過去問

志望校レベルの参考書を完璧にしたら、過去問演習をしながら自分の知識の不足を補ったり、
英文の解釈能力・処理能力をひたすら高めていくことになります。

ここまでの学習で英語の世界の枠組みは出来上がっているので、その枠組みの中でどんどん新しい知識を拾って集めていくしかありません。
最後はそういう領域です。

レベル分けと解く順番

過去問はおさえの大学、偏差値の低い大学・学部、英語が簡単なところから始めましょう。
理由は、読めるレベルのものからやることの方が効率的に実力がつくからです。

もちろん、第一志望の問題がどのような傾向にあるか、どのくらいのレベルに位置するのかを早めに知る必要があるので、第一志望の問題は学習を始めた早い段階でやっておくべきですが、
それ以外を除いて、押さえの大学、英文が簡単な学部からこなしていったほうが綺麗に実力がついていくと思います。

具体的な過去問の解き方・復習の仕方

ここからは具体的な過去問の解き方と復習の仕方について説明します。

全体としては

時間内に問題を解く

時間過ぎても解く

何を間違えたかを確認する

そこから何故その問題が解けなかったのか、考える

何故わからなかったのか分かったらそれに対しての対策を講じる

次に活かしていく。

という流れになります。

ひとつひとつ説明していきます。

過去問に関しては、やり方にコツはがあるのでそれを重視していく必要があります。

 

それに関して、書いていこうと思います。

 

 

 

①制限時間内で全力で解く。

・どこから手をつけたほうが得点率が高いかをこだわりましょう。簡単な設問から取り掛かるべきです。
難しい部分は時間をかけても正解しないかもしれないけど、簡単な部分は時間をかけただけきちんと点数になるので
簡単な問題は確実に正解していきましょう。

⇒Q.残り時間わずかで、記述問題と記号問題が残った。得点配分は同じ。難易度も同じ。さあ、どっちを解く?

A.記述問題を解くべき。理由は、記述問題を空白にして、記号問題しか終わらなかったら、点数が記述のほうは入らない。しかし、記述を書いて、記号を5秒で選んだら点数が入ります。

そういう視点を持ちましょう!つまり、どう時間配分をすればもっとも正解を多く解答できるかをこだわる。検証する。こういう視点を持って過去問に挑むべきです。

②制限時間を過ぎても解いていきましょう。

・緊張感は同じで、10~30分延長していきましょう。得点には含めないこと。制限時間内で答えた回答とは別に書き記しましょう。
↪こうする意味は、どの設問の正解率が高いかを検証し、どこの設問から手をつけるべきかを知るためです。

③何を間違えたかを確認する。

・重点的に復習する部分を明確にするために、解いた直後に印などを付けておきましょう。

④そこから何故その問題が解けなかったのか、考える

長文・会話問題の場合
・ある程度内容を理解しているときはいきなり解答解説を読むことでもいいですが、あまり本文を理解していないうちに解説を読むと処理能力を超えて意味わからなくなることが多いです。(本文が理解できていないのに、その設問の解説を理解するのは二重に難しいから。)

そのため、本文がある程度理解できたなら、いきなり解説から読み、本文がわからなかった場合は、全訳を読んだり、わからない部分を読めるようにして、本文をある程度理解した状態(通読して内容がわかる程度)までしてから解説を読みましょう。

・設問が問う問題の意図、プロセスを感じましょう。同じ問題、同じ文章は出ません。
しかし、解答を導き出すプロセスは同じことが大いにありえます。

どうして間違えたのか、どうやれば答が出せたのか、作成者はどういうことを聞いてきたのか、なにで間違えさせようとしてきたのかを考えましょう。

間違えた問題は必ず解き直し、解答のプロセスを再現しよう。同じ問題で解きなおして、答をだせなければ、
新しい問題で高得点が叩きだせる見込みはありません。

・長文の参考書の復習をするときと同じように、わからなかった「文」「単語」「イディオム」「パラグラフ」「背景知識・一般的な語句」のそれぞれのレベルで全問正解にしよう。
わからなかった部分には印をつけて、必ず○×に持ち込めるようにしましょう。
そして復習を欠かせないようにしましょう。チェックしたら、本文をはじめから通読して、大意がつかめるかやってみましょう。

