【MARCH・地方国公立レベル】に使用されています。
科目 | 生物 |
出版社 | 文英堂 |
目的 | 生物の難関大学対策 |
対象者 | 難関大志望者 |
難易度 | 私立医学部、東大理系レベル |
分量 | 800ページ |
使用期間 | 高三夏休み前後~過去問演習前 |
ジャンル | 生物参考書 |
・具体的なオススメポイント
詳しい内容まで網羅されていて、解説も分かりやすい。
・注意点
MARCHや地方国公立レベルまでをマスターしてから取り組むこと。
東大や私立医学部にも対応できるハイレベルな生物の参考書
『大森徹の最強講義117講 生物』は東大や私立医学部などの難関大学対策ができる生物の参考書です。大学入試で出題される生物の知識が詳しく解説されていて、問題数も多くなっています。
また、知識問題だけでなく計算問題や実験考察、論述問題なども扱われている点が特徴です。問題の難易度や内容はハイレベルですが、解説も丁寧で分かりやすく書かれているため、着実にレベルアップできます。
ただし、『大森徹の最強講義117講 生物』に取り組むには、MARCHや地方国公立大学レベルの基礎力が必要です。大学入試向けの一般的な生物の参考書を一通り終えてから着手しましょう。
以下では『大森徹の最強講義117講 生物』の詳しい内容や学習のポイントをまとめました。理系の難関大学を志望する生物選択の受験生はぜひ参考にしてください。
予備校のプロ講師による詳しく丁寧な解説で分かりやすく学べる
生物の細かな知識まで載っている『大森徹の最強講義117講 生物』は、予備校のプロ講師によって書かれた参考書です。基礎的な内容でも省略せず丁寧に解説することと、高度な内容も分かりやすく解説することを重視して構成されています。
大学入試の生物で出題される内容が全部で117講のテーマに分けて解説され、1講の内容は60分程度の授業のような構成です。
難関大学の生物の問題を解くためには、細かな知識を正確に覚えていることと、知識を使って計算問題や論述が正確に解けることが重要となります。
『大森徹の最強講義117講 生物』では知識と応用の両方が分かりやすく解説されているため、難関大学を目指す受験生のための仕上げ用の1冊としておすすめの内容です。重要用語やポイントが目立つように記載されているため、効率よく知識の整理ができます。
また、生物の教科書では扱われていなくても受験に出題される内容は、「+αパワーアップ」というコラムで学ぶことが可能です。
計算問題や論述問題など、幅広い問題に対応できる
『大森徹の最強講義117講 生物』は、難関大学の生物で出題される幅広い問題に対応しています。生物の入試で出される問題には、単に用語を暗記しているだけでは解けないものも多いです。実験操作の流れや器具の使用方法を理解した上で、使用する試薬の種類や含まれる物質、計算方法もマスターしておく必要があります。
『大森徹の最強講義117講 生物』では、入試でよく出る計算問題や論述問題に関する特別コーナーがあるため、得点力アップが可能です。実験内容やよく出る問題の解き方を理解した上で、演習を繰り返してスムーズに計算できるようにしておきましょう。
生物の計算問題は計算や扱う桁数が多いものもあるため、ミスなく手早く解く力が重要です。難関大学を志望する受験生は、『大森徹の最強講義117講 生物』の解説を参考に、生物の問題を解く力を身に付けてください。
大学入試標準レベルの生物の実力を身に付けてから取り組もう
医学部をはじめ、理系の難関大学に対応できる『大森徹の最強講義117講 生物』に取り組む際には、生物の基礎力が必要です。大学入試標準レベルの生物の実力を身に付けてから、『大森徹の最強講義117講 生物』に取り組むようにしましょう。
生物の基礎が身についていない段階でこの参考書に取り組んでしまうと、問題を解いたり解説を理解したりする際に必要以上に時間がかかってしまいます。先に、生物の教科書や講義形式の参考書、基礎レベルの問題集をクリアしてから『大森徹の最強講義117講 生物』に取り組んでください。
なお、基礎力を身に付けるための生物の参考書としては、『理系標準問題集』や『国公立標準問題集CanPass』、『リードLightノート生物』などがあります。これらの参考書は大学入試で出題される生物の定番問題が載っているため、基礎固めが可能です。
基礎が理解できたあと、『大森徹の最強講義117講 生物』に取り組み、志望大学の過去問演習へと進めていくことをおすすめします。志望大学の生物の過去問もできるだけたくさん解き、出題傾向や時間配分に慣れていきましょう。
定着するまで丁寧に
『大森徹の最強講義117講 生物』は、全10章・各章12講程度の構成となっています。
各講は60分の講義と同程度の分量とされているため、じっくり60分かけて丁寧に取り組んでいくのが理想的です。
ただし、本書を一周しただけで全ての内容を暗記したり理解することは難しいと思います。
全800ページとボリュームも多く、一周するだけでも単純計算で60分×117講=117時間、毎日1講ずつ取り組んだ場合は約3か月かかることになりますが、一気にやり終えようとせずじっくり丁寧に取り組むことで知識の定着に繋がります。
1講ずつ丁寧に取り組みつつ、各講で最も理解するべき「最強ポイント」を書き留めておきましょう。
2周目に取り掛かる際や受験直前には、この「最強ポイント」を重点的に復習すれば効率的な勉強になります。
また、図と説明文のレイアウトも分かりやすく、黒板のようなデザインが用いられているため、実際の講義に近い感覚で取り組んでいくことができるでしょう。
まとめ
生物の細かな知識まで載っているハイレベルな参考書『大森徹の最強講義117講 生物』について解説しました。私立の医学部や東大入試にも対応できる内容で、生物の参考書の中で最も詳しいといっても過言ではありません。まさに”最強”の参考書といえるでしょう。
知識問題だけでなく、計算問題や実験問題、論述問題の対策もできます。予備校のプロ講師が解説しているため、高度な内容でも分かりやすく学べる点が『大森徹の最強講義117講 生物』の特徴です。教科書では扱われていなくても入試では出題される問題も掲載されています。
まずは、基礎的な参考書を使ってMARCHや地方国公立レベルまでの内容をマスターした後『大森徹の最強講義117講 生物』に取り組みましょう。その後過去問演習を繰り返すことで、生物で高得点を取るための実力が身に付きます。
【生物】参考書ルートはこちら
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