
【共通テスト対策 化学】に使用されています。
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』は、暗記事項が多くを占める共通テスト化学基礎において、短期間で必要な知識を定着させ、共通テストの形式に慣れることを目的とした参考書です。
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』は、どんな人におすすめなのか、レベルはどうなのか、またその効果的な使い方を紹介していきます。
教材名 | 共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版 |
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ジャンル | 問題集 |
出版者 | 旺文社 |
出版日 | 2024年4月25日 |
必要時間目安 | 1か月 |
目指す大学群レベル | 関関同立・成成明学・四工大・日東駒専・産近甲龍・女子大 |
分量 | 224頁 |
具体的なおすすめポイント
- 頻出事項を14のテーマに分け簡潔にまとめている
- 3段階のステップ分けた構成で無理なく力をつけられる
- 必要な項目だけを扱っているため、短期で完成できる
注意点
- 共通テスト対策教材のため、難関私立大学の対策には不向き
- 入試用なので、ある程度学習を終えている必要がある
- 演習量を多くとりたい場合は、他の問題集と併用する必要がある
頻出暗記事項をまとめた短期攻略型参考書│『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』は、共通テスト化学基礎で必要とされる重要暗記事項を14のテーマに分類して丁寧にまとめた問題集です。
共通テストで頻出となる内容だけに絞り込み、不要な解説はできる限り省略して整理してあるため、短期間で仕上げることができるようになっています。
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』はどんな人におすすめ?
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』は、できるだけ時間をかけずに、共通テスト化学基礎の学習を完成させたい人におすすめできる問題集です。
化学基礎必修の暗記事項を、「これだけは押さえておきたい」という内容だけに絞り込んで解説しているため、最小限の学習時間でしあげることができます。
また、とても分かりやすい言葉で解説してあるため、化学基礎が苦手であったり、これから化学基礎の受験勉強を始めるといった人にもおすすめできます。
各テーマの冒頭で「必ず確認しておきたい基礎事項」や「必須暗記事項」を見やすく整理してあるので共通テスト直前の確認用に利用したい受験生にもおすすめの一冊です。
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』のレベル
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』は、共通テストで高得点を取ることを目的とした問題集なので、掲載されている内容は、共通テストと同様のレベルとなっています。
したがって、難関私立大学の受験レベルの内容は含まれていませんので、その場合は、難易度の高い他の問題集を併用してください。
本書では、暗記事項の解説のあと、「EXERCISE」、「チャレンジテスト」という項目で演習問題が設けられていますが、いずれも共通テストの過去の問題をもとにしたレベルで作られています。
ある程度化学基礎を学習している受験生を想定したレベルの問題集ではありますが、分かりやすい言葉と文章で解説しているため化学基礎を苦手とする人も問題なく取り組むことができます。
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』はいつから使えばいい?
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』は、いつから使いはじめるのがいいのかというと、受験勉強を始めるタイミング(高校3年生の春頃)が最も適しているといえます。
本書を利用して、早期の段階で化学基礎の内容をひと通り仕上げれば、再度反復したり、他の問題集で多くの演習問題に取り組む時間の確保が可能となるので、共通テストで高得点を期待することができるようになります。
一方で、必要最小限の事柄だけを分量をおさえてまとめてあるので、入試直前に使い始めても十分に効果を得ることが可能です。
ですが、ある程度化学基礎の学習が進んでいれば、いつからでも使い始めることができるので、できるだけ早いうちに本書を手に取ることが、最も高い効果を得る方法だといえるでしょう。
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』の特徴
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』は、14テーマに分けられた頻出事項を4つのCHAPTERに振り分けた構成となってます。
また、特に重要な暗記事項は赤文字で記載されており、付属の赤セルシートを使って繰り返し確認できるように工夫が施されています。
3段階の学習ステップで構成されている
本書は、「POINT」「EXERCISE」「チャレンジテスト」の3段階で着実に力をつけることができるように作られています。
「POINT」では、暗記事項を見やすい図などを利用して講義形式で丁寧にまとめているので、スムーズに理解することができるでしょう。
「EXERCISE」では、共通テストやセンター試験の過去問から演習問題が用意されており、「POINT」で理解した内容を実際に出題された問題で演習し更に理解を深めることができるようになっています。
各CHAPTERごとに用意されている「チャレンジテスト」では、本番に近い形式で問題が用意されていて、理解した知識を更に実践的なものに変えることができます。
近年の出題傾向に対応している
本書では、冒頭で共通テストの出題形式や出題傾向について言及し、高得点を得るための勉強法などを簡潔にまとめてあります。
さらに、「CHAPTER5」として、近年の頻出問題である日常生活とのかかわりに関する内容をまとめてあるところも、この参考書の大きな特徴だということができるでしょう。
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』の使い方
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』には、いくつかの効果的な使い方があります。
本書をうまく使えば、化学基礎が苦手な人はもちろんのこと、さらに得点を向上させたい、高得点を狙いたいという人にも十分に結果を得ることができます。
3ステップで知識を定着させる
各テーマごとにある「POINT」「EXERCISE」「チャレンジテスト」の3段階のステップに従って丁寧に学習をすすめていくと確実に力をつけることが可能となります。
「POINT」のコーナーで暗記事項をしっかり理解して「EXERCISE」で演習し、さら「チャレンジテスト」のコーナーで実践力を養うという使い方をすれば、無理なく学力をつけることができるでしょう。
暗記事項のまとめとしての使い方
この問題集は、「POINT」にまとめられている暗記項目だけを何度も読み返して記憶に収めるといった、暗記帳のような使い方ができます。
非常に見やすく整理されていて、記憶に残りやすいように工夫が施されているので、常に携帯して移動中の電車の中など、隙間時間に学習するような使い方をすれば、いつからか知識量が増えているでしょう。
直前の確認教材として利用する
本書は、「必ず押さえておかなければならない頻出事項」をできるだけ最小限の分量に抑えてまとめられているので、入試直前の確認用教材としても適しています。
共通テスト直前に、苦手な単元を再度見直したり、さらっとひと通り読み返すような使い方だけでも十分な効果を得ることができるでしょう。
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』の注意点
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』は、共通テストに特化した問題集なので、難関私立大学や国公立大学二次試験の対策用としての利用は難しいといえます。
難易度の高い大学の入試問題に対応する力をつけるためには、さらにレベルの高い参考書や問題集を併用する必要があります。
また、暗記事項の理解に重点を置き、演習問題の分量は少なく作られているので、演習量を多くとりたい場合は、他の問題集を利用するとよいでしょう。
ひと通り化学基礎の学習を終えた受験生が、短期間に集中して仕上げることを目的として作られているため、学校の定期テストの対策用としては適していません。
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』|まとめ
『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』は、短期的に集中して共通テスト化学基礎で高得点を取ることを目的とした問題集です。
重要事項を14のテーマに分類し、「POINT」「EXERCISE」「チャレンジテスト」の3段階のステップに分けた構成で、着実に必要な知識を定着させ、自分で考える力を養い、実践力をつけることができます。
特に、暗記項目をまとめた「POINT」の箇所は、何度も見返して、共通テスト直前まで知識の確認ができるように作られています。
短い期間で仕上げることを目的とした参考書ですが、化学基礎の学習をある程度終えていれば、いつからでも利用できるので、できるだけ早い段階で本書を手に取れば、共通テストにおいて化学基礎を得点源とすることができるでしょう。
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