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学習院大学学部別対策|世界史

学習院大学学部別|世界史対策

文学部へ行きたい方
法学部へ行きたい方
経済学部へ行きたい方

文学部へ行きたい方

文学部世界史の基本情報

試験時間:90分、配点:100点

大問の構成(2014年度参考)

筆記
1.選択
2.選択
3.訂正・記述
4.記述
5.論述

傾向

出題形式:大問5題で、マークシート方式による選択法が2題、訂正・記述複合問題が1題、記述法1題、論述法1題(200字2問)という形式が定着している。試験時間は90分だが、回答個数は60個前後でそのうち2つが200字の論述であることを考えると、解答にはかなりのスピードも要求される。出題内容に関しては、地域別では、例年、東洋史分野と西洋史分野の比重はほぼ同じである。西洋史分野は法・経済学部と比べると西ヨーロッパ中心でオーソドックスな問題が多く、東洋史分野も中国史重視の傾向が強い。時代別では、古代から現代まで各時代からバランスよく出題されている。第二次世界大戦後からの出題はそれほど多くはないが、2011年度は㈫でキューバ危機に関連して問われた。
分野別では、政治史を中心にしながらも、社会・文化史まで含めた総合的な問題も多い。特に文化史は要注意で科学技術史や文学史、文字の歴史などは繰り返し出題されている。論述問題は例年、西洋史・東洋史からそれぞれ一題ずつ出題されている。時代・テーマともに幅広く、的を絞ることは困難であるが、事件や文化交流により状況がどのように変化していったものかを問うものが多い。難易度は受験レベルを超える問題は以前よりかなり少なくなったが、200字2問の論述問題は、受験生にとってかなりの負担になるため、全体のレベルはかなり高い。対策としては、数問の難問以外はほとんど教科書の範囲からの出題なので、教科書を精読し、基本的な流れをつかむことが大切である。また記述・論述問題が必ず出題されているので、書いて覚える作業をしたい。特に中国史の漢字は間違えたり忘れたりすると致命的なので必ず書いて練習すること。

経済学部へ行きたい方

経済学部世界史の基本情報

試験時間:60分、配点:120点

大問の構成(2014年度参考)

筆記
1.選択
2.選択
3.訂正・記述
4.記述
5.記述・論述

傾向

例年、1と2がマークセンス法による選択法、3が訂正・記述複合問題、4と5が記述法で、計5パターンで固定している。試験時間は90分だが、解答数が100個以上と非常に多く、かなりの解答スピードが求められる。出題内容に関しては、地域的では、東西比はほぼ均等がとれている。しかし、一般に受験生が苦手とする「東南アジア」や「内陸アジア」などの出題が見られるので注意が必要だ。
時代別では、従来は近世・近代の比重が大きかったが、近年は古代・中世の問題も扱われその面でも均衡が図られている。第二次世界大戦後からの出題は多くないが、2010年には冷戦下の世界が出題されており、教科書の最後まで学習する必要がある。分野別では政治史に加え、学部の性格上経済史の問題が例年出題されている。また、歴史と地理の関連を重視した問題が出題されることもある。2009〜2011年度は文化史も目立つため注意が必要である。
難易度の面では、以前よりかなり標準化し、取り組みやすい問題となっている。しかし解答個数が100個以上にも及んで量的に非常に多いのが特徴であるから、確実な知識と、スピーディーな処理が必要であり、その点でレベルは高いといえる。対策としては、難問よりも、基本的な問題の取りこぼしが合否を分けることになるので、教科書を精読し、自分でノートにまとめる作業が有効である。また、記述問題が出されているため、中国史を含む東アジア史を中心にしっかりと書けるように練習しておくことが必要である。

法学部へ行きたい方

法学部世界史の基本情報

試験時間:60分、配点:100点

大問の構成(2014年度参考)

筆記
1.選択
2.選択
3.訂正・記述
4.訂正・記述
5.記述

傾向

例年大問は5題で、うち選択法2題、訂正法(一部記述式含む)1題、記述法2題が近年の基本パターンとなっている。試験時間は60分で解答個数は例年70個前後であるから、かなりの解答スピードが求められる。出題内容に関しては、地域別では、ほぼ全地域からまんべんなく出題されており、大きな偏りはない。東洋史関連では、例年中国史が必出となっているため、漢字を間違える、または忘れてしまうと致命的なため、難しい漢字もしっかり書けるよう練習しておくことが必要である。時代別では、古代から第二次世界大戦後まで幅広く扱われている。例年㈭が現代史の大問となっている。分野別では、政治史が中心であるが、法学部ということを意識してか、法律関連をリード文とする出題が目立つ。また文化史の出題も多いので注意が必要である。
難易度に関しては、近年、標準的な問題が中心となってはいるが、それでも少なからず難問は見受けられる。また問題数数も多く、全体のレベルは相当高いといえるだろう。対策としては、地域・時代ともに幅広く出題されるので、難問が見られるといってもまずは教科書を精読することが重要である。その中で『世界史B用語集』(山川出版社)などを併用して細かい点を補充し、用語の意味を確実に抑えておきたい。そして記述問題対策として、書いて覚える作業も重視していきたい。

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