
【日大レベル(基礎徹底・実力養成)】に使用されています。
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』は、化学の学習において必要不可欠な化学反応式を、単なる丸暗記ではなく、仕組みやルールを基にして、理解するための参考書です。
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』は、どんな人におすすめなのか、レベルはどうなのか、またその効果的な使い方を紹介していきます。
教材名 | 宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版 |
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ジャンル | 参考書 |
出版社 | Gakken |
出版日 | 2023年4月20日 |
必要時間目安 | 3か月 |
目指す大学群レベル | 東京一工・旧帝大・電農名繊・金岡千広・5S・STARS・早慶上智・GMARCH・関関同立・成成明学・四工大・日東駒専・産近甲龍・女子大 |
分量 | 200頁 |
具体的なおすすめポイント
- 丸暗記ではなく理解して覚えることができる
- 化学反応のルール別にまとめているので理解しやすい
- 細かく分類分けしているので必要な個所だけを学習できる
注意点
- 演習問題は掲載していない
- 量が多いため時間を要する
暗記ではなく理解するための参考書│宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』は、理論・無機・有機の3分野で登場する化学反応式をまとめた参考書です。
化学反応の仕組みや、化学式の命名法のルールに基づく解説により、単なる暗記ではなく、理解して覚えることを目的とした1冊です。
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』はどんな人におすすめ?
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』は、化学反応式をどうしても覚えることができないという人におすすめの参考書です。
いくつかのルールに則って、化学反応式を作る方法をまとめているので、単なる暗記が苦手な人には、特におすすめの1冊となります。
理論・無機・有機の3分野に分け、各分野でさらに細かく単元分けしてまとめているため、覚えたい箇所だけを絞り込んで学習したい人にも最適です。
また、Chapter1として、無機・有機化学の物質の名称や、基礎知識および化学反応式の係数のつけ方など、基礎事項を先にまとめているので、予備知識がゼロの状態から学習を始める人でも理解しやすくなっています。
各章末に物質ごとの反応式がまとめられているため、辞書的に利用したり、赤シートを使って暗記用の教材として活用したい人にもおすすめできます。
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』のレベル
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』は、大学入試で必要とされるレベルの化学反応式をほぼ全て網羅しています。
そのため、一般私立大学を受験する人から旧帝大や難関私立大学を志望している人まで、あらゆるレベルの受験生に対応しています。
また、本書では、「受験で問われることはないが、知っておくべき反応式」も掲載しているのでワンランク上のレベルの知識を身につけることができます。
なお、膨大な量の反応式をまとめているので、他の「宇宙一覚えやすい」シリーズの参考書のように易しいレベルのイメージとは異なる内容となっています。
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』はいつから使えばいい?
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』は、目的や状況に合わせて、いつからでも使い始めることができます。
化学の学習に入るタイミングで、学校の授業の進度に合わせて予習復習に利用すれば、自然に化学反応式を作るルールが身につき、いつからか化学を得意教科とすることができるでしょう。
本書は、細かく単元を分けてまとめているので、化学反応式を覚えることが苦手だと感じ始めてから使い始めても十分な効果を期待することができます。
受験対策として利用する場合、暗記量が膨大なため、遅くとも、高校3年生の春あたりで本書に取り組むようにすればいいでしょう。
ある程度化学反応式を覚えている場合は、章末のまとめページを活用して、受験直前の時期に使い始めてもいいでしょう。
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』の特徴
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』は、大学入試で必要とされる化学反応式を、分野別にまとめた参考書です。
化学反応式の学習だけに焦点を絞った本書には、4つの大きな特徴があります。
単なる暗記ではなくルールを理解できる
本書では、暗記するだけになりがちな化学反応式を、いくつかの決まったルールに従って導き出せるように解説しています。
「化学反応が起こるルール」別に反応式をまとめているので、反応の本質を理解することができます。
単なる丸暗記ではないため、効率がよいうえ、化学全体の理解が深まり、応用力を身につけることが可能となります。
3つの出題パターンに分けてまとめている
この参考書では、化学反応式を要する入試問題を3つのパターンに分けて分かりやすく系統づけて整理しています。
出題形式に基づいてまとめているため、理解と同時に実践力を養うことができるようになっています。
問題文を化学反応式に変換できるようになる
本書は、日本語から化学反応式を導きだすことができるようになるために、まず化学式命名のルールや慣用名をまとめています。
化学反応の仕組みや理屈も詳細に解説しているため、なぜその反応物からそのような生成物ができるのかが分かるようになります。
イラスト入りで取り組みやすい
本書は、随所に親しみやすいキャラクターを利用したイラストを配置して、難解なイメージのある化学反応式の学習を取り組みやすくしています。
基本事項も丁寧にまとめているので、化学に苦手意識を持つ人でも学習意欲を持つことができます。
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』の使い方
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』は、化学の問題を解くうえで、避けては通れない化学反応式の習得に特化した参考書です。
本書をより効果的に利用するための効果的な使い方がいくつかあります。
基本事項を暗記ではなく理解する
この参考書は、3つのChapterに分けられていて、Chapter1で化学式の命名の基準及び慣用名が理由を添えてまとめられています。
化学を苦手とする人や漠然と暗記するのが嫌な人は、まずChapter1で、化学反応式のできる基本的なルールを理解する使い方が適しています。
丸暗記と違い、理由付けすることにより、効率よく覚えることができます。
3段階のステップでで化学反応式を理解する
本書では、3段階のステップで学習できるように整理しているので、各ステップに沿って学習していく使い方をすれば、無理なく反応式を記憶することができます。
具体的には、「両辺の反応式が与えられていて係数を決める」→「反応物が与えられていて生成物を求める」→「問題文から化学反応式を求める」の3ステップを経て理解を進めていきます。
この3段階のステップ学習で、ほとんどの反応式を単純な暗記ではなく、理解して導き出すものとして身につけることが可能となります。
辞書的な使い方
この参考書では、各Chapterの最後に、物質ごとに分類された化学反応式をまとめているので、忘れてしまった反応式を調べる際に辞書的な使い方ができるようになっています。
また、赤シートで隠して反復学習できるようになっているので、移動中のすきま学習や、直前の確認教材としての使い方も効果的です。
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』の注意点
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』は、化学反応式を学習するうえで、非常に優れた参考書ですが、効果的に使うためにいくつかの注意点があります。
他の「宇宙一シリーズ」は易しい印象がありますが本書は例外であり、化学反応式の学習自体の難易度が高く、難しく感じる部分があるので注意が必要です。
しかし、決して難解な内容というわけではなく、とても分かりやすくまとめられているので、焦らずに時間をかけて進めていけば、確実に実力をつけることができます。
また、演習問題は掲載されていないので、実践的な問題に取り組む場合は、他の問題集を併用すればよいでしょう。
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』|まとめ
『宇宙一覚えやすい 化学反応式ハンドブック 改訂版』は、化学反応式において、単なる暗記学習から理解する学習へと変える画期的な参考書です。
3段階のステップで、無理なく化学反応式を自分で作ることができるようになり、いつからか化学を得意教科とすることができるでしょう。
まとめのページを何度も繰り返し見直すことにより記憶を確実なものとすることが可能となります。
いつからでも使い始めることができますが、学習量が膨大なため、できるだけ早い段階で本書を手に取りむようにすれば、化学を得点源にできるでしょう。
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