用できる
- 大きな文字や見出しで読みやすい
注意点
- 問題数が少ないので演習用としては不向き
- 掲載されている問題は基礎レベル
化学理論分野の攻略最短コース案内本│『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、化学・化学基礎における理論分野を27の項目に分類分けし、さらに、重要な箇所を99の得点源ポイントとしてまとめた参考書です。
入試問題を解く際に、不必要な内容や説明は徹底的に省略して、最低限必要なことだけを非常に簡潔に整理してある他では類を見ない参考書となります。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』はどんな人におすすめ?
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、化学・化学基礎で大半を占める計算問題をどうしても苦手とする人におすすめの参考書です。
余分な説明および解説、別解などを完全に排除し、簡潔にまとめているため、複雑な計算式を理解することが難しいという受験生にも分かりやすくできています。
また、この参考書には、理論化学における暗記事項や実験器具の名称および使い方も分かりやすく整理して掲載しているため、覚える作業が苦手な人にも役立つ一冊となっています。
さらに、本書では、細かく単元を分けて、基礎事項から丁寧に解説してあるので、学校の定期テスト対策として利用したい人にもおすすめできる内容となっています。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』のレベル
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、化学・化学基礎の理論分野で必要とされる計算問題および暗記事項を基礎レベルから共通テストレベルまでを対象として27の項目に細分化し、まとめてあります。
この参考書は、化学の理論分野を基礎からやり直したい、また入試において化学の比重が高くなく、共通テストを乗り越えるだけの学力をつけたいという受験生にまさに最適の一冊といえるでしょう。
したがって、本書で取り上げられている例題および類題は、基礎レベルのものとなるため、国公立大学の二次試験やそれに準ずるレベルの私立大学の入試対策としては、いささか役不足となります。
また、大学入試で必要な内容以外は徹底的に排除されているため、大学入試のレベルを超えた発展的な内容は全く掲載されていません。
受験用の参考書ではありますが、基本事項の習得に重点をおいてあるため、化学・化学基礎の学習をこれから始めるという人にも十分理解可能なレベルとなっています。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』はいつから使えばいい?
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、いつから使えばいいかというと、化学・化学基礎の学習を始める時期が最も適しているでしょう。
中学の化学と比較すると難易度がいきなり高くなるため、いつの間にか分からなくなり、いつからか苦手教科になってしまうことが多いからです。
本書は、まとめ集の役割を目的として作られた参考書のため、ある程度学習が進んでからでなければ活用できませんが、学校進度に合わせて既習単元の学習に利用することで化学・化学基礎を苦手教科ではなく得点源となる得意教科とすることができるでしょう。
また、大学入試に必要なことだけを丁寧にまとめているので、入試の勉強に入るタイミングや学習に行き詰った場面で使用を始めても、効率よく役立てることができます。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』の特徴
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』の最大の特徴は、理論化学の難解な計算過程や、化学物質の構造式およびその性質などを必要最小限の言葉で、簡潔明瞭にまとめている点にあります。
分量が多くないため、いつからでも短期間で全単元をこなすことができるように作られています。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』は計算問題の解説が簡素で理解しやすい
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、教科書や他の参考書でよく見られるような長く複雑な計算過程の解説をほんの数行で非常に簡素にまとめてあります。
また、大きな文字や数式で解説してあるため非常に見やすく、読んでいる途中で分からなくなってしまうということがなく、計算問題を苦手とする受験生にも理解が容易に進むように工夫されています。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』は暗記事項が簡潔で覚えやすい
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、「物質の構成」や「化学結合」など無機・有機化学のように暗記に頼る単元においても、不必要な解説や踏み込んだ内容に触れることなく簡潔に整理してあるので理解しやすくなっています。
また、大きな文字や太字、一覧表などを用いて化学が苦手な受験生にも、視覚的な効果を利用して非常に覚えやすい構成で作られています。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』の使い方
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、他の参考書とは、使用目的が一線を画す内容となっているため理論化学を苦手とする受験生にとって非常に有効な使い方ができます。
本書を効果的に使うことにより、理論化学が苦手な人はもちろんのこと、さらに得点を上げたいという人も満足のいく結果を得ることができるでしょう。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』をまずひと通り解いてみる
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、非常に少ない分量で作られていて、全ての内容を学習するのにそれほど多くの時間を要しないので、受験勉強を始めるタイミングでまず、ひと通り解いてみるという使い方がおすすめできます。
他の問題集ほど問題数が充実しているわけではないので、本書だけで十分とはとても言えないのですが、受験勉強の初期段階ででおおまかに全体像をつかんでおくことを目的とした使い方は効率の良い学習方法だといえます。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』を補助的に利用する
他の参考書や問題集を使って学習を進めていく際、分からない所や行き詰まった所を本書でじっくり解決するという補助的な使い方も非常に効果的です。
他の参考書や問題集で、よく見かけるような複雑な計算式や長い解説などは、徹底的に省かれているため、理解しやすく学習の効率をあげることができます。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』は隙間時間や定期テスト対策にも有効
コンパクトな作りで軽量なので、持ち運びしやすく移動中の電車や車の中などいつでもどこでも隙間時間を利用した使い方ができるようになっていることも利用をおすすめできる理由のひとつです。
各単元を細かく分類分けした構成となっているため、指定される出題範囲が狭い学校の定期テストの対策用としての使い方も、十分可能です。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』の注意点
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、非常に簡素な解説で作られているため、化学を苦手とする受験生がいつからでも取り組みやすい内容となっているのですが、使い方に注意をしなければならない点があります。
注意点のひとつは、基本的な内容を理解することに重点を置いているため、掲載されている問題の多くは、基礎レベルから共通テストに対応できるレベルまでにとどまっています。
したがって、難関大学や旧帝大のレベルの受験対策としては不向きであるといえます。
更に注意が必要なのは、問題量が少ないため、化学・化学基礎においてそれほど難易度の高い内容を必要としていない受験生であっても本書を使った学習だけでは、とても充分だとはいえません。
他の参考書や問題集と併用し、難易度の高い問題に触れたり、多くの問題数をこなすことによって、より効果の高い学習ができるでしょう。
『大学入試の得点源 化学[理論]新装版』|まとめ
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、回りくどい解説や、だらだらとした計算式を完全に取り除き、入試問題を解くために最低限必要な言葉や表現だけを用いて、文字通り簡潔に整理した非常に珍しい参考書です。
計算問題だけではなく、物質の作りや、実験装置の名称・使い方など暗記事項においてもポイントを大きな文字で明瞭に分かりやすくまとめているため、英単語帳のように何度も繰り返し目を通して記憶するという使い方もできるようになっています。
A5版で厚みも薄く、ボリュームを少なく作ってあるので、入試直前での最終確認用の教材としても大いに役立ちます。
『大学入試の得点源 化学 [理論]新装版』は、そのタイトルの通り、化学・化学基礎の理論分野を得点源とするための力強いパートナーとなってくれることでしょう。
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