高校これでわかる 生物基礎 新課程版|生物基礎が基本が押さえられる参考書

科目 | 生物基礎 |
出版社 | 文英堂 |
目的 | 生物基礎の内容理解 |
対象者 | 生物基礎の初学者 |
難易度 | 基本レベル |
分量 | 144ページ |
使用期間 | 高二~高三1学期ごろまで |
ジャンル | 生物基礎の講義形式参考書 |
・具体的なオススメポイント
生物基礎の基本事項がイラストや図を含めて分かりやすく学べる
・注意点
基礎事項の暗記は『必修整理ノート 生物基礎』を併用すること
生物基礎の基本的な内容が分かりやすく学べる講義形式参考書『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』
今回ご紹介する『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』は、新課程の生物基礎の内容が分かりやすく学べる講義形式の参考書です。内容は一見すると教科書のような固い印象を受けるかもしれませんが、実際に読んでみると説明は分かりやすいため生物基礎を初めて学習する人にもおすすめできます。生物基礎の教科書を読んだり授業を受けたりしてもいまひとつ理解が深まらずに悩んでいる人は、『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』を使って生物基礎の基本を押さえるのがおすすめです。
なお、生物基礎の内容はこの教材1冊だけで完結するわけではなく、基本的な用語の暗記や、基本を理解した後に解くさらに難しい演習問題などは別の教材を併用する必要があります。『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』以外の生物基礎の教材も活用しながら、入試に必要な生物の実力を身に付けていってください。
今回は、そんな『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』について、詳しい内容や学習のポイントをご紹介します。大学入試で生物基礎を利用する人はぜひ参考にしてください。
図やイラストが豊富でレイアウトも見やすいため、直感的に理解できる
『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』の最大の特徴は、図やイラストが豊富なことです。生物基礎や生物で扱われる問題は、主に生物の体内で起こる様々な化学反応をテーマにしているため、文章だけでなくイメージで理解していることが大切になります。言葉だけを暗記していても、実際の問題はなかなか解けないため注意が必要です。
『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』は生物基礎を初めて学ぶ人でもイメージがしやすいように、十分な分量の図解が載っています。扱われている生物基礎の内容を分かりやすくかみ砕いて解説してくれているので、生物基礎に苦手意識がある人でも無理なく学習を進めることが可能です。生物基礎で扱われている内容は、図を見て理解出来るだけでなく、自分で図を描いて説明できるレベルまできちんと理解しておくと、高得点が狙えます。
なお、講義形式の参考書の中には、テキストの文体が話しかけるような文体になっているものもありますが、『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』はどちらかというと教科書のような文体となっています。
しかし、説明の分かりやすさや詳しさは生物基礎を初めて勉強する人でも十分に取り組みやすいレベルになっていますので、見た目の固さで食わず嫌いせずに読み進めてみてください。この教材を使えば、教科書を読んでも分かりにくかった生物基礎の要点がスムーズに理解できるようになります。
用語の単純暗記には『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』以外に『必修整理ノート 生物基礎』の併用がおすすめ
大学入試の生物基礎や生物の問題は、基本的な用語や知識を正確に暗記していることと、暗記した知識を使って実際の問題を解けることの両方が重要です。
ただし、『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』はあくまでも生物基礎の基本知識を理解するための講義用参考書なので、この1冊だけで必要な用語を効率よく暗記したり、演習問題に取り組むことはできません。生物基礎で押さえておきたい重要な用語を暗記するなら、『必修整理ノート 生物基礎』を併用するのがおすすめです。この教材は、大学入試の生物基礎で出題される可能性が高い用語を、覚えやすくまとめて整理してくれている良書となっています。
今回ご紹介している『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』を使って生物基礎の内容をイメージを含めて理解していきながら、各単元で覚えるべき暗記事項を『必修整理ノート 生物基礎』を使って確実にインプットしていくという学習法がおすすめです。暗記用と理解用の教材をそれぞれの役割に特化して使い分けることで、短期間で効率的に生物基礎の土台を固めることができます。
基本事項が理解出来たら問題演習を積み重ねて完成度を高めることが重要
知識の暗記や理解が一通りできた段階で、生物基礎の問題集や入試の過去問を使って完成度を高めていくことが重要です。単に用語や知識を覚えただけでは、その知識を使って実際に問題を解けるかどうかは分かりません。また、問題を解くという形式の学習を通して、初めて苦手な単元や理解が曖昧だった点に気づくということもあります。
そのため、『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』や『必修整理ノート 生物基礎』を使って基本事項が理解できた後は、問題演習を積み重ねていくようにしましょう。
特に、入試で出題される標準レベルの問題が載っている問題集や、志望する大学の過去問は繰り返し解くことが大切です。生物基礎や生物の問題は、各単元である程度出題パターンが決まっているため、過去問をたくさん演習しておけば本番で似たような問題が出題される確率が高まります。基本事項を覚えた後は、問題演習量を増やしていくようにしましょう。
まとめ
今回は、生物基礎の基本が分かりやすく学べる講義形式の参考書『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』についてご紹介しました。この教材は、生物基礎で押さえておきたい基本的な事項を、イラストや図を使って分かりやすく解説してくれる良書です。生物基礎を初めて勉強する人でも無理なく学習を進めることができます。
なお、基本事項を『高校これでわかる 生物基礎 新課程版』で理解しつつ、『必修整理ノート 生物基礎』を使って重要な用語や知識を暗記していくのがおすすめです。生物基礎の内容理解と重要事項の暗記を別々の教材で行うことで、効率よく基本をマスターしていきましょう。基本が理解できたら、問題演習を積み重ねて応用力を磨いていってください。今回の情報を参考に、生物基礎の学習を進めていっていただければ幸いです。