”1年で早慶合格”が当たり前の武田塾だけで引き継がれてきた偏差値を上げる復習法

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”1年で早慶合格”が当たり前の武田塾だけで引き継がれてきた偏差値を上げる復習法

1年で早慶、半年で早慶合格を毎年排出してきた塾、武田塾の復習方法を公開します!

しっかり実行すれば入塾することなく、逆転合格は可能です。

読み込んで実践していきましょう。

やっておきたい復習方法 基本編

復習の方法は一番相談されることです。復習の方法は話すとすごく難しいのですが、まず基本編です。
復習の方法はいろいろあるのですが、あなたがすぐに実行に移しやすい方法は以下の方法です。

1日10ページ勉強するとしたら、

月曜日  1-10 進む A
火曜日 11-20 進む B
水曜日 21-30 進む C
木曜日 31-40 進む D
金曜日  1-40 復習 A~D
土曜日  1-40 復習 A~D
日曜日  1-40の確認(テストの日もしくは調整日)
というように、4日進んで、2日戻り、1日で確認するというのが一番わかりやすい方法です。
毎日どんどん先に進んでしまうと忘れてしまいますし、毎日前の範囲の復習をしていると進むのが遅くなってしまいます。
そのため、4日2日1日のペースがもっともわかりやすくて効果も高めの方法だと思います。

最後の1日の「確認」の日は、理想は誰かにテストをしてもらった方がいいです。自分でやると甘くなりますし、誰かに確認してもらえばさぼることもありません。
もっと理想を言うなら、その人がペースメーカーとなり、毎週の宿題ややり方を指定してくれるとさらに効果的でしょう。

まずこれが復習の方法(基本編)です。

まずこの“基本”が出来ていない人が多すぎます。
この基本だけでもそうとう勉強とはどういうものかということが分かってくると思うので
実践してみてください。

やっておきたい復習方法 応用編

次に説明していくのは応用編です。
基本編ができるようになったなと思ったら進んでください。

まず、基本となるのが以下のペースです。

月曜日  1-10 進む A
火曜日 11-20 進む B
水曜日 21-30 進む C
木曜日 31-40 進む D
金曜日  1-40 復習 A~D
土曜日  1-40 復習 A~D
日曜日  1-40の確認(テストの日もしくは調整日)
日曜日のテストの日(武田塾では日曜日ではなく、この日が指導日となります。)にちゃんとテストで90%程度取れたら、その週の勉強はしっかり身に付いていることになるので、先に進みます。

この参考書は文法の問題集で全200ページだとしましょう。40ページまで完璧にしたので、次は以下のように進みます。

月曜日 41-50 進む A
火曜日 51-60 進む B
水曜日 61-70 進む C
木曜日 71-80 進む D
金曜日 41-80 復習 A~D
土曜日 41-80 復習 A~D
日曜日 41-80の確認(テストの日もしくは調整日)
この週は前回と同じ要領で進めばいいので簡単ですね。
今週も日曜日のテストでしっかり点数がとれればいいですが、ダメだった場合のことを今度は考えてみましょう。

41~80ページまでの文法問題を100問テストされ、60問しか当たらなかったとします。
これでは先に進んではいけない正解率(60%)です。そのため、次の週は同じ範囲を勉強することになります。
でも、同じ範囲を同じペースで勉強したら、一度やった範囲で、60%も身についている範囲なのでちょっと簡単すぎるかな?という考えになります。

そのため、今週の範囲は41~80ページの正解率を高めるためと、1~40ページの復習に勉強時間を割こうということになります。そうなると、ペースは以下の通りになります。

月曜日  1-20 進む A
火曜日 21-40 進む B
水曜日 41-60 進む C
木曜日 61-80 進む D
金曜日  1-80 復習 A~D
土曜日  1-80 復習 A~D
日曜日  1-80の確認(テストの日もしくは調整日)
1日20ページ進むことになりますので、大変だと思うかもしれませんが、2周目なのでそこまで間違えないため、無理のないペースになります。

やっておきたい復習方法 発展編

復習の方法の続きを書いていきます。
前回までで、

1週間ごとの確認で、できたら次の範囲に進み、できなかったら前の範囲に戻る。
戻るときは一度はやった範囲なので、1周目よりも早いペースで復習する
など、そういったことを紹介しました。

復習のポイントは

「無理のないペースで、でも楽なペースではなく、適度なペースを常に考え、完璧にしないまま先に進まない。」

ということです。

このことを頭に入れながら、例としてあげた、全200ページの参考書を完璧にするペースを見ていきましょう。
前回までの範囲は、以下のようでしたが、次の範囲をどうするかは最終日のテストにかかっています。

月曜日  1-20 進む A
火曜日 21-40 進む B
水曜日 41-60 進む C
木曜日 61-80 進む D
金曜日  1-80 復習 A~D
土曜日  1-80 復習 A~D
日曜日  1-80の確認(テストの日もしくは調整日)★ここでいい成績がとれるか?★
最後の日のテストでいい成績だったら、以下のようになります。

月曜日 81-100 進む A
火曜日101-120 進む B
水曜日121-140 進む C
木曜日141-160 進む D
金曜日 81-160 復習 A~D
土曜日 81-160 復習 A~D
日曜日 81-160の確認(テストの日もしくは調整日)
これはいたって普通ですよね。今までと同じペースで進めばいいのです。
そして、テストで成績が良ければ進めばいいし、悪ければ戻ればいいのですが、受験生はここらへんですごく迷うと思います。
テストの正解率が悪ければ何の迷いもなく、前の範囲の復習をしますが、テストが良かったとしても

「これで先に進める!」とも思えますが、
「そろそろ前の範囲と書復習しないと忘れちゃいそうだなあ。」

とも思います。ここら辺がすごく難しいですよね。
こういうときに、どんなことを気をつけながら考えればいいのかを書いていきますね。

1、 暗記が得意な生徒は先に、不得意な生徒はゆっくりと!

