【日大レベル】に使用されています。
科目 | 生物 |
出版社 | 文英堂 |
目的 | 生物の基礎知識暗記 |
対象者 | 生物の初学者 |
難易度 | 基礎レベル |
分量 | 192ページ |
使用期間 | 高三夏休みごろまで |
ジャンル | 生物問題集 |
・具体的なオススメポイント
生物の重要語句が空欄補充形式でコンパクトに暗記できる
・注意点
講義形式の参考書と併用しながら学習すること
生物の基礎用語が穴埋め形式で暗記できる参考書
『生物 必修整理ノート』は生物の基本用語が穴埋め形式で暗記できる参考書です。生物の学習が初めての人や、授業を受けたもののよくわからなかったという人におすすめします。
生物の問題を解くためには、生物の体の仕組みや化学変化の内容、生物の実験に関する知識などの用語を覚えておくことが大切です。まずは基礎用語を覚えた上でないと問題演習に進めないため、『生物 必修整理ノート』を使って基礎用語を頭にインプットしていきましょう。
ただし、重要語句の暗記に特化した参考書のため、講義形式の参考書と併用する必要があります。また、空欄補充形式の参考書ではありますが、空欄以外の部分についても丸ごと理解していくことが重要です。今回は、『生物 必修整理ノート』に関する詳しい内容や学習のポイントについてまとめました。生物の学習をこれから始める人はぜひ参考にしてください。
重要語句の穴埋め問題と、確認テストを解くことで生物の知識が定着する
『生物 必修整理ノート』は、生物の重要語句の解説の文章の所々が穴埋めになっているパートと、各章ごとの確認テストによって構成されています。生物の学習を進める際には、基礎用語やその意味を暗記する作業と、覚えた知識を使って問題を解く作業の両方が必要です。
『生物 必修整理ノート』は、各章ごとに「練習問題」、そして各編ごとに「定期テスト対策問題」という2つの問題がついているため、覚えた知識を使った演習にも取り組むことができます。用語暗記と問題演習を順番に進めていくと、練習問題と定期テスト対策問題の2つに時間を空けて取り組む形になるため、効率的な学習が可能です。
なお、穴埋め形式の問題集に取り組む場合の注意点として、空欄の位置やページ内のヒントを参考にして解かず、文章の意味を丸ごと理解することが挙げられます。空欄の位置をヒントにして正解がわかるようになっても、実際のテストで使える知識が身に付きません。この点に注意して、生物の基礎知識を定着させていきましょう。
なお、『生物 必修整理ノート』には、頻出の実験や計算問題について解説した特別なコーナーがあります。いずれも入試によく出る内容のため、実験や計算問題の解説にも目を通して、基礎知識として理解しておきましょう。
類似する生物の参考書と比べて問題量が少なく取り組みやすい
生物の基礎知識が学べる類似の参考書として、『リードLightノート生物』が挙げられます。『生物 必修整理ノート』と『リードLightノート生物』の違いは、扱われている問題の形式とボリュームです。
『生物 必修整理ノート』が基礎用語の暗記に特化していることに対して、『リードLightノート生物』は用語暗記と問題演習の両方を1冊で完結できることが特徴となっています。そのため、『リードLightノート 生物』は全体の問題量が多いです。
生物に苦手意識がある人や、入試本番までに生物の学習に使える時間が短い人の場合は、コンパクトに学習できる『生物 必修整理ノート』をおすすめします。
一方、時間に余裕がある人や、生物がある程度得意な人であれば『リードLightノート生物』を使って知識の暗記と問題演習を同時に進めていくのが効率的です。自分の生物の実力や、生物に使える学習時間を加味した上で、最適な参考書を選びましょう。
講義形式の参考書や問題集との併用がおすすめ
『生物 必修整理ノート』は最低限覚えておくべき生物の基礎知識が網羅されていますが、各用語の詳しい意味については解説されていません。用語だけ暗記しても意味が分からなければ問題が解けないため、講義形式の参考書を併用しながら学習するのがおすすめです。
『高校これでわかる生物』などの参考書は、生物の学習が初めての人でも分かりやすい内容となっています。教科書や図説、講義形式の参考書をベースに学習を進めつつ、覚えるべき用語の暗記は『生物 必修整理ノート』を使ってインプットしていきましょう。
なお、『生物 必修整理ノート』は、出版社の公式サイトからダウンロード教材として紙面データや追加問題が配布されています。紙面データをダウンロードすれば、スマホやタブレット端末からも『生物 必修整理ノート』の内容を見ることが可能です。スキマ時間を使って用語暗記をしたい人は、ダウンロード教材も活用しながら学習しましょう。
まとめ
生物の基礎用語が網羅されている穴埋め形式の参考書『生物 必修整理ノート』について紹介しました。生物の学習が初めての人は、講義形式の参考書で内容を理解しつつ、『生物 必修整理ノート』を使って用語の暗記を進めていってください。
その後、問題演習へと進むことで、過去問を解くための基礎力が身に付きます。なお、空欄補充形式の問題を解く際には、ページ内の情報や空欄の位置などをヒントにして解くのではなく、問題文の意味を理解した上で覚えていくことが大切です。
また、『生物 必修整理ノート』の各章や各編の最後についている確認テストを解くことで、覚えた知識を定着させていきましょう。
【生物】参考書ルートはこちら
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