![[大学入試の得点源シリーズ]大学入試の得点源 化学[無機]](https://逆転合格.com/wp-content/uploads/2024/09/daigakunyushinotokutenngen-kagakumuki_r.jpg)
【MARCH・地方国公立レベル】に使用されています。
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、暗記事項がほとんどを占める無機化学という単元において、余分な説明や解説は徹底的に排除して必要なことだけに絞り込み、他では類を見ないほど簡潔に分かりやすくまとめた参考書です。
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、どんな人におすすめなのか、レベルはどうなのか、またその効果的な使い方を紹介していきます。
教材名 | [大学入試の得点源シリーズ] 大学入試の得点源 化学[無機] 新装版 |
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ジャンル | 参考書 |
出版社 | 文英堂 |
出版日 | 2016年7月25日 |
必要時間目安 | 1か月 |
目指す大学群レベル | GMARCH・関関同立・成成明大・四工大・日東駒専・産近甲龍 |
分量 | 96頁 |
具体的なおすすめポイント
- 必要事項だけを扱っているので暗記ポイントが分かりやすい
- 徹底して簡潔にまとめられている
- A5サイズかつ、軽量なのでなので持ち運びしやすい
- 文字が大きく読みやすい
注意点
- 暗記に特化した参考書なので問題演習には不向き
- 旧帝大受験のレベルではない
- まとめ集なのでいつからでも使用できるわけではない
コンパクトな要点まとめ集『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、暗記量の多い無機化学の内容を、コンパクトに要点だけをまとめた参考書です。
A5判で厚みもかなり薄く作られていて軽量なので、常に持ち歩いて必要な時にいつでも使うことができるようになっています。
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』はどんな人におすすめ?
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、大学入試で頻出の重要事項だけを扱い、かつ簡潔にまとめてあるので、要点だけを短期間に一通り学習したい人に最適の参考書となります。
また、本書は、解説を必要最小限に留めて、必要な内容だけを見やすいレイアウトで整理しているため、何をどこからどう覚えればいいのか分からないという受験生にも分かりやすく、おすすめできる1冊です。
更に、この『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、入試で化学を必要とするが、それほど比重が高くなく、化学は必要なところだけを時間をかけずに効率よく学習したいという受験生にもおすすめできます。
また、本書の構成は、無機化学に初めて接する人にも分かりやすく、教科書や参考書の補助、および定期テスト対策としての使い方もおすすめできます。
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』のレベル
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、重要事項の要点だけを簡潔にまとけあげた参考書なので、無機化学を始めたばかりの人から、入試対策用として国公立大学理系学部およびそれに準ずるレベルの私立大学を志望する受験生にも利用できる参考書です。
この参考書には、多くはありませんが演習問題も掲載されていて、その問題は、難関国公立大学およびそれに準ずる私立大学の過去の入試問題のレベルで作られています。
一方、無機化学で必須の暗記事項である化学反応やその経路を、簡潔に整理してある半面、どうしてその反応が起こるのかといった理屈など、踏み込んだ内容には触れていないため、大学入試の範疇を超えたレベルの学習はできません。
当然のことながら、『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、旧帝国大学の入試レベルには対応していません。
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』はいつから使えばいい?
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、いつから使えばいいかというと、これから入試勉強を始めるというタイミングで、まず一通り要点をつかむというような使い方をすると良いでしょう。
おおまかな全体像をつかんでおくことによって、実際に問題演習に取り組む時に、全く手が出ないなどということがなくなり、時間を無駄にすることなくスムーズに学習をすすめることができます。
もちろん『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、化学が分からなくなってきたという段階で使い始めても、分かりやすく端的にまとめられているので速やかに疑問点を解決することができるでしょう。
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は既習単元での使用が望ましい
大学入試の勉強はできるだけ早い時期に意識して取り組んでいく方がよいとはいえ、『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、いつからでも利用できるという訳ではありません。
本書は暗記事項のまとめに徹した参考書であるため、初見の単元の学習には使用できません。
一通り学習を終えた終えた単元で、教科書や参考書では分かりにくいところを本書で調べるというような使い方であれば、いつから使い始めたとしても無機化学を理解するうえで大いに役立てることができます。
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』の特徴
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、コンパクトにまとめられているとはいえ、必要事項はほぼ網羅されており無機化学の学習に十分に役立つ内容となっています。
この参考書は、大きな文字でとても見やすく見出しを付けているため、、調べたい内容をすぐに調べることができるようになっているのも大きな特徴だといえるでしょう。
また、『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』では、「つぎの2点」「この3つをおさえて」などと大きく太字でポイントを示してあり受験生の押さえておくべき箇所が一目で分かりやすくなるように作られています。
さらに、余分な説明や解説などは一切ないため、ここだけを覚えておけばよいというポイントが明確になり、どこを覚えたらいいのか分からないと悩んでいる受験生の大きな味方となります。
なお、本書は、各ポイントの後に演習問題を設けているので、そのポイントを利用した問題演習がすぐにできるように配慮されています。
大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』の使い方
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、他の参考書や問題集などを解いていて、分からない所や忘れてしまっている所が出てくるたびに調べるといった辞書のような使い方が最も適しています。
また、本書は、持ち運びしやすいポケットサイズで作られているため、いつでもどこでも暗記事項の確認用教材としての使い方ができる点も大きな魅力の一つです。
例えば、車や電車での移動中にカバンから取り出して、英単語帳で単語を覚えるように、暗記量の多い無機化学の重要事項の学習を隙間時間を利用して行うことができます。
また、読むだけでは覚えることができないという人は、覚えづらい箇所をノートに『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』の内容をそのまま丸写しするという使い方もおすすめです。
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、徹底して必要事項のみをまとめているので書き写すのに時間もかからず要点のまとめ方も身に付き、なにより自分の手を使って書くことにより記憶に残りやすくなります。
さらに、この冊子は、分量が少ないため、入試前日にさっと目を通すというような、入試直前の最終確認用の教材としても最適だといえます。
大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』の注意点
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、使い方にいくつかの注意しなければならない点があります。
本書には、演習問題も載せられていますが、その量は少なく演習用の教材としてはあまりにも不充分です。
参考書というよりも、最小限の暗記事項をまとめた暗記帳のような捉え方、または問題集を解く際の補助教材としての使い方をするべきです。
また、『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、学校進度に合わせて定期テスト対策などにも有効に利用できますが、解説書ではないため、予習には向いていません。
既習単元の、覚えづらい部分の確認および知識の整理を目的とした教材ですのでその点には十分な注意が必要です。
予習用の教材として使うのであれば、まず教科書や参考書で予習したうえで、分かりにくい箇所で本書を利用すると良いでしょう。
大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』|まとめ
『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、余分な解説を徹底的に排除し、これだけは最低限押さえなければならないという個所を非常に見やすくまとめた参考書です。
そのため、とても記憶に残りやすく、暗記事項がほとんどを占める無機化学の学習に大いに役立つ1冊です。
この参考書は、使い方次第で、日頃の受験勉強はもちろん、定期テスト前や、入試直前の最終確認にも活躍してくれます。
持ち運びしやすいサイズで、常にかばんの中に入れておいて、どこにいても無機化学の学習に利用できる『大学入試の得点源 化学[無機] 新装版』は、化学を必要とする受験生のこの上ない味方となってくれるでしょう。
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