当たり前のことかもしれませんが、暗記が得意な生徒は先に、不得意な生徒はゆっくりと進むべきです。

忘却曲線の話は武田塾の勉強方法概論で書いてますが、とにかく完全忘却(やったことさえ忘れてしまう状況)を防ぐのが大事です。

再認可能レベルのうちに復習しないと完全定着しないので、暗記が苦手な生徒はとにかく確実に進むのが大切です。

2、 全体像を把握するか、レベルごとに仕上げるか。

分野によって異なりますが、先に進むことによって広い範囲を知り、全体像を把握を急ぐ教科もありますし、レベルごと、単元ごとに仕上げていったほうがいい教科もあります。

やっぱりこれも進学校の生徒に多いのですが、なんとなく一周しておいたほうが頭が整理され、そのあとの覚えるのが早くなるというタイプがいます。

社会や理科などはその傾向が強いです。全体を把握することによって、有機的に様々なものがつながりそうだと思うタイプは、とりあえず先に進み、一周してしまうのもいいでしょう。

でも、逆に「レベルごと」「単元ごと」にやったほうがいいタイプ、状況もあります。

例えば、「模試でいい成績を出したい!」と思った場合、模試の範囲だけを集中的に何度も反復したほうが当然高い偏差値が出るでしょう。(入試で結果を出すということを考えるとどうかなってかんじですが。)
また、早慶東大志望でも、今の状況として英語の初心者の場合、しばらくは早慶レベルの英単語は使わないですから、無理をして単語帳の最後のレベルまで仕上げずに、確実にMARCHレベルの英単語を身に着け、MARCHレベルの長文を読み、単語のアウトプットを繰り返してから先に進んでもいいでしょう。

いきなり最後のレベルまで、2000語覚え、苦労をし、しばらく使わずに忘れてしまうのはもったいないので、状況によってはレベルごと、単元ごとに止めて勉強するのもありだと思います。

以上が先に進むか?進まないか?の判断の基準です。
次の難関編はさらにさらに難易度の高い復習の方法を考えていきましょう。

やっておきたい復習方法 難関編

今までの復習の方法を見ていると、できない生徒はゆっくり進むべきで、できる生徒は早く進んでいいということでした。

こう考えると、

「できる生徒はどんどん先に進み、できない生徒はどんどん離されてしまうのでは?」

という問題が生じます。

では、暗記が苦手だったり、もともとそこまで勉強が得意でない生徒はどうしたらいいか、その対策を今回は書いていこうと思います。

「できない生徒はどんどん離されるのでは?」という心配ですが、ずばりその通りです。

できる生徒はペースが速いし、コツもつかんでいます。

だから「これは追いつくためにどんどん同じペースで進むしかない!」といってペースを飛ばすと、ぜんぜん身につかず、全く偏差値が伸びなくなります。
ですから、やはりどうしても「急がば回れ」なのです。着実に進むしかないのです。

じゃあゆっくり進むしかないのか、逆転できないのか…というわけでもありません。

本当に超できる生徒はほんの一握りです。
また、「できる生徒」や「進学校の生徒」が本当に完璧に効率のよい復習方法を徹底してやっているかと言えば、そんなことはありません。
林塾長は在籍している高校自体は現役・浪人合わせて早稲田に100人ほど合格する進学校でしたが、定期テスト・実力テスト共にビリで、もうどうしようもない感じでした。
進学校だとしても、林塾長のような生徒はたくさんいます。進学校の生徒でも、もともと記憶力が優れていても、方法を間違えればまったく伸びません。

できない生徒でも、武田塾の生徒が逆転合格しているように、「効率を徹底的に重視した勉強法」を実行すればいいのです。
できない生徒でも、できる生徒に追いつき、追い越すことは可能です。そのための細かなテクニックを書いていきます。

先に進みたいけど、前の範囲が忘れてしまうというのは万人の悩みです。そこで、そんな悩みを解決するおすすめする方法がいくつかあるので紹介します。お勧めの方法は以下の6つです

  • 見るだけ復習
  • ×をうまくつかいこなす
  • 別紙にまとめる
  • 夜と朝の勉強
  • 教科を絞るor勉強時間を増やす
  • 一日に細かく何度もやる

この方法に関してはまた別記事で説明していこうと思います。

武田塾の復習方法を理解することはできましたか?

武田塾の限らず、受験勉強は復習が命です。

それはあたりまえですよね。

勉強しても、その範囲を完全に忘れてしまってはやる意味がありませんから。

当たり前のことをあたりまえにできる。

大学が欲しいのはそういう人材であり、世の中に貢献できる人間はいつの時代もそういう人なんだと思います。

がんばって志望校合格をつかみ取りましょう!

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