このときに英語の処理能力が上がり、成績が一番伸びます。(本文がわからなかった場合、このプロセスを終えてから解説を読みましょう)

[/tab] [tab title=”文法問題の場合”] ・自信のない部分と×だった部分の解説を読み、知らなかった知識を吸収しましょう。
解きっぱなしにならないように、その日のうちに1回できるようにして、また日を改めて文法の設問を解くか、別紙に知識部分だけでもまとめておくべきです。(文法の暗記事項はまとめられるが、設問を写さないといけなくなることもあるかもしれないので、日をあけて間違えた問題だけを解くほうがいいです。)
[/tab] [/tabs]

⑥内容を全て、自分のものにするために再構築、記憶をしよう。
・⑤でも書きましたが、一度解けるようにしましょう。○×に持ち込んで、学習すべき事項をしっかりと絞りましょう。
ただ漫然と見つめたりしないことが重要です。(見るだけで覚えられる人はそれだけでOKです!)

⑦設問の意図、解けなかった部分、自分の得意不得意を考えて、もっとも効率的な戦略を考える。

単語が足りない、構文力がない、会話表現を知らない、時間が足りない、文法が弱い、英作文がヤバイなど、
自分が最も得点を失う原因を考えて、その部分の参考書を増やしたり、復習をしましょう。
そういった部分を潰していくことによって過去問の正解率は上がっていきます。
なんとなく解けたとしても、それは才能のうちだったりする場合があるので、
正解率の高い設問から解くようにしてください。
難しいものは、残り時間でがっつり解くのが重要です。
でも、そこの得点配分があまりにも高ければ要検討です。
判断基準は「どこに時間をかけることが一番点数が高くなるのか?」ということです。
同じ設問の中でも、「並び替え問題が以上に時間がかかって、しかもいつも間違える」ということであればその設問を飛ばすべきです。

大問、小問ごとにもっともいい時間配分を考えましょう。
今後伸びそうな分野を見つけたら、そこの対策の優先順位をあげよう。


これは最重要項目かもしれないです。

武田塾では「志望校の出題レベルまでの武器を揃えて、演習に入る」と書いているが、

それができていない場合があります。
つまり、ゆっくり解いても解けない、解説を見ても「あー!こうやるのか!」と思えない場合、
明らかに参考書なりテキストなりの知識が足りていないということがある。
もちろん全ての問題で自分のレベルにあっていなければならないというわけではないが、解説を見て理解できなかったり、
今まで学んだレベルのものでなければ、まだ揃える武器があるということであるので、
演習しても意味が無いということになる。過去問はアウトプットの練習にもかかわらず、インプットされていないという状態である。
頭に入っている知識が十分揃っていても、入試の設問どおり取り出せるかはわからない。
しかし、頭に入っている知識が足りないのであれば、100%でてくるわけはないのである。
そういうレベルではないかということは必ず考えてほしい。

⑧これを次の年に生かす。他の大学にいかす。志望校の決定にいかす。

・出題傾向・設問の種類は同じ大学学部で同じものが続いている可能性があります。

そのため、解いた年で培った反省を他の年度にいかして、高得点をとれるようにしましょう。

・こうやって解いていると、「自分は英作文はどうやってもできないようだ」「下線部和訳は完璧だけど、内容一致はどうしても間違えるみたいだ」「自分には多義語が足りない!」などと得意不得意がわかってきたりします。

もちろん、第一志望にあわせてこの得意不得意を調整していくわけですが、その得意不得意から志望校の決定もできるわけです。「早慶いければどこでもいい!」という生徒なら、得意な問題しか出ない学部を受験すればいいのです。

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